顕微鏡歯科 Advanced Care Dental Office リップデザイナー☆naomi

はじめまして。Advenced Care dentai Office マイクロスコープ顕微鏡歯科☆歯科衛生士naomiこと戸田奈緒美です。歯を綺麗にする事が私の「仕事」です。良い「仕事」をするために歯科衛生士道まっしぐら。日々精進。

3日間、第10回 日本デジタル歯科学会 第5回国際デジタル歯科学会に参してます(^^)

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☆☆☆オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証☆☆☆

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは micro scalingR歯科衛生士naomiです 

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昨日、私が専攻科でお世話になりました、日本歯科大学多摩クリニック主催の第3回食べるを支える研修会に参加してきました

1部
食形態の調性〜嚥下調整分類2013、発達期摂食嚥下障害(者)のための嚥下調整食分類2018〜
管理栄養士 尾関 麻衣子 先生

2部
さまざまな代償法
摂食嚥下専門クリニックにおけるICT(MCS:Medial Care Station)を用いた多職種連携
戸原 雄 先生

そして最後に教授である菊谷 武 先生 から締めのお言葉がありました。 

第3回 食べるを支えるセミナー

尾関先生...学生の時には在宅に一緒に訪問させて頂いて食事指導を見学させて頂きました。
いつもメジャーを持ち歩いていらして、上腕周囲長を測定したりして在宅では難しい筋肉量の把握をしていらっしゃいました

今回は日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食学会分類2013を解説して下さいました。 

学会分類2013

は日本歯科大学多摩クリニックが協力している一般社団法人 食べるを支える会食分類から引用しました。 

健康長寿ネットによると嚥下食とは、飲み込みや咀嚼といった嚥下機能の低下がみられる場合に、嚥下機能のレベルに合わせて、飲み込みやすいように形態やとろみ、食塊のまとまりやすさなどを調整した食事のことを言います。嚥下訓練に使用される嚥下訓練食品も含まれます。

この食べる機能と食形態をわかりやすくしたものがこの表です。

この嚥下調整食の分類が理解できていると、例えば、病院で退院する時に病院では嚥下調整食2-2だったと言えばその機能と照らし合わせて食形態を調整できます。また病院と病院や介護施設全ての共通言語となり、美味しく安全に食べる事が継続して支援できます。

切れ目のない支援
こちらも日本歯科大学多摩クリニックが協力している一般社団法人 食べるを支える会からの引用。

ブログを書いていて思いますが、摂食嚥下の事を説明するのって結構難しいですねつまりは自分の中で整理できていないという事ですね

健康な皆さんにとっては毎日美味しく口から食事をする事は当たり前かもしれません。しかし病気や加齢が原因で噛んだり飲み込んだりする食べる機能が低下することによって、美味しい食事が口からとれなくなる事があります。
食べ物が認知できない、食べ物が上手く口に取り込めない、噛み砕けない、唾液と混ぜる事ができない、食べ物をひと塊りにできない、飲み込めない、誤嚥するなどが摂食嚥下障害です。

これは認知機能に問題がある事もありますし、唇や舌などの口腔機能に問題がある場合もあります。

そんな時、どう食事をとるか。食事とは楽しみでもありますが、栄養を摂るという生命維持に不可欠な要素でもあります。食事ができないという事は生命維持に関わる大事件です

だからどうやって栄養を摂るかどうやって食べるかというのはとても重要になります。

ざっくり言えば、その使えない口腔機能の部分を調理で補っている食事が嚥下調整食です。

次に飲み込みが上手く行かない場合の代償法、顔を傾けて飲み込む、主食と飲み物を交互に嚥下する、顎を引く、一口量を調整するなど。
戸原先生が具体的に紹介して下さいました。

最後に菊谷教授が生活の場における支援の難しさについてお話しされました

生活のための食を支えるために、本人の意思を尊重しなければならない自立尊重原則と医療者として誤嚥や窒息のリスクを減らすことに努めなければならない善行原則このはざまで私たちは悩む
先日ご紹介した小山珠美先生は病院の看護師さんなので、どちらかといえば急性期を担当し後者の善行原則が優先されます。

しかし、病院を退院し在宅医療になり、余命が限られた人であればリスクはあっても自立尊厳の原則を尊重するべきかもしれない。
その時々、また個人によって選択する道は違う...

