May 20, 2018

2018.05.20 セミナー オーラルフレイル 歯科医院が取り組む予防と対策

IMG_1320

600名定員マックス。
今日は久しぶりに、摂食嚥下分野をお勉強(^O^)

摂食嚥下分野に関わる皆さんは、植田耕一郎先生の話を一度は聞くべき。


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
mantachannel at 13:24|Permalinkセミナー 

May 13, 2018

第14回首都圏滅菌管理研究会が終了しました


オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 
****************************************

昨日の日曜日第14回の首都圏滅菌管理研究会が開催されました。

IMG_1293

今回は、歯科外来診療における感染防止対策の基本というテーマで講演させて頂きました。
人の前で話すのは大の苦手な私ですが、発表という貴重な機会を与えて頂けるのは本当に有難い事です。

感謝、感謝

パソコン操作が上手く行かず、少々焦った事もありましたが、なんとか無事に終了いたしました。

この4月の診療報酬の改定で、歯科にもようやく感染防止対策に関する保険点数が加算される様になりました。しかしながら、その点数は3点。3点とは30円です。

日本の歯科医療は、歯科医療従事者の良心の上に成り立っているなと本当に思う、今日この頃です。
それなのに、日本では「だから歯科は。。。」とか、「歯医者」と呼び捨てにされたり。
本当なんだかなと思う事がとても多いです。

3点じゃ、手袋の交換もままならないのに。。。

私の発表の後に、多くの方が、「さすがに3点はないよね。」と言って下さったので、それだけで今回の講演の役割は達成したと、私は思っています。

ただ保険点数の問題は、感染に点数がつけば、他が下がる仕組みになっていますから、様々に問題があります。歯科医療費の分は決まっていて、その中でどう分配するかだけの話なので、まあ、意味がないと言えば意味がありません。

そもそも日本の歯科医療費は海外に比べてかなり低いですし、疾病依存型の保険点数の加点方式にも問題があります。

つまり、お偉い人の、「日本の歯科医療をどうするべきか?」という理念の上に決められる事で、しかしながら、お偉い人と言っても所詮日本人。日本人の口腔に対しての認識はかなり低いですから、日本の歯科医療が良くなる事はありません

アメリカトランプ大統領の歯はとても綺麗ですね一方日本の総理大臣の口元はどうでしょう?
専門家の私から言わせれば、

「歯磨きしてます」という汚さ。

女性の皆さん、もしトランプ大統領か、日本の総理大臣かどちらかとkissをしなければならないとしたら、どちらとしますか?

私は日本の総理大臣とは絶対にしたくありません。絶対に臭いに決まってますもの。だって、見えてる前歯の表面にも歯垢がべったり。ギャーーーーーー

日本のトップが歯垢だらけの口なのですから、日本の歯科医療が良いわけがない。だってこの方が日本の歯科医療のあり方を決めるのですよ。

日本の歯科医療には本当問題があります。やはりアジア。アメリカやヨーロッパの様に民度の高い思想には残念ながらなりません。日本人に生まれた宿命ですね

さて、毎回発表は緊張するのですが、有難い事に今回は多くの歯科の質問を頂き、歯科医療従事者の関心の高まりを感じました。

私はただの町医者の歯科衛生士で、学者でもなんでもありませんから、何でも知っているという訳ではありません。私もまだまだ知らない事がたくさんあります。

講演するごとに、私も勉強になります。

私が今、一番ジレンマに思っているのが、歯科の研究データーが乏しくて、質問に答えられないという事です。私は残念ながら研究者ではありませんから、根拠となる実験は行う事は出来ません。しかしながら、この分野を突き詰めていくと、その辺りがともて重要となってくる。

でも自分で研究する事は出来ない。さてどうするか?

じゃあ、研究してもらいたいテーマをブログに書いて、誰かにやってもらっちゃえ
どうですか?この名案

私が疑問に思っている事や、今後どなたかがこの分野で研究をされる時にテーマとしてして頂きたい事を書きます。すでに研究データーがあるものもあるかもしれませんが、それはいずれ耳に入ってくると思いますし、参考までに書きます。

・歯科用ハンドピースの取り扱いについて必ず滅菌が必要なのか?高水準消毒ではダメなのか?

・歯科用ハンドピースの現場における洗浄評価、およびメーカーによる洗浄保証の検証。

・歯科用ハンドピースのオートクレーブ滅菌における耐久性を知りたい。
(製品の機械的性能的として何回の滅菌に耐えられる様に開発、製造されているのか?)

・歯科用ハンドピースの注油の問題
(残留油の人体への影響、残留油が滅菌時に及ぼす影響、注油オイルは滅菌したらどうなるのか?)

・残留セメントの物理的処理による器具表面への影響

・一般の歯科診療時において、診療用の器具、機材について、診療直前まで滅菌が保証されている事が必要なのか?(Nクラスで滅菌したものを保管しておいて使用するのはどうなのか?)

この考察には学術的見解と、医療経済を含めた実際現場で行うガイドライン的な扱いの両方からの検証が必要となります。もちろん学術的な見解の上に臨床現場での取り扱いが決まるわけですが、どなたか歯科の分野で研究する事があったら、この辺りのテーマをぜひ研究お願いします

歯科は本当に閉鎖的で、ユーザーにデータを公表しないし、どこかの政治家みたいに、知らぬ存ぜぬがまかり通っています。

でもそのおかげで、私たち現場は質の高い歯科医療を患者に提供出来ないという弊害が生まれています。

医療とはなんぞや?

医療とは誰のためのものやねん?

という話です。

机上の理論で患者の病気を治す事はできません。本来は、目の前の患者を救うために研究があるのであり、物を売るために患者や研究データがあるのではありません。

今や研究者がある思惑を持って研究する事が多く、まさに忖度の働いた研究が多すぎます。

よく日本人は精神論を持ち出すと言いますね。精神論では物事が進まないとか。

本当にそうでしょうか?私は、人の活動の根源は心にあり、人の心が何か成し遂げたいという欲求によって動くのであり、精神論とは気持ちから始まるものであり、心のないところに良いものは生まれないと思います。

精神論、結構それが日本の職人魂を生んできたのです。グローバル化でどんどん欧米化してきて、日本はダメだと言われるけれど、ダメなのは、グローバル化という大義名分で日本人を支配しようとする権力者達です。言いなりになっていたら、日本人の個性はなくなり、いつか日本は消滅します。

今は日本という個性があるから、それを欲して買収されていくわけです。買収されて個性がなくなった時、もう価値はない。

物の本質や価値のわからない拝金主義です。

物事の本質はいつの時代にも一つ。歯科医療の本質もまた一つ。患者のための医療。それしかありません。









 


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
mantachannel at 10:58|Permalink滅菌・消毒 | セミナー

May 07, 2018

いよいよ今週の土曜日になりました!第14回首都圏滅菌管理研究会


オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 
****************************************

