naomiブログをご覧の皆様こんばんはnaomiです
naomiは歯科衛生士
日々虫歯や歯周病の予防について考えている今日この頃。
最近のテーマは“フッ素”
naomi医院では、唾液検査を行っています
唾液検査の問診の中に実は“フッ素の使用”という質問があります。
フッ素を使っていないと、虫歯のリスクが高くなり使っているとリスクが減ります
なぜフッ素を使っているか否かを虫歯になるリスクに入れるのか?それは世界的に、虫歯予防にはフッ素が必要不可欠だとされているから。
ところが、日本では フッ素=毒 というイメージが強くてなかなか浸透しない。
でも、なぜ?世界でこれだけ認められているのに、日本ではその効果が認められないのか?確かにとりすぎれば害はありますが、それはフッ素に限らないこと。
虫歯がなくなると歯医者が困るから(爆)なんてことを言う人達もいます。
naomiは・・・まあそういうこともあるかなぁーなんて軽く、適当に思っていたのですが・・・
あることをきっかけに、すごく疑問を頂き始めました。そしてその疑問はまだまだこれから解明しなければならない!
ヨーロッパではフッ素を歯磨き粉の中に入れるだけでなく、サプリメントのように体内に取り込む錠剤が薬局で売られています。これは先日のen−rondの勉強会の報告のブログでご紹介しましたね☆Reiさんのお土産です^^naomi医院にもイタリアで入手したフッ素の錠剤が飾ってあります。
ところが、日本にはフッ素の錠剤がありません。
これは、まあ薬の部類に入るような気もしますので、ちょっと話の横に置いておくとします。
ところで、↓の写真を見てください
これ、今日naomiが近くのスーパーで買ったイタリアの水です。
ROCCHETTA と SUIO というイタリアでもメジャーな水です。この目でイタリアでも売られているのを見ましたからメジャーな水に間違いありません
イタリア人も飲むお水です。
他にもう1つULIVETOというお水があります。実は診療所に置いてあります。
では次の写真を見てください。
赤線の部分をよく見てください。
フッ素が入っています。
これはSUIOの成分表示です。
黄色の部分をよく見てください。
フッ素が入っています。
今日は手元にないのですが、実はULIVETOの成分表示にもフッ素の記載があります。(機会があれば写真をUPしますね☆)
フッ素が入っています。
ところがこの商品を日本でネットで調べると、成分表示が載っているのに、フッ素はすっとばされています。書かれていません。
フッ素よりも微量のミネラルの表示はされていますが、フッ素は書かれていないのです
これって一体どうなっているのでしょうか?
謎です。不思議です。
日本のフッ素の情報が正しければ、イタリアではダウン症が生まれる確率が高いということになりますね・・・(なんでもフッ素を飲んでいるとダウン症の子供が生まれるそうですから)
イタリアでは癌患者が非常に多いことになりますね・・・(なんでもフッ素を使っていると癌になるそうですから)
イタリアではお年寄りの骨折が多いことになりますね・・・(なんでもフッ素を使っていると骨がもろくなるそうですから)
日本は水道水にフッ素は含まれていません。
さらに錠剤としての服用は認められていません。製品がありません。
歯磨き粉に含まれる含有率は法律によって1000ppmと決まっています。(ちなみにヨーロッパでは1500ppmです)
歯磨き粉ではなく、フッ素のジェルやスプレー、洗口剤もありますが、それらを使用している人は日本国民のほんの数パーセント以下です。皆さんの周りにほとんどいませんよね?歯磨き粉以外のフッ素の製粉を使っている方
こんなにフッ素と接点がないのに、どうしてフッ素が体に悪いとわかるのでしょうか?
謎です・・・
そして日本人の虫歯は諸外国に比べて全然減っていなくって、80歳で残っている歯は数本・・・5-6本で、定期健診に歯科医院を受診している人の割合は全体の30%以下です
どう思いますか?この現状。
naomiはフッ素推進派でも反対派でもありません。
科学的根拠と世界的な状況、すべてをお話して患者様が最終的には選択すればよいと思います。
でも・・・少なくても今までお話してきた現状を見ると、フッ素に関してとても公平な情報が日本で出回っているとは思えない・・・
予防とはその国の社会的背景や、生活習慣にも目を向けなければいけないのです( -д-)ノ歯磨き粉やフッ素の製品だけ見ていては、毎日の水の中のフッ素のことは置き去りになってしまいます。
病気の予防は生活、生き方と深く関わっているのです。
でも、こんなフッ素の話とか・・・今まで聞いたことがありません。
みんなヨーロッパで使っているもののマネだけ。文化、教育、経済・・・そういったものを見ていない。ただフッ素入りの錠剤、歯磨き粉しか見ていないのです・・・
日本には日本の風土にあった歯科の予防があります。ヨーロッパのやり方をそのまま持ち込んでもそれは無理です。
そういう予防の概念を・・・残念ながら語ってくれる衛生士さんはいませんとても残念なことです。
来月フッ素の神様と呼ばれる先生のセミナーに行きます.。゚+.(・∀・)゚+.゚
また皆様にご報告します☆
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