菊谷先生曰く
万策尽きたのか。最後まで食べたという記憶は残された家族の記憶の中にもとどまり続ける。一方、なぜ食べてはいけなかったのか、他に方法はなかったのかと思い悩みながら送ってしまった家族にとって、この思いは悲嘆からの回復の妨げになる

人生の最終段階における摂食嚥下リハビリテーションは、「長寿を享受した人の人生の総仕上げに立ち会う」という意味を持つ。人生の大先輩に対してわたしたちは何ができるだろうか...

人生の最期を支える医療職として考えさせられますね 
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今日は日本歯科大学多摩クリニックの食べるを支える研修会に参加します。

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オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

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先日、お江戸日本橋歯科医師会が主催する、要介護者歯科保健講演会に参加して来ました

すっごく楽しみにしていた講演会

それは、小山珠美先生がご登壇されたからです。
小山珠美先生はNPO法人口から食べる幸せを守る会の理事長でいらっしゃいます。

私はNHKのプロフェッショナル仕事の流儀という番組が大好きなのですが、その2016年5月16日の放送で小山珠美先生が紹介されました。珠美先生のスプーン1本で口から食べる事を取り戻していく患者さんの姿にとても感激しました。

時を同じくして、私は2016年に日本歯科大学付属病院 口腔リハビリテーション多摩クリニックで、日本歯科大学東京短期大学口腔リハビリテーション専攻科生として1年間摂食嚥下を学ばせて頂いておりましたのでその感激はひとしおでした。

そして珠美先生は看護師さんですが、人生の最後まで口を使って食べる事をサポートする事は私たち歯科職がやるべき事でもあるという気持ちがフツフツと湧きました。

ただし私は開業医勤務です。専攻科では毎日摂食嚥下障害の患者様を拝見していましたが、現在は元の診療所に戻りましたので、ほとんどが健康な患者様です。そこで私が得た知識と毎日の業務にギャップを感じますが、しかしながら私、歯科衛生士の本当の仕事は「予防」です。
ですから、患者様が最後まで口を使って食べ続けられるように、若い時からの予防を担うのが本来の重要な役目。当然最後まで食べ続けるには、噛む(咀嚼)事が大切ですし、粉砕した食物を唾液と混ぜてひと塊りにする(食塊形成)ためには、舌や頬の機能が大切ですし、もちろん飲み込む機能の維持(嚥下)も大切です。
これらの口腔機能の低下を早期に発見して元の状態に戻す事は非常に重要な役割です。

そして、それは健康な時より歯科医院に定期的に来院して頂き、接する機会が日常の一部となっているからこそ気が付ける事であり、一生関われる場でもあります。つまり定期的な健康予防教育の場が確実にあるという事です。
これは歯科のメインテナンスシステムでしかなし得ない事です。

先日私のもう10数年のお付き合いのある患者様が3ヶ月に一度のメインテナンスで来院されました。何度かブログに登場していますが、元々はその患者様のお母様の往診に行ったのがきっかけでのご縁です。お母様が亡くなり、そして娘さんである患者様も高齢者になりました。
そんな患者様に、ふと、ほっぺたに空気を入れられますか?冗談のような話ですが、できないのです何度かやって頂くと感が戻って来たようで頬を膨らます事ができました。ほっぺたに空気を入れてご自分でも家で動かして下さいねと伝えました。

何気ない一言。これが歯科衛生士にしかできない関わりです。

そして私の役目は歯を守る事ですが、この歯を守るためには、今となっては歯科用顕微鏡が手放せません。病院に勤務して摂食嚥下に関わる事はとても興味があるし楽しいと思うけど、でも歯科用顕微鏡を使用した世界にも例がないメインテナンスを手放すのは私には無理楽しくて仕方ないですもの。誰も取れない歯石を除去するの

だから私は開業医でしかできない歯科衛生士の役割をこなしたいと思います。

一生口から食べる続けるためには、かかりつけの信頼できる歯科衛生士を持つ事です。若い時には歯を守りながら将来の事を教えてくれて、人生の最後にお口の事での困りごとがないようにきっと導いてくれると思います。

私もそんな歯科衛生士でありたいと思っています

ちなみにお口から食べる事(経口摂取)の重要性は、私が首都圏滅菌管理研究会でお世話になっている深柄和彦先生が論文を出されています。簡単に私が皆さんに知って欲しい論文の内容を説明しますと手術後の回復には免疫力が大切ですが、静脈点滴など腸を使わない栄養療法を行なっていると栄養は補填できても腸管免疫が低下して感染防御機能が低下するというものです。

つまり腸管免疫を低下させないためにも(感染防御機能を低下させないためにも)口から食べ物を入れる事が大切だという事です。
栄養摂取の術後早期自立 外科と代謝・栄養47巻6号 2013年12月 