いよいよ今度の土曜日になりました研究会のお知らせです

今度の土曜日に第14回の首都圏滅菌管理研究会が開催されます。

最近は滅菌技士の資格をお持ちの歯科衛生士さんも増えてきておりますが、この研究会は滅菌技士の資格継続の講演の一つにもなっております。

毎回歯科のテーマがあるわけではありませんが、会長の深柄先生のご厚意で、今回も歯科の講演にお時間を頂いております。 今回は歯科衛生士の皆様を対象に、歯科における感染制御の基本をお話させて頂きます

また今回は、ポスターセッションに歯科の演題が投稿されています。
歯科用ハンドピースをタイプの異なる卓上高圧蒸気滅菌器での滅菌効果検証

一般的な歯科の感染管理のセミナーでは、歯科用ハンドピースや、その他、器具機材の滅菌消毒と、かなり狭い範囲の話ししか聞こえてきません 

そのため、末端の歯科衛生士は、歯科用ハンドピースさえ滅菌していればよい、器具機材の消毒滅菌だけしていればよいというような偏った風潮が現在の歯科の大きな問題点だと私は考えています。

今回の講演では、もっと広い範囲で感染制御を捉え、その中で自分が何をするべきか?
自ら考える事のできる歯科衛生士さんが増えるように、基本的な考え方の種をお話しさせて頂きます。 歯科では教育の中で感染制御学を学びませんので、大きな概念に触れることはないかと思います。

ぜひ研究会にご参加頂き、私が播く種を、皆様が活躍する場所で育てて頂き、この歯科業界が正しい方向へ向かうようにご協力頂ければと思います。

現状の閉鎖的な歯科では、患者さんのための良い歯科医療を追求することはかなり困難だと思っており、外部で歯科の声を聞いて下さるこの研究会は、歯科衛生士にとって希望の光だと思っています。

歯科衛生士の参加に注目が集まっています。

歯科衛生士がたくさん参加する事で、その小さな声を大きくしていける可能性があります。このチャンスを無駄にする事なく、歯科衛生士さん活躍の場がもっと広がる事を祈るばかりです。そのためにも、ぜひ皆様ご自身のために、ご参加頂ければ幸いです。

歯科衛生士は、歯科医院における感染対策を担う要となる可能性があります。。。
が、要となり自分達の活躍の場を広げるのは、自分自身です。

自分たちで自分達の活躍の場を広げましょうぜひふるってご参加下さい。

お申し込みはこちら


14mekkin




このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
mantachannel at 09:24|Permalink滅菌・消毒 | セミナー

April 24, 2018

2018.04.24 セミナー 健康長寿

ピンピンコロリを目指します!

IMG_1196



このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
mantachannel at 17:57|Permalinkセミナー 

April 11, 2018

第14回首都圏滅菌管理研究会で教育講演します!


オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 
****************************************

さて、皆様、いよいよあと1ヶ月に迫って参りました。
第14回の首都圏滅菌管理研究会で、第9回、第13回に続き「歯科外来診療における感染防止対策の基本」と題しまして、教育講演をさせて頂く事になりました

歯科衛生士は、歯科医院における感染対策を担う要。ぜひふるってご参加下さい。
お申し込みはこちら


14mekkin

私は歯科衛生士の仕事が好きで、歯科衛生士の未来は明るいものであって欲しいと願ってきましたが、どうも歯科業界自体が低迷していて、私が望むような明るい未来は歯科衛生士には期待できない気がしています。

しかしながら、それは、歯科衛生士自身に問題があり、自分達で自分達の置かれている環境を良くしたい、変えたいと思っていないからだと私は思っています。

この首都圏滅菌管理研究会は、元々は病院の中材を担う方々の研究会で、そのような歯科業界外の研究会に歯科衛生士として参加でき、声をあげる事ができるのは、とても貴重な機会だと思っています。

歯科衛生士が外に向かって声を上げないが故に、歯科衛生士の業務はどんどん縮小し、経済的にも困窮し、そして人材も集まらなくなっています。

そして、本当の歯科衛生士の仕事を理解していない歯科衛生士が多すぎます。

最近はともするとマッサジー屋か、エステシャンかのような歯科衛生士が増えすぎ、学術的な話をする歯科衛生士が全くいないのが非常に残念です。

これでは業界が伸びるはずがありません。

歯科衛生教育もしかり。歯科衛生士の未来像が誰の中にもない。

まあ、私はもう40半ばなので、これで逃げ切りです。そして、組織に所属しようと思った事も何度もありましたけど、組織のあり方を見ているととても私には合いそうにありません私、生意気なのでね

大きな事を変えるのは、組織と言われますけど、腐った組織に属するのはストレスがかかるばかり。

私は足の引っ張り合いではなく、ひらめきと直感で、アイディアを出しながら、前向きな組織で仕事がしたいのです。

首都圏滅菌管理研究会の会長である深柄和彦先生は、私のそんな性格を知ってか知らずか、とにかく私に外に向かって話をするチャンスを下さいます。もちろん、その期待に応えなければならないという重圧はものすごいものがあり、毎回プレッシャーに押しつぶされそうになりますが、歯科の業界よりはましです。

やらない、できない、やってます。そんなマイナス組織よりよっぽど良いです。

で、そんなこんなで今回もお話する機会を与えて頂きました。

私は組織には属せないけど、共感して歯科衛生士の未来を明るくしてくれる仲間にはぜひお会いしたいと思っています。

そして、やはり外に働きかけるには数が重要です。研究会の歯科衛生士参加者も回を増すごとに増えています。

ぜひ、歯科衛生士の皆様。未来を明るくするべく、話を聞きにきて下さい。

そして、来ていただいた暁には、どうか私にお声がけ下さいね。そして、ご興味ある方がいらっしゃれば、研究会ではメンバーを募集していますので、ぜひ仲間としてご協力下さい。

皆様のご参加を心よりお待ちしております 



このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
mantachannel at 20:31|Permalink滅菌・消毒 | セミナー

March 27, 2018

2018.03.27  スピリチュアルペインとうう痛み

今日はスピリチュアルな痛みについて学びます(^ ^)

IMG_0818




このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
mantachannel at 17:58|Permalinkセミナー 

March 19, 2018

シビアな歯石の除去


オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 
****************************************

今日はあいにくの曇り空皆様、天気に負けずに、今週も頑張って行きましょう

さて、先日、クインテッセンス出版から、歯科衛生士向けの初のマイクロスコープ教本「明日から使える!歯科衛生士のマイクロスコープ活用法」がついに登場しました

dental hygienist book


2011年11月に第8回日本顕微鏡歯科学会学術大会で第1回の歯科衛生士シンポジウムから、早7年。
学会でも認定の歯科衛生士が増えたようでやっと教本が発売される事になったみたい

