naomiブログをご覧の皆様、こんばんは!naomiです

さて、今日は先日お話した歯周病の続きをお話したいと思いますっ!R様とお話した続きですR様のお友達。そのお友達が歯周病で歯ぐきの手術をしたというのが話しの始まり。手術っていけないんですよね?!がご質問でした。

さて、ここでご説明いたしましょうっ!歯周病の治療の流れ★まずは検査。先日の復習です!視診(肉眼で見た状態)、プロービング(歯周ポケットの深さ&出血する部位の確認)、エックス線写真。検査結果をもとに、どうやってこのお口の中をよくしていくか?治療の計画を立てます。計画が立ったら、実際に治療開始!歯石をとったり、歯周ポケットを洗浄したり、お口や歯のお手入れをお話したり、お手入れの練習をしていただいたり・・・一通りお口の中のクリーニングが終わったら、再度検査。主には視診とプロービング。歯周ポケットの深さは浅くなったか?深くなったか?出血の有無は減っているか?増えているか?

補足ですが、歯周ポケットの深さは深いほうが悪い。つまり歯周病が進行しています。4ミリ以上は要注意!通常は1、2ミリから3ミリ以内です。出血はない方が健康です!出血するということは、歯周病が進行している、または、そこに歯周病が存在していることを表します。この結果を見て、次のステップに進みます。再度歯石をとるか、歯ぐきの手術をするか、そのまま経過観察するか・・・選択肢は様々です。

歯ぐきの手術。歯ぐきの手術でもっともポピュラーなのは、歯ぐきを切って開いて、歯のまわりの歯石や細菌をきれいにとり、骨をなだらかに形成して歯ぐきを閉じて縫い合わせるという方法です。

さて、手術はいいのか?悪いのか?

ずばり答えは、“ケースバイケース”手術をするかしないかは、いろんな要素を加味して決めます。例えば、歯のお手入れがどのくらいできているか?とか、手術をしてどのくらい回復の見込みがあるか?とか、本当に必要なのか?その方の年齢や協力度、性格、先生の技術レベル、メインテナンスする歯科衛生士の力量・・・思いつくだけでも結構ありますね。たくさんのことから、手術のメリット、デメリットを考慮します。

必ず手術すればよくなるというものではなく、(手術したそのときはよくなりますが)その後のお手入れ次第で、長期的な結果は全く変わってきます。良くも悪くもなります。しかし、長年の私の経験から申し上げますと、歯のお手入れがよくないままに手術をすると必ず悪くなります。

naomiは、オペが必要なケースもあると思うし、必要のないケースもある。まさに、ケースバイケース!どちらの選択肢もありです!

naomiが以前勤務していた診療所では、歯周病のオペをたくさんやっていました。そのあとのケアをnaomi一人で見ていたので、たくさんのケースを見ることができました。オペしてよかったケースもありますし、オペしたばっかりに、悪化したり、来院されなくなったケースなど、いろんなケースを見ることができました。とても勉強になりました。歯周病は奥が深いです。治癒に導くのが難しい病気といえます。そのため、歯科医師、歯科衛生士の力量が問われます

なにはともあれ、歯周病をきちんと診断できる歯科医師と歯を一生涯に渡って守ってくれる信頼できる歯科衛生士に巡り合うことが、歯を守る最大のポイントだといえます。ぜひ、あなたのお口を安心して任せられる、マイドクターマイ歯科衛生士をもってくださいね☆

“今日は歯ぐきの手術について”でした☆まだまだあります、歯周病に関してのコメント!続きはまた明日ね☆


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