腸の飢餓「Gut starvation」用語についての説明は
Gut starvation 外科と代謝・栄養48巻5号 2014年10月

余談ですがGut starvationという用語があるのなら、ぜひOral starvationという用語が広まらないかなぁーと個人的意見です。   

この論文では最後に、長期間,食事摂取量回復が見込めない場合は,在宅経腸・静脈栄養も考 慮しなければならないケースもある...とあります。

この経腸栄養には違った問題があり、在宅でいかに家族やチームで食べる事を支えるか...そういう事も大きな課題ではありますが、その事についてはまた別の機会に考えたいと思います。

最後まで口から食べ続ける事は人間が生きる尊厳。
さて今週もまた患者さんのお口のサポート頑張ります
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口から食べる幸せを守る

食べることが困難になったらどうしてほしい?


今日はNPO法人 口から食べる幸せを守る会 理事長 小山珠美先生のお話を拝聴させて頂きました(^^)


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オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

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今日は診療の後に健康情報について学んできましたのでそのご報告です

内容
1. ヘルスリテラシーとは
2. 情報源の特徴を知ろう
3. 健康情報を入手する際のポイント
4. 本とインターネットの「いなかもち」


PCC People Centerd Care
市民が主体となり、個人や地域社会の健康課題の改善に向け保健医療従事者とパートナーシップを組んで行う取り組み。

1. ヘルスリテラシーとは(以下の4つの力をいう)
   a. 健康情報を入手する力
   b. 理解する力
   c. 評価する力
   d. 利用する力 

 *健康情報を鵜呑みにせず、自分自身が納得して利用する事が大切。

2. 健康情報の特徴を知ろう

本:長所:整理されまとまった情報を得る事ができる。情報の出典が明確。
  短所:情報が古くなる。

インターネット:長所:新しい古い情報も多く得る事ができる。検索のやり方で効率が良くなる。
         短所:情報が無くなる。信頼性。妥当性。

3. 健康情報の入手する際のポイント

い:いつの情報か
な:何のために
か:書いた人は誰か
も:もとネタは何なのか
ち:違う情報と比べたか 

4. 本とインターネットの「いなかもち」を確認 (実習)

更に詳しくヘルスリテラシーについてお知りになりたい方は
ヘルスリテラシーのサイトをご覧下さい。中山和弘先生のページです。(聖路加国際大学 看護情報学)

情報が溢れている現代において、情報を収集し、理解し、それが自分に合った情報であるか評価し利用する事はとても大切な事です。

...とは思うのですが、私は一般の方が医療について全てたを正しく理解するのは非常に難しい事だと思いました。

一般の患者さんが情報を求めるのは、その根底に「不安」があり、その不安を打ち消したいがための情報収集なのではないかと思いました。この不安が解決さえすれば情報を集めなくなるというのが現実じゃぁないかぁなー

つまり患者さんが前向きに健康作りや治療に取り組むためには、安心感が重要であり、医療従事者として安心感を与える事が非常に重要であり、信頼できる人物であるという事がとても大切なのだと思いました。

ちゃんちゃん

おしまい 
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今日はドライマウスでご高名な斎藤一郎先生のお話を拝聴します。
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今日は診療後に栄養のセミナーに参加します(^^)

いつも首都圏滅菌管理研究会でお世話になっている深柄和彦先生もご登壇されます♡

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オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

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昨日、久しぶりに歯周外科のセミナーに参加しまして、先週、院内研修会のペリオ担当になりました

そこで、久しぶりに1から歯周病を復習しています。今更って感じですが

1から文献も探して...

時間がかかって仕方がありません。何でもそうですが物を作る、スライド作るとか、発表するとか...それは一瞬の出来事で、それまでの準備には膨大な時間がかかります。でも、それが勉強という事なのでしょうね。

口腔衛生指導の重要性

で、ついでなので、スライドに加えながら資料を整理しています。

私たち歯科衛生士は、学校で習ったから、当たり前のように歯磨きの指導をしたり、歯石の除去(スケーリング)をしたりしますが、たかが歯磨き指導、たかが歯石の除去と言っても、きちんとした根拠があって確立した処置である事を忘れてはいけません。

もし、歯科衛生士が、口腔衛生指導や歯石の除去以外に処置を行うとするならば、きちんとした根拠を示すべきです。
口腔機能への対応だってそうです。闇雲なマッサージとか、体操とか、根拠のない指導は医療とは言えません。そして根拠のない指導は歯科衛生士じゃなくたってできます。

そういう自覚が歯科衛生士には大切。

私たちが、歯肉炎の患者さんに日常的にしている口腔衛生指導(歯磨き指導)。きちんとした根拠があるのをご存知でしょうか?