私は、アウトローなので、 学会員ではありますが、認定は取得していませんし、今回の本に出ているわけでもありません

しかしながら、歯科用顕微鏡を扱う歯科衛生士としては、この歯科衛生士の歯科用顕微鏡を使用するという分野が発展する事はとても嬉しく思います。

毎年、顕微鏡のイヤーブックを見て、この分野の進歩は確認しているわけですが、今回の本を見て、やっと歯科衛生士の拡大率がここまできたか〜と嬉しく思いました。

処置前の確認はかなり高度なレベルを感じました。いくら顕微鏡を使用していますと言えども、きちんと見えなければ意味がありませんからね。

しかしながら、処置後の写真がほとんど出ていなかったなぁ。。。

たとえ歯科用顕微鏡があって、歯石を確認できても、歯石を除去するのは至難の技。

心から私も誰かに教えてもらいたいのですが...自分で考えるしかありませんかね。。とほほ

20150311kenbikyou


メインテナンスの患者様です。右上7番を口蓋側から見ています。

20180318_SRP1

いかがでしょうか?歯肉の状態。辺縁に発赤もなく、辺縁もしまっているように見えます。
ただ少し、歯面から離れている感じはありますが、特に病的には見えません。

歯科用顕微鏡があっても、拡大するだけではその持ち味を十分に生かしているとは言えません。
顕微鏡があるだけでは、ただの拡大する器械。そこに歯科衛生士の力量が加わって、本当の力を発揮します。

20180318_SRP2-1

私の場合は直感的ですが。。。ポケットの中を覗きます。よくよく見て下さい。小さすぎてきっと何を私が見ているかわからないと思います。矢印の先の白い点が歯石の角の部分です。

当医院では、処置後に処置を動画を見せながら説明します。その時に、あまりにも小さすぎて説明しづらい。。。というのが目下の私の悩みです。

20180318_SRP2


歯肉をよけて見ます。なぜよけてポケット内を確認する気になるかと言えば、それが先ほども申し上げましたように臨床的な感でしかありません。 

しかしながら、この「臨床的な感」ひらめきとでも言いましょうか。これがとても大切だと思っています。私は、歯科衛生士は五感を養う事がとても大切だと思っています。
 
患者様にも申し上げますが、こんな小さな歯石、付着しているからと行って、すぐに何かが起こるわではありません。しかしながら、目に見えない細菌が初発で引き起こしてくる歯周病の世界からすれば、目に見える歯石というのはかなり大きな存在となります。

そして、歯石は歯肉の状態が良いとポケットが締まってしまい、中に歯石を残したまま見えなくなってしまいます。歯石は見えた時が取りどき。

先ほども申し上げましたように、顕微鏡はただの拡大する道具にすぎません。
歯科衛生士の感が「ポケットの中に何かあるはず」 と働いてくれなければ、この歯石が見えないという事になります。下の写真が術後です。

20180318_SRP3
 
いかがでしょうか?違いがわかりますか?この画像を見ても、違いがわかりにくいと思います...ですが、私がメインテナンスを思う上で、私がしたい処置はこのレベルなのです。この小さな芽を摘まない限り、歯周病は起こりますし、また再発します。

だから、患者さんとの信頼関係がとても大切だなと思います。

画像を見せても、写ってはいるけれど、その意味を理解して頂くのは非常に困難です。

私を信じて信頼を置いて来て下さる方だからこそ、この処置ができます。
だって、この歯石は私が何年も取り残して来た歯石だからです

わざと除去せずに、毎回除去して回数を稼いでいるんじゃないか、そう思われているんじゃないかと時々思いますでも、もしそう言われたら、たとえ冗談だとしても費用はお返しして2度と担当するのはやめたいと思います。

この小さな歯石の除去、見えているのだから簡単だろうと患者さんはおっしゃるかもしれません。

とんでもない歯石は小さくなればなるほど除去するのが困難になります。ものすごく集中しなければ、歯肉を傷つけますし、歯肉の中からは歯肉溝滲出液と言って液体が噴水のように溢れて来ます。そして炎症があれば出血も。すぐに見えなくなってしまう歯石を除去するのは、ほぼ自身をすり減らして行う処置です。

集中力は医科の手術に匹敵すると私は思っています。

歯科衛生士向けの教本でさえ、術後の症例が少ないように、顕微鏡で見えても除去できない歯石はたくさんあります。

しかしながら、歯周病の治療や予防は歯石の除去だけが大切なわけではありません、正しい口腔衛生士指導や、食生活など歯石の除去以外にも大切な事がたくさんあります。

トータル力。それが歯科衛生士に求められる力です。

ちなみに、今回の症例で、なぜポケットが緩いのか疑問に思いませんか?

なぜここに歯石が付着しているのか?なぜ付着していたのか?そしてこれからどうなるのか?

この患者さんは時々今回のように歯肉縁下歯石が見えて、除去しています。プラークコントロールは悪くないし、表面上の歯肉の状態も良い。出血もほとんどない。

では何がリスクか?

咬合性外傷です。咬合面のゴールドインレーの曇り。頬側咬頭の咬耗による歯牙形態とインレーの形態。つまり過重がかかっている事が予想されます。もしこれで、生理的動揺を超えた揺れがあれば歯科医師の診察にまわします。

その時に、この歯牙だけでなく、反対側の接触や、前歯の接触も確認します。

歯科用顕微鏡はただの拡大する道具です。

大切なのは、歯科衛生士の本来の力なのです


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
mantachannel at 09:37|Permalinkメインテナンス | 歯科用顕微鏡

February 27, 2018

2018.02.27 認知症とオーラルケア

IMG_0767

待ってました〜!
今日は認知症とオーラルケアについてお勉強します(≧∀≦)


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
mantachannel at 17:58|Permalinkセミナー 

February 24, 2018

第8回 歯科用ハンドピースの使い回しによる感染事例はあるのか?


オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】
歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 

****************************************
歯科では、ハンドピースの滅菌が幾度も取り上げられます。

歯科は滅菌していないと目の敵のようにマスコミに騒がれますが、その結果、ハンドピースさえ滅菌していれば良いという風潮が蔓延し、メーカーやディーラーが儲かるだけで、歯科医療の感染管理の推進は全く進んでいません。それどころか、その分の経費を私たちが負担しなければならず過剰診療が危惧されます。(歯科では感染管理に見合った保険点数はついていません。今回点数の改定がありましたがそれでも十分とは言えません。)

私は、一人の科学者、歯科衛生士として、きちんとした歯科における感染制御を考えたい。
そういう思いで、今このシリーズを書いています。
(ちなみに当医院では患者さんに使用する全ての器具、器材を滅菌し、滅菌保証しています。滅菌できないものはディスポ。使用した器具の滅菌保証は全てブログで公開しています。)

****************************************

このスライドは、平成29年12月2日の第13回 首都圏滅菌管理研究会で発表したものです。

首都圏滅菌管理研究会発表


ここからご覧になられた方は、過去の記事もご覧ください。
第1回 歯科器材の洗浄・滅菌 その1
第2回 歯科用ハンドピースの洗浄・滅菌は何に従って行うか?
第3回 歯科用ハンドピースを洗浄・滅菌するためのガイドライン 
第4回 歯科用ハンドピースの洗浄・滅菌に関する通達(後半)
第5回 歯科用ハンドピースの洗浄・滅菌に関して問い合わせ結果
第6回 歯科用ハンドピースの洗浄・滅菌のメーカー検証について
第7回 歯科用ハンドピースのサックバックによる感染

