naomiブログをご覧の皆様、こんにちは。naomiです

08.07.07昨日、フッ素の神様と呼ばれる

東京歯科大学衛生士学講座教授 

眞木吉信先生のセミナーに参加してきました。

naomiは鶴見大学短期大学、歯科衛生士科の卒業生で、昨日は同窓セミナーでした。母校を訪れたのは卒業以来。この15年間、大学に立ち寄ったことは一度もありません・・・

なぜでしょうね(笑)

学生時代には苦い思い出しかないからでしょうか(爆)

世界ではフッ素がむし歯の予防に必須と言われているのに・・・日本では今でも歯磨きでむし歯が防げるとか、砂糖の制限で虫歯が防げるとか・・・

大昔の予防法しか普及していません年間の砂糖の消費量。海外に比べて日本は少ないってご存知でしたか?砂糖と虫歯の相関関係をきちんと理解しないといけません。

鎖国ですからね。日本は

セミナーで興味深いスライドを拝見しました。

よく世界比較で12歳児の虫歯の状態のデーターが出ますが、日本でも12歳児のむし歯は年々減ってきています。

ところが。大人の虫歯はまったく減っていない・・・

海外の先生から質問があったそうです。

日本では12歳児の虫歯は少ない。そして歯科医師の数も多い。それなのになぜ日本は永久歯の虫歯が多いのか?と。

歯科医師が多いから・・・としか答えられなかったそうです。

歯科医師が多いから虫歯が多いって・・・なんだか変ですよね

本当に虫歯だっったのでしょうか?

最近は歯にひびが入っているから抜くと言ってインプラントを勧める歯科医師が増えていますのでご注意くださいね

日本人歯科医師のモラルを疑います。

日本は本当に鎖国です。

韓国は水道水へのフッ素の添加が決まったそうです。

世界的には、ウォーターフロリデーションとして水にフッ素を添加する国、ソルトフエロリデーションとして塩に添加する国。様々です。

ところが、日本ではそういったこともしないし、全身的にフッ素を取り込むこともない・・・歯科医院でフッ素を勧められることもなく、フッ素は毒だと信じている・・・

一向に大人の虫歯は減りません。なぜ?

治療が終わってもメインテナンスに来ることはなく、ほとんどの人が二次カリエス(治療したところも再治療)で痛い時だけ訪れる・・・

虫歯の原因菌であるミュータンス菌の定着は3歳までが勝負。日本で本当に3歳までの予防をしている医院があるのでしょうか?

フッ素は歯の萌出直後に一番効果があります。効果的にフッ素を使用し、歯磨きを習慣つけし、子供自らが自分で自分の歯を守るように関心を引く・・・

いないなぁ・・・そんなことしている衛生士。歯磨きをしてくれる医院はあります。フッ素を塗ってくれる歯科医院も・・・でも正しいホームケアを教えてくれるとか、子供が自分で歯を守れるように教育したり、情報提供してくれる歯科医院って・・・ない・・・

naomiだったら・・・

子供と仲良くなって・・・

年齢もよるけど・・・

歯って何本あるか知ってる?とか、歯って何するか知ってる?とか。ご飯ってどうして食べるのか知ってる?とか・・・すぐ歯磨きをするのじゃなくって、何で歯磨きするのか?何でお口の健康を守ることが大切なのか・・・

naomiが今大人の皆さんにお話していることを、子供のレベルに合わせた内容に変えて話したいです

歯医者さんで染めだしするより、歯を磨くより、一番大切なことです。

教育。始まりは“知ること”なのです。

子供は知れば自分でやります。興味があれば自分でやります。それが健康教育であって、セルフケアを助ける、本当の予防です。

naomiが毎年歯磨き指導に行っている小学校は、実は6月4日前後の虫歯予防週間の時しか学校に歯ブラシを持ってきていません。

私には子供たちの日常は知りえないことですが、そっと子供達が教えてくれたのです。

“本当はね、いつもは学校で歯磨きしていないんだよ”

学校で歯磨きできる環境を作らない大人達と・・・いいえ、むしろ歯ブラシをしながらふざけると危ないとか、流しが汚れるとか、学校で歯磨きをすることを反対する大人達。

対照的にいつもは歯磨きを学校でしないことを教えてくれる子供達・・・日本の歯科の現実です。

本当はこういうヘルスプロモーションを行政がやってくれればいいんだけど・・・行政も予算がないから^^;

でもnaomi医院でやっても費用が高いな・・・でもニードはあるかも。

大人になってから歯を失い、インプラントと人工の歯に数百万円かける・・・それよりも年に数約万分の1のお金を予防に使うことで一生の歯の健康を勝ちとる・・・

フッ素の使用方法も変わってきているし、今や子供でも500ppm以下のフッ素は意味がないそうです。日々勉強していないといけませんね☆

当医院は小児専門じゃないので、子供の治療はしませんが、他の医院に紹介しても、予防になってないんじゃ・・・な・・・なんだかすごくせつない。自分の患者さんのお子様なので、なんとかしてあげたいと思うけど・・・

でも、naomiの医院で引き受けることもできないし・・・

子供プログラムでもnaomiが考えようかなただし予防プログラムのみ。治療は他で行っていただくことになりますけど(笑)それでもいいって方だけ。そんなのありかな?

昔に比べて今は歯が残る時代に突入しました。

歯が残るということはそれだけリスクを背負うことになります。だって虫歯や歯周病を一生絶対に防ぐということはできませんから・・・

長くなりました。フッ素のセミナーはまたお勉強ブログにUPしますね☆

日本の歯科予防のあり方に疑問を感じるnaomiなのでした


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