きちんと研究した先生がいらっしゃるのです
Harald Loe, Else Theilade and S. Borglum Jensen.  Experimental Gingivitis in Man. Journal of Periodontology May-June 1965, Vol. 36, No. 3: 177-187

私が臨床に出たのが1993年。プラークコントロール絶盛期
当時はTBIのセミナーがたくさんありました。

そして予防のセミナーにもたくさん参加しました。あの頃、北欧の予防の大家アクセルソン先生とかブラッタール先生(故人)、マキネン先生、ブリギッタ・ニーストレン先生など北欧の予防の情報を求めて彷徨いましたからね

そして日本で予防をいち早く実践していらっしゃった熊谷祟先生。
当時はお金がなかったから、休みの日に院長先生の本を近くのコンビニで全部コピーして読んでました。

今の若い衛生士さんは、研修会の費用も病院負担で、有給で研修会に参加して...すごく恵まれていると思います。
まあ私はこの時の苦労があったからこそ今があると思っていますけどねハングリー精神旺盛♡

さて、今週も患者さんをスイッチ歯磨きが自分からやりたくなるように、患者さんのスイッチONいたしましょう♡

今週も暑い日が続きそうですがボチボチ行きましょう〜


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オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
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こんにちは micro sailingR歯科衛生士naomiです 

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昨日は久しぶりに歯周病のセミナーに参加してきました。

といっても、歯周再生療法の話でしたので、歯石の除去やルートプレーニングの話ではありません。
歯周組織再生誘導材料や骨補填材を用いた再生療法の今です

歯科医師とともに目指す歯周病のゴールは歯周病で喪失してしまった骨の再生です。 

歯肉模型


↑こんな感じで歯科医師は模型実習もありました。

さて、実際には私たち歯科衛生士は歯周再生療法はできないので、その前の初期治療でどのような歯肉を作り上げて行くかが重要です。

講師の先生の医院では、最初の診断で再生療法をすると決まれば、ポケット底部までの歯石は完全に取らず、 歯周組織再生誘導材料を入れるスペースを残すそうです。

初期治療=何がなんでも歯石を除去する では無いわけです。
先日、 歯科衛生プランのセミナーにも参加しましたが、やはり最初に歯科医師の治療方針を良く理解しておく事が前提として大切です。
歯科医師の治療方針に沿って、歯科衛生士としての役割をこなす事、それがとても大切な事です。

当医院では歯周再生療法のケースは少ないので、私がガッツリ歯石を除去してます

それはそれで、私は責任重大ですよね〜 私の後に歯科医師が歯周再生療法のために歯肉を開いてくれるのならば、歯石を除去するのは適当で良いんですもの。

確かに再生療法のメカニズムも大切なんですけど、私、歯科衛生士の役割で最も需要なのが、炎症のコントロール。

なので最近は再度、炎症について復習しています。

復習になりますが、

炎症や免疫反応はストレスから体を守るための重要な生体防御反応です。

そして炎症の経過は5徴候というのがあり

発赤腫脹(局所)発熱疼痛機能障害 と経過します。

歯周病の時に私たちが一番遭遇するのが、発赤と腫脹です。

良く、患者さんに

歯肉を見てもらってここ歯茎が赤く腫れてますね。ここが歯肉炎です。なんて説明したりします。

これ歯科衛生士さんに質問すると面白いんですよ。歯科衛生士、良く勉強してますからね

歯周病になるとなんで歯肉が赤いの?って質問すると
炎症が起きているからです。

炎症があるとなんで赤いの?
炎症の5徴候に、発赤...があるからです。

炎症って何?
発赤、腫脹、疼痛、発熱、機能障害です

堂々巡りなんです

炎症について復習して見ましょう

炎症は原則的に
後毛細管細静脈(静脈性毛細血管が集合した後)で起こります。
秒単位の反応:感染や外傷が起きた組織では、血管から漏出した血漿成分(凝固因子、キニノーゲン、補体など)が発赤・腫脹、発熱、疼痛などの即時反応を引き起こします。
ブラジキニン(キニノーゲンの分解により生成される)は発赤や腫脹の原因となる血管拡張血管透過性を亢進する主要な因子。強力な疼痛因子。