今回からご覧になった方は、上記の第1回から7回までをご覧下さい

*************************************

第7回では歯科用ハンドピースのサックバックについて、各メーカーの回答を載せました。

結論。サックバック防止機構とはハンドピースが回転を停止した時に陰圧が生じ、口腔内の唾液や血液など、汚染物がハンドピース内部に吸引されるの(サックバック)を防ぐ機構。

【目的】
1. ハンドピース内部の汚染を防ぐ
2. ハンドピースの故障を防ぐ
3. 感染予防、感染事故防止、感染のリスクを減らす

*************************************

各メーカーの回答で、サックバック機構の目的1と2は理解できましたが、3については疑問が残ります。そこで、最後の質問としてサックバックによる感染について質問しました。
 
ハンドピースによる感染について質問
ハンドピースによる感染について、滅菌が適切に行われていないハンドピース(タービン、5倍速、エンジン、ストレート、超音波スケーラー、エアスケーラーなど)が原因で患者に感染をさせたという事例はご存知でしょうか。もしそのような事例があれば教えて下さい。

G社の回答です。
G社
G社からは、2015年の、オーストラリアのニュースを御回答頂きました。
 
歯科を受診した1万1000人にHIV感染の恐れ。
歯科を受診した最大1万1000人にHIVや肝炎ウイルスに接触した恐れがあると、当局が発表した。

日本語訳では、器具の消毒が不適切だったとなっていますが、 実際のサマリーでは Poorなinfection controlと書いてあります。

手指衛生が不十分だっかもしれませんし、手袋を使いまわしていたかもしれません。器具の消毒、滅菌が不十分だったかもしれませんし、これら全てがPoorなinfection controlではありませんか?

器具の消毒と限定されてはいません。

G社

結論として、侵襲的処置の後に血液媒介感染症であると判明した26名のうちの8名は、歯科治療以外に説明がつかないとされたが、 患者が治療中に感染したかどうかについては決定的では無いと結論づけています。

M社の回答です。
M社


M社の回答では国内での患者へ感染させたという事例は把握していないという事で、海外の事例として、 アメリカのキンバリー事件をご提示頂きました。

1991年キンバリー・バーガリスさん(当時20代前半のアメリカ人女性)が通院していた歯科医院でHIVに感染したことが明らかに なったというものです。

よく歯科の感染の話になるとこの事例が 取り上げられるのですが、

M社

これは、HIVに感染していた歯科医師からキンバリーさんへHIVが感染した可能性があるという結論がCDCから出ており、患者に使用した器具を別の患者に使用して起きた交差感染ではなく意図的に複数の患者に感染させたのではないかと考えられています。遺伝子検査によって、歯科医師と同じ型のHIVウイルスが検出されています。 

D・S社の回答です。

D・S社

日本における資料はなく、海外での事例をご提示頂きました。

G社と同じ2015年のオーストラリアの事例。これは先ほど結論を申し上げました。
その他に2014年の英国の事例、2013年の米国の事例をご提示頂きました。

まず英国の事例。2014年、ナショナルヘルスサービス(イギリスの国営の医療サービス事業)は ノッティンガムシャーの歯科患者が明らかな感染管理の違反に基づいてリコールされたと 報告書をまとめています。

このプレスリリースには、歯科治療を受けた4526人のうち5名に C型肝炎の感染が見つかったことと、 そして主に救済についての事が書かれています。

D・S社

具体的な感染経路についての記載はありませんが、感染がいつ、どのように、伝染するか特定することは必ずしも
可能ではないとあります。

D・S社

プレスリリースには詳しい事はありませんでしたが、当時の記事やニュースのインタビューなどでは、患者間でマスクを取り替えない、手を洗わない 、手袋を取り替えない、歯科機器を滅菌しないや、従業員の証言として使った手袋を箱に詰めて新しいものと見せかけて使用するなどがありました。

そして2013年の米国の事例。
米国オクラホマで、歯科治療においてC型肝炎が交差感染した事例です。  
D・S社

結論。
これは口腔外科の事例で、汚染されたバイアルの取り扱いが原因ではないかと結論づけています。

ハンドピースによる感染について回答まとめ1
つまり、厚労省やメーカー、マスコミは、歯科用ハンドピースの滅菌をしない事があたかも歯科の感染管理の問題のように煽り立てますが、今までご覧いただいたように、歯科用ハンドピースで患者が感染した事例の報告はありません。ハンドピースを滅菌する事を推奨しているメーカーでも感染の事例を把握していない。

歯科での感染はありますが、外科処置中の針や器具の扱いの感染であれば、それは歯科特有の感染ではありません。

冒頭にも書きましたが、ある一部の皆さんが、

歯科の感染管理イコール、歯科用ハンドピースの滅菌だと騒ぎ立てるので、歯科用ハンドピースさえ滅菌していれば良いという風潮となり、真の歯科における感染管理は全く進んでいません。

さらに一部の皆さんは、歯科用ハンドピースのサックバック防止機構の有無が問題だと騒ぎ立て、あたかもサックバックがついていないと感染するかのように、また歯科用ハンドピースの使い回しで感染するかのように吹聴しています。

どこへいっても、講師がハンドピースを滅菌しない事が問題だと言います
皆さんに問います。歯科の感染管理はハンドピースの滅菌が問題なのですか?

歯科用ハンドピースが原因その感染は確認されていない。つまり皆さんの大好きなエビデンス(科学的根拠)がない

エビデンスがない歯科用ハンドピースを問題にするよりも、医科と同じように、手指衛生を確実に行う事、手袋やマスクを患者ごとに取り替える事、PPEをきちんと着用する事、飛沫感染対策をきちんと行う事、そういう事の方が大切だと思いませんか

感染の事例がない1本10万円もする高価なハンドピースを何本も買うのなら、手袋を買って欲しい。毎回手袋を取り替えた方がいい。滅菌したハンドピースを前の患者さんに使った手袋で触った瞬間に滅菌は無駄になります...つまり今現在の歯科の感染管理のレベルでハンドピースを滅菌したところでまったっくの無駄です。
 
以前にも申し上げましたが、私は歯科用ハンドピースを滅菌しなくて良いとは言っていません。

歯科医療費には限りがあります。

日本の歯科医療費は欧米の10分の1以下です。
しかしながら、そのおかげで、国民の皆さんは、安く歯科治療を受けられているのです。

これは国策です。歯科医療従事者が悪いわけでもなく、予算は国が決める事で、私たち歯科医療従事者はその中で賄うしかない。自腹を切って患者さんを守る、それは美しい話かもしれません。

では問います。

あなたは自分の身を切って、人を助け続ける事が出来ますか?毎日、毎日、365日...
どうですか?1回ぐらいならできるかもしれませんね。いや、2回、いや3回...そうやって、今まで歯科医師の先生達は頑張ってきたのですよ。

