naomiブログをご覧の皆様、こんばんは!naomiです
今日も一日お疲れ様です
皆様は3連休ですか?
naomiは、今日はお仕事でしたが、明日、明後日はお休み久しぶりに予定のないお休みです
さて、前回、マイクロスコープでの実習のことを書きましたが、お写真の取り出し方がわかりませんでした
先生に聞いてお写真をもらいました^^
さて、ではまず。こんな風にしてスケーラー(歯石をとる道具)を研いでみました
歯石をとる器具にも種類があります。
これは、キュレットスケーラーといって、歯肉の中についている歯石をとる道具です。
下のブラウンの部分が砥石です。
naomiが使用しているのは、セラミックストーン。セラミックの砥石です砥石によっては、表面にオイルを塗らないといけないのですが、セラミックはオイルを塗らなくても更に、滅菌ができます
歯石をとっている途中でも、チェアサイドで研ぐことが可能です。滅菌していますから、研いでもスケーラーが不潔になりません
ただし、naomiは患者様の耳元でキーコーキーコー音をたてて、スケーラーを研ぐのが嫌いなので、しません^^だって想像してください、耳元で包丁研がれたら、怖いでしょそれなら最初から数本のスケーラーを用意しておいた方がよいと思います
エッジ(刃)の先がここまで見えます
抜いた歯を使って、歯石をとります。まず、歯石の表面を観察します
左)正面
うぉおっΣ(´д`;)
更に拡大してみます
ひえ~っ('A`|||)先日患者様がおっしゃっていましたが・・・まさに月面のクレーター
ホワイトバランスの調整があまり上手くいかなかったので、雲がかかったような白い写真になってしまった^^;
スケーリング(歯石とり)してゆきます
歯に表面をもっと拡大しますひょえー歯根表面の凹凸もこんなにはっきり見えます
スケーリング後こんなに綺麗になりました
この後にルートプレーニングという作業に入ります。
ルートプレーニングとは、歯根の表面を滑沢にする作業です。歯根面の凹凸を除去します
先ほどのキュレットスケーラーを使用して、歯の面を滑沢にしてゆきまます。
拡大してみます
簡単ですが、ルートプレーニング後
ルートプレーニングをしていると、歯の表面から、キュッキュッと音がしてきます。教科書的にはここまでやれと学生時代には習いました
しかしながら、最近では、根面に入り込んでいる内毒素を取り除けばよいという考えに変わってきており、歯の表面を研磨するだけや、ブラシでさっと磨けばよい?という意見もあります
うーん、でも・・・物理的に凹凸があるのは、細菌の付着を招くなぁ・・・と思うのですが、ルートプレーニングはしすぎると知覚過敏が起こることもあり、その境界が難しいと感じます
いかがでしたでしょうか?
マイクロの世界。皆様にもこの体験が伝わりましたでしょうか?
今日もマイクロを使って、患者様の歯石をとりました歯肉が健康に変わってゆくのは本当にうれしいことです
歯石は歯の“表面”につくものと、“歯周ポケットの中”、つまり、根面につくものとあります。
患者様がよく「歯石はとったことがあるけれど、歯肉の中の歯石まではとったことがない」とよくおっしゃいます。歯肉の中の歯石は歯周病を悪化させます。ぜひぜひ、早めにチェックし、綺麗にしてくださいね☆
歯肉の中まで丁寧に歯石をおとりしますnaomi医院はこちら☆