分単位の反応:
血小板活性化因子、ロイコトリエンなどの脂質因子ヒスタミンセロトニンニューロペプチドなどが関与更に血管拡張血管透過性を亢進

時間単位の反応:
サイトカインケモカインなどタンパク質性生理活性物質など。
好中球の組織浸潤が起こった後、数日単位の慢性反応期に移行するとともにマクロファージリンパ球浸潤が主。


今日は図左の血管図だけを見て下さい。

好中球の働き:
炎症が起きるといつもは血管内を泳いでいる好中球のL-セレクチンが血管内皮細胞のシアロムチンと弱く結合して内皮細胞を転がるようなローリングと呼ばれる現象が起きます。→リンパ球の流速減速

内皮細胞に提示されたケモカインとローリング細胞上に発現したケモカイン受容体が結合するとローリング細胞上のインテグリンが活性化されて内皮細胞上と強固な接着を引き起こし、最終的に血管外へ遊走し組織内へ移入する。

好中球ローリング
参考文献:
“ホーミングレセプター”L-セレクチンが認識する細胞表面硫酸化糖鎖 内村健治
〔生化学 第85巻 第4号,pp. 244-252,2013〕



血流が増加→血漿成分の滲出と組織内物質の除去が活性化する。

血流速度低下→血管内をパトロールしている白血球の組織浸潤が促進される

つまり簡単にまとめますと。
血管は心臓からの血液を体全体に行き渡らせるためのバイパス。
水や栄養など様々な物を運ぶ道路です。

歯周病(炎症)では細菌の駆除や組織の損傷部位の修復をしなければなりません。炎症を早く抑えるために血管を膨らませて(血管拡張・腫脹)血液の量を増やします。
血液量が増えるため赤く見えます(発赤)。
またブラジキニンなどの産生によって痛みを伴う(疼痛)場合もあります。

細胞と細胞の間に隙間を作り(血管透過性の亢進)炎症を抑えるための血液成分(血漿成分)を漏れ出させます。

血管が膨らむことにより、血液の流れの速度が遅くなり、炎症を抑えるための物質(好中球他)が留まりやすくなり組織の中に入りやすくなる。

と言ったところでしょうかご理解いただけましたか?簡単に伝えるのって難しいー

私たち歯科衛生士にとってはこの炎症のコントロールが非常に重要になってきます。

そしてこの免疫反応というのは体の中で起こる事ですから炎症は局所でも炎症に対する免疫反応は全身的という事です。
続いて、創傷治癒の理解も大切なのですが...

少しづつまとめて行きたいと思います
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2日間、院長と歯科衛生士のYUさんと歯周病のセミナーに参加しています(^^)

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今日は子供の口腔機能低下症について学びます(^^)

日本歯科大学多摩クリニックの専攻生として1年小児も学びました。私の恩師は田村文誉先生ですが、他の大学の先生のお話は聞いたことがないので楽しみです。

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久しぶりの歯科衛生士向けセミナー参加です( ;´Д`)

女子ばっかりで…緊張します(笑)

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毎日、毎日、歯石を除去する毎日(^^)
見えるって凄い!!大変だけど結構好きです。見えない世界の歯石をとるの♡ 

右上第一大臼歯デンタル

右上第一大臼歯と第二大臼歯の間に見えた歯石。歯肉を避けて歯石を確認。

右上第一大臼歯1
 
かけらが取れたと思ったら、水平方向、頬舌側方向に巨大な歯石が現れてきましたΣ(゚д゚l

右上第一大臼歯2


歯と歯が繋がるように歯石が縁下に挟まっています(;ω;)
 
右上第一大臼歯3


そして、反対側の根面にも歯石が(T-T)顕微鏡で見えてる風に加工

右上第二大臼歯1
 

全て除去してこうなります↓

右上第二大臼歯2

なかなか写真や動画を編集できませんが、毎日処置を行っています。

そして、皆さんは、こうやって写真を拡大すると歯科用顕微鏡があれば簡単に歯石が除去できると思われるかも知れません。

が、それは間違いです。

見えといっても、歯周ポケットの幅は健康で締まっていれば1mmあるかないかです。
今日のケースでも、0.8mm程度

1mm無い歯と歯肉の間。そして見える角度は限られて、更に器具の角度、挿入方向も限られる...