でもどんどん歯科医療費は下げられて。歯科医師が歯科技工士の面倒を見る事はできなくなりました。さて次は私たち歯科衛生士でしょうね

これは国と国民、歯科医療従事者全ての人が日本の歯科医療をどういう方向性にしたいのかを考え、予算をつけなければ解決しない問題です。

私は歯科衛生士の仕事は向いてないと思っていたけど、25歳の時にこの仕事で食べて行こうと決めました。今となっては、患者さんに一生寄り添える他にはない職業が大好きです
だからこの業界のために頑張ろうと思っています。

人前に出るのは苦手で、組織に属するのも苦手だけど、ご縁があって歯科の話を依頼頂き、頑張ってこうやって話しをしています。

部外者が何もわからずにわかったようにこの業界の事を誹謗中傷するのはやめて下さい。誹謗中傷する前に、歯科業界の事、正しい歯科の感染制御の事をきちんと知って下さい。

歯科用ハンドピースが問題だと言っている方々に問いたいのです。この歯科医療費が押されられて、余裕がない現場で、今現在歯科が取り組むべき感染管理はハンドピースの滅菌なのか?と。
ほとんどハンドピースが問題だと言っている人は現場の人ではありません。

部外者、メーカー所属の歯科医療従事者、病院勤務の医療従事者または歯科医療従事者で病院で感染費用を賄ってもらえる、そんな人たちが講師となって歯科の感染の事を論じます
つまり利益相反のある方々や忖度です。
 
開業医の現場も理解して下さい。業界全体を見て下さい。自分の利益のためだけに吹聴するのはやめて下さい。

歯科はほとんどが開業医です。
そして、このブログを読んでいる皆さんも患者として開業医にかかるのですよ。。。

え?自分はかからない?年をとればわかります。今は大学病院に電車に乗って行っていても、いつか自分で歩けなくなった時、自分で歯医者を選べない時がきます。今、開業医の感染管理を考える事は現在もしくは未来の自分が受ける歯科医療の質を担保するという事です。

叫びすぎました開業医の私なんかが叫んでも相手にもされないけど。
でも相手にされないので、叫べるのですけどね。

5月の首都圏滅菌管理研究会で、また歯科の感染についてお話しさせて頂く機会を頂きました。

歯科用ハンドピースだけじゃない感染管理を是非一緒に考えにきて下さい


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
mantachannel at 22:00|Permalink滅菌・消毒 

February 23, 2018

2018.02.22〜23 第33回 日本環境感染学会

FullSizeRender

一年ぶりの…
そして、一応、口腔に関するシンポジウムに参加してみます。

IMG_0750





このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
mantachannel at 13:35|Permalinkセミナー 

February 21, 2018

2018.02.21 東京大学 公開講座  心臓と血管

IMG_0736

今日は心臓と血管のお勉強(≧∀≦)



このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
mantachannel at 18:56|Permalinkセミナー 

February 19, 2018

第7回 ハンドピースのサックバックによる感染


オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】
歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです ^ ^

****************************************

歯科では、ハンドピースの滅菌が幾度も取り上げられます。

歯科は滅菌していないと目の敵のようにマスコミに騒がれますが、その結果、ハンドピースさえ滅菌していれば良いという風潮が蔓延し、メーカーやディーラーが儲かるだけで、歯科医療の感染管理の推進は全く進んでいません。それどころか、その分の経費を私たちが負担しなければならず過剰診療が危惧されます。(歯科では感染管理に見合った保険点数はついていません。今回点数の改定がありましたがそれでも十分とは言えません。)

私は、一人の科学者、歯科衛生士として、きちんとした歯科における感染制御を考えたい。
そういう思いで、今このシリーズを書いています。
(ちなみに当医院では患者さんに使用する全ての器具、器材を滅菌し、滅菌保証しています。滅菌できないものはディスポ。使用した器具の滅菌保証は全てブログで公開しています。)

****************************************

このスライドは、平成29年12月2日の第13回 首都圏滅菌管理研究会で発表したものです。

首都圏滅菌管理研究会発表


ここからご覧になられた方は、過去の記事もご覧ください。
第1回 歯科器材の洗浄・滅菌 その1
第2回 歯科用ハンドピースの洗浄・滅菌は何に従って行うか?
第3回 歯科用ハンドピースを洗浄・滅菌するためのガイドライン 
第4回 歯科用ハンドピースの洗浄・滅菌に関する通達(後半)
第5回 歯科用ハンドピースの洗浄・滅菌に関して問い合わせ結果
第6回 歯科用ハンドピースの洗浄・滅菌のメーカー検証について

今回からご覧になった方は、上記の第1回から6回までをご覧下さい

*************************************

第6回目までの復習ですが、歯科用ハンドピースの取り扱いについて厚生労働省はガイドラインに従うようにとの事でしたが、ガイドラインを確認したところ、明確なエビデンスはありませんでした。

通達の後半には添付文書で指定された使用方法を遵守するようにとの記載もありましたので、添付文書を作成している各メーカーにパブリックコメントを求めましたが、結果、添付文書に記載があってもハンドピースの洗浄、滅菌に関して内部洗浄試験や内部滅菌検証試験が行われていないことがあるという事がわかりました。 

*************************************

つまり私たち現場の医療従事者は、エビデンスがないのに歯科用ハンドピースの滅菌をするように強要され(ハンドピースの滅菌にかかる費用は現場の持ち出しです)指示された方法に従うも本当に洗浄・滅菌できているかメーカーで確認されておらず、しかしながらその責任は現場の私達がとるというなんとも理不尽な状況です。私は誰かを責めたいのではなく、この現状を多くの人に知ってもらい、歯科医療が正しい方向に修正される事を望みます。

*************************************

さて7回目の今日はハンドピースのサックバック防止機構についての考察です。

これは歯科医療従事者でさえもが問題だ と言いますが本当に問題なのでしょうか?

サックバックに関して問い

問1.
サックバック防止機構は何のためについているのですか?感染予防のため、または機械の故障を防ぐためですか。その他の理由があれば教えて下さい。
サックバック防止機構は何のためG社回答1

サックバック防止機構は何のためG社回答2

サックバック防止機構は何のためMO社回答
サックバック防止機構は何のためKA社回答
サックバック防止機構は何のためD・S社社回答
問2.
サックバック防止機構の有無で滅菌方法に違いはありますか?

洗浄滅菌方法に違いはあるかG社回答
洗浄滅菌方法に違いはあるかMO社回答
洗浄滅菌方法に違いはあるかKA社回答
洗浄滅菌方法に違いはあるかD・S社回答
問3.
サックバック機構の有無と患者の感染リスクに違いはありますか?

サックバック機構の有無と患者の感染リスクの違いG社回答
感染リスクの違いMO社回答感染リスクの違いKA社回答
感染リスクの違いD・S社
まとめ
サックバックまとめ1
各メーカーの回答をまとめますとサックバック防止機構とはハンドピースが回転を停止した時に陰圧が生じ、口腔内の唾液や血液など、汚染物がハンドピース内部に吸引されるのを防ぐ機構のこと。

ここできちんと、整理しないといけないことがあります。

それは、吸引された汚染物がどこまで広がるか?を理解しないといけません。

ある論文では、この汚染はハンドピースを越えて、配管を介してユニット内部を汚染するためハンドピースを滅菌するだけでは不十分であると結論づけています。

前回の発表時には、あまりにも皆様の関心がハンドピースの滅菌と、サックバックの有無に集中している感がありましたので、感染の広がりまでは触れませんでした。

そもそも、海外のユニットでは、ユニット自体にサックバック防止機構がついていると聞いています。

ふと。日本のユニットはどうなっているのだろうか?