歯科用顕微鏡の処置は非常に制限される処置なのです 

拡大した視野でも、その処置を行うのは私の実際の手です。私の手が0コンマ...の処置を行うのです。

シビアとしか言いようがありません

さて明日はどんな歯石との出会いがあるでしょうか明日も頑張ります 
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私の友人です( ;´Д`)
1度全顎で歯石を除去したのですが、3年経ったら咬合に問題があり、上顎7、7のポケットが深くなってしまい…

上顎も根面全てに歯石が付着し、釘抜きのような外傷性咬合。

歯石は除去でき安定しましたが、対合が…

今週はこちらを除去します(;ω;)

左下第二大臼歯1
 
↓ピンクで囲った部分が全て歯石です。

左下第二大臼歯2

下の歯の左の1番奥の下側の、しかも歯肉の中の歯石です。

肉眼では確認さえ不可能。

拡大鏡はポケット底まで光が入らないのでこちらも除去は困難。

まさしく、歯科用顕微鏡の出番と言えるでしょう…

しかしながら、見える=除去できる とは限りません。

頑張ります♡ 

見えても除去不可能な場合ももちろんあります。



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御縁がございまして診療報酬改定のセミナーに参加しています( ;´Д`)

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オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

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先週の土曜日、Dr. Ulrich Kaiser (ウルリッヒ・カイザー )博士による
スキルアップ・洗浄滅菌技術特講に参加してきました。

Dr. Ulrich Kaiser (ウルリッヒ・カイザー )博士はDIN、EN、およびISOのワーキンググループ(バリデーション、滅菌、滅菌モニタリングのための生物学的・化学的インジケータ)のメンバーです。

 Dr. Yorichika Kaiser

なんと今回お昼にDr. Ulrich Kaiser 博士と一緒にLunchを頂くという企画がありまして、恐れ多かったのですがせっかくなのでご一緒させて頂く事にしました。そして意を決して1番のりで質問させて頂きました
 Dr. Yorichika Kaiser meeting

質問は
歯科用ハンドピースは(潤滑剤は)綺麗に洗浄できるのかという質問です。
Dr. Ulrich Kaiser 博士の答えはWDにコネクターが、中に水が通るようになっているのがある、フィルターがついていて、それと洗浄剤を使えば洗えるという事でした。ただし洗浄した後に潤滑剤はしなければならない。注油しないと機械が故障するからとのこと。

そこでダックって知ってますかと言われました。

ダック...最初は知りませんって答えたのですがお話してるうちに思い出してきました
第13回首都圏滅菌管理研究会で発表したのですが、デンツプライシロナ社のDACユニバーサルのことではなかろうか
洗浄・滅菌の質問1

唯一質問したメーカーの中で洗浄、滅菌の検証がなされていたのがデンツプライシロナのDACユニバーサル。
DAC1

DAC2

Dr. Ulrich Kaiser 博士曰くDACなら洗浄して潤滑剤も注油できて滅菌もできるとの事。
ただし、DACユニバーサルは、滅菌バックに入っていないので無菌性は保たれない。
でも、歯科用ハンドピースは歯科医師が手で持つし(通常歯科診療には未滅菌の検査用グローブを使う)無菌性を保っていても...(意味がない)

との事で、

歯科用ハンドピースは洗浄滅菌だけの問題ではなく、ユニットからの水や空気の問題がある、ヘパフィルターをつける、水や空気は滅菌できない、トータルで(感染制御を)考えなければならない。サックバックの問題もある。

ある研究をした事がある。綺麗に洗浄・滅菌した歯科用ハンドピースを赤い洗浄液の中で回し、きちんと洗浄・滅菌したハンドピースと取り替えて噴射すると赤い水が出る。

いくら歯科用ハンドピースを綺麗に洗浄・滅菌しても、歯科ではデンタルチェアの問題がある。歯科医療従事者向けには洗浄滅菌だけでなくて特別なコースで教育を行っている。1人1つ歯科用ハンドピースを分解する。とのこと。

それから、ワクチンの話もしていました。歯科の感染では飛沫感染、エアロゾルがあるから。歯科医療従事者はB型肝炎のワクチンを必ずしている。

ワクチンをしていなかった時は歯科医師の7割が肝炎だった( ;´Д`)とか。

つまり、私たちがいつも思っている事と同じをDr. Ulrich Kaiser 博士はお答え下さいました洗浄・滅菌を確実にする事が大切だけれどその目的は感染制御。大きな視点で考える事が必要です。

感染制御の全体像

ちなみに、サックバックの問題については、以前にもご紹介したと思いますが(詳しくは歯科用ハンドピースシリーズをご覧下さい 第1回)、現在はユニット(デンタルチェア)にも歯科用ハンドピースにもサックバック防止機構がつけられていて対策が取られています。

サックバックが問題だと今頃行っている方々は情報をアップデートする必要があります。不必要に不安を仰ぐのは誰のためにもなりません。

そしてたとえサックバック防止機構の働きが不十分でサックバックしたとしても、歯科用ハンドピースの使い回しが原因で感染したという事例は確認できていません(こちらも先ほどの歯科用ハンドピースシリーズをご覧下さい 第8回

サックバック防止機構の有無で洗浄・滅菌方法に違いはあるか?という質問に対して、デンツプライシロナ社の回答では、サックバック防止機構があっても多少の汚染物の吸引の可能性があります。DACユニバーサルによる洗浄・注油・滅菌を推奨します。としています。

洗浄・滅菌 質問2


医療器具の再生処理の話になると、どうしても完全な洗浄、完全な滅菌の話となります。
それはもちろん、洗浄・滅菌を追求するならば当然の事です。

しかしながら、医療技術の進歩は医療機器の進歩でもあります。そしてその複雑さゆえに洗浄が困難なものも増えてきました。しかしその一方で複雑な医療機器が開発されたからこそ治療法が新しくなり患者が救われてきたというのも歴史的事実であります

歯科用ハンドピースがない時代においては、ダイヤモンドよりも硬い歯を削る事は出来ず、虫歯になった歯は抜くしかなかった...しかし、歯科用ハンドピースが開発された事で、虫歯の部分だけを削って詰める事ができるようになり、歯は抜かなくて済むようになった。。。

そして、その行為が感染するという事なら問題がありますが、歯科においては歯科機材の使い回しによって感染した事例は確認できていません。

感染した事例がないのに、洗浄滅菌が確実にできないから器具は使わずに虫歯になったら抜歯する。。。これはどう考えれば良いのでしょうか?患者さんの利益になるのはどちらなのでしょうか?

感染制御の観点から大きな視野を持って歯科医療機器の再生処理を論じて頂きたいものです。

さてもうすこし書きたい事があるのですが、長くなりましたので今日はこのへんで

おやすみなさい
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今日は診療を急遽お休み頂いて、医療器具、器材の洗浄、消毒、滅菌セミナーに参加させて頂いてます(^^) 
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今日は「こんな患者さんが来院したら」
というテーマで、歯科麻酔の先生のお話を拝聴します(^^)

セミナー風景 有病者歯科治療

備忘録として毎葉をお勉強ブログにまとめています
こちらのお勉強ブログへもどうぞ宜しくお願いします♡
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オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
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【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは micro sailingR歯科衛生士naomiです 

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最近、巷では人生100年時代をどう生きるか?とよく言われますね。

私は、人生100年時代を生き抜く上で、一番大切なのは、だと思っています。
健康。。。と言っても良いのですが、なんだか健康という言葉は皆んなが使っていてつまらない。

 体が資本って言いますけど、元気だったら、なんでもできる。年を取っても自立した生活を送る事ができますそして体の中でもとても大切になるのが健康です。

人生100年時代に備えて、若い時から口の環境を良くしておきましょう

さて、歯科衛生士歴も26年を迎えた私。数ヶ月に一度のメインンテナンス(定期チェック)を担当している患者さんも、長い方は15年近くになりました。現在担当している患者数はおよそ300名。

15年も継続して担当していると、なんと20代の方が40代になるんです。30代の方が50代になるんです
この20代と40代の差は大きい。体もそうですけど、20代ってほとんどの方は体に問題ないですよね
でも、40代になると、色々と変化が出てくる。血圧、血糖値、コレステロール、中性脂肪...

明らかに、体が変化してくる。

では、お口はどうなの?

体が年齢とともに変化していくのに、お口だけが変わらずに20歳のままなんてことはないわけです 

口腔って実は、体の外なんですよね。ドーナツを想像して下さい。体は実はドーナツ状で入口が口。消化管を通って、出口がお尻(肛門)となるわけです。

そう、お口は他の臓器と違って、見えるのです。口以外の臓器は、見えないからレントゲンやCT、MRIを取って内部を見える様にするのですよね。もちろん、歯の中は見えないけれど、外から歯を観察する事ができる。それが歯科の特徴です。