歯科での感染制御を理解してもらうためには、段階的な戦略が必要です。

サックバックで、汚染がハンドピース内部、またはそれ以上広がるにしても、それによって、感染するのかしないのか?が重要です。

次が本丸です。ハンドピースの使い回しによる感染について。
ハンドピースが原因で感染が起きた事例を次回は考察していきます。

学びの種を頂いて、その原理原則をきちんと守り、自ら考えていかなければならない。

一流選手とは、1%のひらめきと99%の努力なのだと、オリンピックシーズンの今季、どなたかがおっしゃっていました。

1%のひらめきは、99%いえそれ以上の努力がないとひらめきはおこらないのだと思います。

自身に言い聞かせて。

今週も頑張ります 


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
mantachannel at 12:30|Permalink滅菌・消毒 

February 12, 2018

第6回 歯科用ハンドピースの洗浄・滅菌のメーカー検証について


オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】
歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです ^ ^

****************************************

歯科では、ハンドピースの滅菌が幾度も取り上げられます。

歯科は滅菌していないと目の敵のようにマスコミに騒がれますが、その結果、ハンドピースさえ滅菌していれば良いという風潮が蔓延し、メーカーやディーラーが儲かるだけで、歯科医療の感染管理の推進は全く進んでいません。それどころか、その分の経費を私たちが負担しなければならず過剰診療が危惧されます。(歯科では感染管理に見合った保険点数はついていません。今回点数の改定がありましたがそれでも十分とは言えません。)

私は、一人の科学者、歯科衛生士として、きちんとした歯科における感染制御を考えたい。
そういう思いで、今このシリーズを書いています。
(ちなみに当医院では患者さんに使用する全ての器具、器材を滅菌し、滅菌保証しています。滅菌できないものはディスポ。使用した器具の滅菌保証は全てブログで公開しています。)

****************************************

このスライドは、平成29年12月2日の第13回 首都圏滅菌管理研究会で発表したものです。

首都圏滅菌管理研究会発表


ここからご覧になられた方は、過去の記事もご覧ください。
第1回 歯科器材の洗浄・滅菌 その1
第2回 歯科用ハンドピースの洗浄・滅菌は何に従って行うか?
第3回 歯科用ハンドピースを洗浄・滅菌するためのガイドライン 
第4回 歯科用ハンドピースの洗浄・滅菌に関する通達(後半)
第5回 歯科用ハンドピースの洗浄・滅菌に関して問い合わせ結果

今回からご覧になった方は、上記の第1回から5回までをご覧下さい

第5回目までの復習ですが、歯科用ハンドピースの取り扱いについて厚生労働省はガイドラインに従うようにとの事でしたが、ガイドラインを確認したところ、明確なエビデンスはありませんでした。

次に、通達の後半には添付文書で指定された使用方法を遵守するようにとの記載もありますので、添付文書を作成している各メーカーにパブリックコメントを求めました。ハンドピースの取り扱いについては、6社中4社より回答を得ました。

問1
ハンドピースの洗浄・滅菌について、5倍速、エンジン、ストレート、タービンなどのハンドピースに於ける注油やウォッシャーエィスインフェクターで内部洗浄は本当に出来ているのかを検証されたかどうかを教えて下さい。また同様に滅菌器で内部まで本当に滅菌が出来ているかを検証されたかどうかと教えて下さい。文献、資料等、可能であてばご提示して頂ければ有り難く存じます。

G社1

G社2
MO社1
MO社2
KA社1

KA社2

D・S社1

D・S社2
まとめです。
添付文章を遵守するようにとの通達だが、添付文書に記載があってもハンドピースの洗浄、滅菌に関して内部洗浄試験や内部滅菌検証試験が行われていないことがある

ガイドラインにはエビデンスがなく、添付文書通りに行なったとしても、その方法で洗浄・滅菌できるのかどうか確認されていない。

私たちは一体何を基準に洗浄や滅菌を行えばよいのでしょうか?

ガイドラインもエビデンスがなく作成できず、メーカーも誰もきちんとできるかどうかも検証していない中で、きちんと洗浄・滅菌しなさいと通達を出されるのは一体どういう事なのだろうか?

全ての事がずさんな中で、現場の歯科医療従事者だけが責められ、身銭を切って洗浄・滅菌を行い、過酷な労働にさらされ、夜間診療をはじめ24時間働かされる、働き方改革もへったくれもないこの業界で、患者のためと思って一生懸命働いている歯科衛生士が日の目をみる事はない。

予算もつけずに働き方改革で診療時間を短くする事は、もう患者さんの歯を削り倒して、歯を抜いて、インプラントをしてそのお金を稼ぐしか方法がない。

国は歯科医療従事者の生活権を握っており、生活が保証されない中で良い医療をしろというのは、本当にどうかしていると思う。

はい、文句を言うなら、歯科業界をやめろってことですね

今回歯科の診療報酬が上がりましたが、きちんとした医療をするにはほど遠い点数です。
初診、再診でついた点数は3点と聞いています。3点て。。。30円ですけど、何かの間違いじゃ

この業界はそんな業界です。

いい人材なんて絶対にこないです。こんな仕事
人材のレベルイコール、皆さんの受けている医療の質です。国民の皆さんにもよく考えて頂きたい問題です

最後になりましたが、私は今回の発表でメーカーを含めて誰かを責めるつもりはありません。

ただ、現状を明らかにする事で、歯科医療従事者やメーカーに正しい事を知ってもらい、改善出来ることは改善していただき、患者さんに良い医療が提供できるようにしたい…
ただそれだけです。

全ては皆さんが受けたい歯科医療の実現のためです。


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
mantachannel at 23:30|Permalink滅菌・消毒 

February 11, 2018

2018.02.11 見直してみよう!歯科医院における感染対策

IMG_0622

お茶がなんか嬉しい♡



このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
mantachannel at 12:55|Permalinkセミナー 

February 10, 2018

歯石は見えた時が取り時



オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】
初めまして。歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 
****************************************

今日から世の中は3連休皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は貧乏暇なし。歯科医院で土曜日にお休みしているところも少なく、せっせと働いております

さて、先日も書きましたが、学生生活が終了したので。。。と言っても、もうすぐ1年立っちゃう
時の立つのは早いですね〜

今日も歯周病の事を書きます。いつも↓こんな感じで診療しています。私は歯科衛生士ですが、顕微鏡を使うので必ずアシスタントがついています偉そうでしょ

P6110357


今日もまた、私が毎日見ているミクロの世界をご紹介しちゃいます

私、実は歯石を除去するのがとても下手です
メンテナンス歴、何年だろうなぁ。10年近い患者様の症例です。

SRP1

さて皆さん、↑の写真で、どこか気になるところはありますか?
これは右上4番を中心にミラーで口蓋側から見ている画像です。 4番の近心がやや出血していて、画像では気になりますかね。。。と言っても、今この歯肉はプラークを除去したので、やや出血しているのです。

他に気になるところありますか?