異常を早期に発見しやすい。被曝の問題もなく、ただ見えるだけですからね。侵襲がありません。

人生100年時代。ぜひ皆さんには、マイハイジニストを見つけていただいて、お口の変化を素早く見つけてもらいたいものです

さて私がいつも使わせて頂いている、歯科用顕微鏡。これは、今まで見えなかった世界を見える様にしてくれる、とても画期的な医療機器です。

歯科用顕微鏡を用いない場合、歯周ポケット内は見えませんから、ポケット内の歯石をとる場合、盲目的、つまり手探りの作業となります。

この手探りでの歯石除去の時代に出されたのが、以下の論文です。

歯石除去に関する論文1

歯肉縁下歯石(歯周ポケットの中の歯石)の除去は、ポケットが3mm以内ならfairly good(かなり良い)3mmから5mmの場合、成功の確率よりもfailure(失敗)の確率の方が高い5mm以上の場合はfailure dominate(失敗の可能性が高い)。 

*3mm以内はかなり良いが100パーセント確実に除去できるとは言っていない事に注意

歯石除去に関する論文2


また別の論文でも、ポケットの深さが3.73mmを越えると、歯石の取り残しが増えると言われています。

さて、今日のテーマは人生100年時代、親知らずを抜く?抜かない?でしたね
私は断然、若い時に抜くべき派です。歯石が付着する前に。そして親知らずを抜いた後は、必ず親知らず側のポケットとそして、側面に歯石や虫歯がないかどうか確認する事をお勧めします。

患者さんは40代。十数年前に親知らずを抜いたとの事。その後定期的なクリーニングは行っておらず

当院へ初診で来院された時には、ポケット4mmレントゲン上ではっきり見えるほどの大きな歯石が付着していました。

右下7番デンタル写真

 
ピンクの丸の中の歯の根の表面のボコボコしているのが歯石。

右下7番のレントゲン写真歯石あり

矢印の方向からポケットを実際に覗きます。

右下7番のポケット内 歯石あり

さて、先ほど文献でお示しした通り、ポケットが3.73mmを越えると取り残しが多くなり、3mm以上5mmまでのポケットの歯石除去は失敗する確率の方が高いのです。

でも、これは歯科用顕微鏡がない時、使わない盲目的な処置の場合の話です。

歯科用顕微鏡を用いて除去すると...

ただし、見えるからといって、簡単に除去できるわけではありません。

歯周ポケットを覗ける角度

例えば、ポケットの幅が1mmで深さ5mmのポケット底部を見る場合に、歯科用顕微鏡で覗ける範囲は11.3度しかありません。この角度に合わせた上で、器具の選択を行い、除去するのはかなり難しい処置となります。

はっきり申し上げて確実な除去は不可能に等しい。以下は実際の除去をしている動画です。

 

そして最終的にはポケット底部を確認し、確認できる範囲で除去しました。
ただし、確実な除去がされているかと言えば、いくら歯科用顕微鏡があるとは言え、歯肉を押しのけての処置となりますし、最大に拡大しても光量がやや不足していますし、確実な除去とは言い切れません。

しかしながら、おおよそ良い状態に仕上げられたのではないかと思います。 

IMG_3581

先週、新刊の歯周病の書籍を読みました。某有名な先生のものでしたけど。。。
たくさんのエビデンスが書いてありましたが、残念ながら歯周病を治す方法は書いてありませんでした。

歯科衛生士さんは、歯周病の治療がとても難しいとおっしゃいますが、私はいたってシンプルだと思っています。

私がする事は、炎症の原因となるプラークや歯石を確実に取り除く事。それだけです。

そして確実に取り除いた後は、原因となるプラークや歯石が再付着しない様に、口腔衛生指導をする事と定期的なクリーニングをする事、ただそれだけです。

歯周外科の中で、不良肉芽を掻爬するとありますが、私は大反対です。炎症部位を切り取っても、炎症の原因となるそのものを取り除かなければ、歯周病は治りません。

逆に、確実に感染源となるプラークや歯石が除去できれば、炎症は消失し、自然に組織は治癒します。

ここが、他の臓器と違って、硬組織と接する軟組織の病変で、もともとの感染源は組織の外にあり、接触部分から炎症が起こり、しかし歯周外科では軟組織の側に処置がほどこされ、硬組織の感染源が確実に除去できないというジレンマの難しいところです。

長い上皮性の付着を得るためならば、不良肉芽の除去よりも、確実に歯石を除去する事に時間をかけた方が良いです。もし、再付着を得ようと思うならば、軟組織を触る事もありかもしれませんが、現実的に歯周外科をして歯周病が治ったケースを私は見た事がありません。

それよりも確実な歯石の除去で、骨の再生をしたケースを私自身は持っています。

ですから、外科云々ではなくて、まずは確実な歯石の除去を心がけるべきである、そう思います

さて、今週も頑張りましょう。
 
 
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