SRP1-2

ココ、ココ↑一見、炎症もなさそうなピンク色の歯肉。

SRP2

どうですか?何の問題もなさそうな歯肉でも、歯科衛生士の感がここ掘れワンワン!と教えてくれます。

SRP3

歯周ポケットからの出血を抑制しながら、根面を確実に明視化して確認します。

ごま塩のごまよりも小さい歯石です。

私が十数年にわたって取り残した歯石。。。かな

いつも思うのですが、歯石は大き方が取りやすい。

こんな小さな歯石なんて、取らなくても、すぐには何も問題が起きない。でも、歯周病の初発は目に見えない細菌から始まる。

歯石の除去は見えた時が取りどき。

とわけで、本日がこの歯石は取りだったのでございます。

さて、世の中は連休ですが、私は今日は診療、明日は講習会でございます

それではまた明日。
 

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
mantachannel at 22:47|Permalink歯周病 

February 05, 2018

第5回 歯科用ハンドピースの洗浄・滅菌に関して問い合わせ結果


オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】
歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです ^ ^

****************************************

歯科では、ハンドピースの滅菌が幾度も取り上げられます。

歯科は滅菌していないと目の敵のようにマスコミに騒がれますが、その結果、ハンドピースさえ滅菌していれば良いという風潮が蔓延し、メーカーやディーラーが儲かるだけで、歯科医療の感染管理の推進は全く進んでいません。それどころか、その分の経費を私たちが負担しなければならず過剰診療が危惧されます。(歯科では感染管理に見合った保険点数はついていません)

私は、一人の科学者、歯科衛生士として、きちんとした歯科における感染制御を考えたい。
そういう思いで、今このシリーズを書いています。
(ちなみに当医院では患者さんに使用する全ての器具、器材を滅菌し、滅菌保証しています。滅菌できないものはディスポ。使用した器具の滅菌保証は全てブログで公開しています。)

****************************************

このスライドは、平成29年12月2日の第13回 首都圏滅菌管理研究会で発表したものです。

首都圏滅菌管理研究会発表


ここからご覧になられた方は、過去の記事もご覧ください。
第1回 歯科器材の洗浄・滅菌 その1
第2回 歯科用ハンドピースの洗浄・滅菌は何に従って行うか?
第3回 歯科用ハンドピースを洗浄・滅菌するためのガイドライン 
第4回 歯科用ハンドピースの洗浄・滅菌に関する通達(後半)

今回からご覧になった方は、上記の第1回から4回までをご覧下さい

第4回目の復習ですが、歯科用ハンドピースの取り扱いについてはガイドラインに従うようにとの事でしたが、ガイドラインを確認したところ、明確なエビデンスはありませんでした。

エビデンスがないのに、そして、ハンドピースの洗浄や滅菌費用に正当な保険点数もつかないまま(つまり歯科医院が自腹を切ってハンドピースを滅菌しなさいと国は通達しています。患者さんの皆さんは、自分たちが身銭を切らずに、歯科医院が自腹を切って滅菌してもられるのだから良いと思うと思います。

でも、思い出して下さい。歯科以外でも、コスト削減だけに目を向けた業界の不祥事はたくさんあったと思います。必要な柱を抜いて建築されたマンション。産地を偽装された食品...

皆さんにとって、医療にお金の話はタブーかもしれません、でも、かかるお金はかかるのです。この費用の問題を抜きにして、歯科の感染の話はできません。アメリカやヨーロッパの10分の1程度の治療費で歯科医院を経営しているのが日本です。

日本の国民皆保険制度は世界から見たら素晴らしい。誰でも、いつでも、安く医療が受けられる。そのコンセプトは素晴らしいけれど、あまりにも異常です。まあ政治家の皆さんもテレビを見ても、歯が汚いし、ギンギンギラギラ銀歯が見え隠れするし、歯科医療には関心がないので、歯科の点数が上がらないのも無理はありません。

口腔ケアが重要だなんて、みんな口先だけでは言うけれど、口腔ケアという名の下に、医科の傘下に口腔ケアを入れて保険点数を取りたいだけの話です。

様々な問題がありますが、これらの問題については今日はテーマではないので、この辺で。

さて、ハンドピースの話に戻ります。以下に添付文書に指定した方法を遵守とあったので、
 
厚労省通達

各メーカーにパブリックコメントを求めたところまで話をしました。

求むパブリックコメント

問い合わせの結果です

問い合わせ結果

12月に開催する首都圏滅菌管理研究会で歯科器材の洗浄について話をするのでとお話し、その上でパブリックコメントをお願いしたいと連絡しました。

このパブリックコメントへの回答回収は難儀しました

各社、メールや電話をしましたが、返事がなかなか来ない

私の難儀な質問に、難儀ながらも誠意を持って答えてくださったメーカー、こちらから再度メールをしてやっと回答してきたメーカー、時間がかかると言って、ついに研究会当日まで返信がこなかった国産ハンドピースメーカー(2社)があります。この2社は連絡すると言って、未だに連絡はありません。
(実際の発表では全てメーカー名を公表しています)

私としてはすごく残念でした

質問した側の私が言うのも何ですが、回答はメーカー側にとっても非常にシビアな問題だったと思います。昨今のマスコミを始めとする世の中の悪と決めつけたものに対する批判はものすごい。
メーカーを批判するために、私が回答を求めたと思われても仕方ないとは思っていました。

でも、私は最初からメーカーを批判するために回答を求めたのではなく、これをきっかけに歯科業界に正しい感染管理の知識を広めたい、知ってもらいたいと言う思いで調べ始めたものです。

だから、答えとして「現段階ではコメントできない。」でもよかったのです。
それはそれで理解できますし、あえてそれを批判する気もありませんでした。

でも、連絡すると言っておきながら連絡が来ないと言うのは、約束を破ったと言う事で、問題の云々ではなく、非常に残念に思います。

商売って何でもそうですけど、人と人の信頼の上に成り立つのではないのでしょうかね。。。
お客様からお金を頂くと言うのは、人様からお金を頂く事で、それは信頼があってこそ、あなたの所の商品を買いますって事なのではないかと思うのですけどね。。。

メーカーを信頼できないって。。。残念です。

私は何の肩書きもない、ただの小さな開業医の歯科衛生士です。
だからそういう扱いをされても仕方ないと思います
そういう目にあう事にもだんだん慣れてきました(慣れたくないけど)

長くなってしまったので、今日はここまでにしたいと思います。今日のブログは単なる愚痴ですね

歯科業界で今一番すべき事は信頼の回復ではないかと私は思っています。

首都圏滅菌管理研究会に参加させて頂いて、この業界の者として私が感じた事。
「歯科はハンドピースを滅菌してない歯科は感染管理してないだから歯科は(-ε-)」

患者さんも良く言いますよね、「歯医者」って呼び捨にして「だから歯医者は(-ε-)」

非常に残念に思います。これは歯科が皆さんに信頼されていないから罵倒されている、違いますか?
尊敬している人に向かって、「お前、感染管理してねーだろだから歯科はダメなんだよっ」とは言いませんよね...それなりに敬意を払った話し方をするでしょう尊敬してたら。

その不信感を払拭する。それが今私に与えらた使命だと思っています
これはなかなか薔薇の道です。辛いなぁ。。。

気を取り直して、今週も元気に頑張ります

*************************************
では次回は、各メーカーの回答をご紹介していきたいと思います。


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
mantachannel at 09:45|Permalink滅菌・消毒 

February 04, 2018

2018.02.04 セミナー 医科歯科連携の口腔内細菌と全身疾患

IMG_0591

今日は非常に興味深い内容です(≧∇≦)



このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
mantachannel at 13:45|Permalinkセミナー 

January 31, 2018

歯周ポケット内面の掻爬はする必要があるのか?


オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】
初めまして。歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 
****************************************

昨年は学生だったこともあり、最近はすっかり、セミナー行きましたブログになってるなと思いながら、なかなかブログを書けずにいます

さて久しぶりに、今日は真の歯科衛生士らしく、歯周病の事を書きたいと思います。

時々書いていますが、歯科用顕微鏡の出現は私の臨床を大きく変えました。
P6110357


しかしながら、残念ながら世の中では、顕微鏡の登場で臨床が変わった。。。というほどの認識はなく、非常に残念に思っている私です

顕微鏡を真剣を使用すれば、歯周病の治療は大きく変わるはず。

この小さな世界の事を、誰とも共有できないのがとても残念です。

今日は、私が見ている世界のほんの一部をお見せします。

20180127_3


右上4番。5番欠損の4ー6のブリッジです。遠心のポケットが深い。エアーをかけます。

20180127_4


遠心の根面にプラークの付着を認めます。明らかにゆるいポケット。これは咬合性外傷とプラークの付着による複合型の歯周炎です。

20180127_2


プラークを除去すると根面は綺麗。ポケット底部がキラキラとしています...さてこのポケットの底部、どうなっていると思います?この見えているキラキラは、ポケット底部、つまり上皮性の付着の底部なのか、それとも結合組織性付着の底部なのか?このキラキラより上の歯肉表面は何性の付着と呼ぶのでしょうね...

私は、現代の歯周外科の術式について、とても疑問に思う事があります。

それは、不良肉芽の除去です。

日本歯周病学会の歯周治療の指針2015
http://www.perio.jp/publication/upload_file/guideline_perio_plan2015.pdf

この中の歯周外科処置の1)歯周ポケット掻爬術の2行目に

06

歯周ポケットの内壁の炎症性病巣歯周ポケット上皮炎症性肉芽組織)の掻爬を同時に行う」とあります。

18

2)新付着術の同じく2行目に
「切開を加えて歯周ポケット内壁を除去、歯根表面をスケーリング、ルートプレーニングした後、歯根面に歯肉を圧接して縫合する」とあります。

私は思うのです。
歯周ポケット内壁は安易に掻爬してはいけないのではないか⁉️

よく考えれば、なぜ、不良肉芽と呼ばれる組織ができるのか?そもそも不良肉芽とは何なのか?ポケット内面はどうなっているのか?こういった疑問は、歯科用顕微鏡がない時には解明されなかった 

でも、今は見えるのです。。。そして、これは、

歯石を確実に取ると、除去しなくても、自然に消失する組織

なのだと臨床経験を重ねるうちに思うようになりました。違うかな。

人間の体はよくできていて、歯肉が支持組織と呼ばれるのも本当に的をえた表現だなと思いますし、炎症が起こるのにも理由があるし、1つとして人間の体の反応に無駄なものはないのです。

20180127_1




キラキラの底部は、上皮性付着の途中でした。歯肉をよけると、歯石が見えます。歯石のすぐ右隣を見て下さい。イボのように丸い膨らみがあります。

BlogPaint


これがいわゆる不良肉芽?でしょうか?ポケット内面の掻爬するべきと言われる組織?

ではなぜいぼのように丸いのでしょうか?

それは異物である歯石を包み込みたいからではないかと思うのです。
 そもそも、歯肉は歯にぴったり付着して、細菌の侵入を防ぎたいのですから。

つまり、この歯肉内面の形態は、相対する根面の表面形状に由来するという事です。

つまり、根面の歯石が除去されて、滑沢になれば、自然に治癒して平面に戻るという事です。 
 
そもそもにおいて、顕微鏡のメリットは見える事です。結合上皮性付着のポケット底部まで確認する事、それがとても大切。ですが、それは至難の技。

ポケット底部を見ようと思う術者、見る事ができる技術を持つ術者は限られます。

奥深し、歯周病の処置。しかしながら、なんとシンプルな事か。

綺麗にすれば治る。ただそれだけ。
人間の体の治癒能力、組織の治癒能力を生かし、組織を破壊せずに異物だけを取り除く。それが歯周病治療の真髄です。

でも、誰も言わない…

あ、私がアウトローで間違っているのかな

さて、明日もがんばっぺ 


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
mantachannel at 20:56|Permalink歯周病 

January 30, 2018

2018.01.30.セミナー 安全な無痛分娩への取り組み

IMG_0578

今日はお産について勉強です。


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
mantachannel at 20:00|Permalinkセミナー 

January 25, 2018

歯科衛生士教育に思うこと

歯科衛生士教育は遅れている。
そして、歯科衛生士教育には未来を感じられないというのが私個人の意見。

歯科衛生士って一体何なのか?

いや、逆に考えれば、何なのか規定しない、何でも屋にしておくというのが狙いなのかもしれない…

でも、そのおかげ様で、臨床の現場で他職種に理解されない…

そういう事…そういう現場の声を教育者の方々はご存知なのだろうか?

他職種協働ね…口腔ケアはすごく大切で、病院歯科で働く歯科衛生士も増えている…

なのに、歯科衛生士教育には他職種と同じ土俵で話す言葉さえ教えない。

ちっちゃなクリニックでしか生きられない、生け簀の金魚

でも、ちっちゃな生け簀が大好きな私(o^^o)

ちっちゃな生け簀の歯科衛生士だって…

BlogPaint

海外の病院の手術室の見学ができた。

海外でオペ着着るのは緊張する…視察先のイタリアで、サイナスリフトとインプラントのアシスタントをして以来。

10年近くぶり

海外を再び訪れて、ある先生の言葉が胸にささり。

この国には歯科衛生士はまだいない。

でも、感染管理部のその先生は言った…

「この国はこれからだけれど、歯科衛生士は歯科の感染管理に重要だ。」

18J_0430

…というわけで、歯科衛生士、頑張ります‼︎(笑)

なんのこっちゃ。

さて、あと2日頑張るでー‼︎


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
mantachannel at 22:55|Permalink