顕微鏡歯科 Advanced Care Dental Office リップデザイナー☆naomi

はじめまして。Advenced Care dentai Office マイクロスコープ顕微鏡歯科☆歯科衛生士naomiこと戸田奈緒美です。歯を綺麗にする事が私の「仕事」です。良い「仕事」をするために歯科衛生士道まっしぐら。日々精進。


オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】
歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 
初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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皆様、こんにちは。すっかりご無沙汰なブログになってしまいました...

最近はセミナーに参加した忘備録を適当にUPするだけで、なんだか、私すごいんです〜自慢のおばちゃんみたいになってますね

私の近況をお知らせすると、気がつけばもう8月に入ってしまったのですが、3月まで大学に行っていたでしょ、で、大学の同窓会の研修会、9月30日に発表の機会を頂きまして、ずっとその構想を練っていたわけです。いつの間にか、大学HPから研修会のお知らせが無くなっていたから、すでに60名、満席御礼となったのかな...

いつも思うのですが、発表するのって、産みの苦しみがあるので、お話頂くのは有り難いのですが、本当に苦しいです。一夜漬けで発表はできないし、それなりのクオリティーの物をと思うと、その前の資料集めを読みに時間がかかる...その間に頭の中で構成を練って、なかなかアイディアが湧かない時もありますし

その間に平行して、年2回恒例の歯科衛生士研究会en-rondの秋季講演会の打ち合わせ。ぼけっとしているうちにもう8月なのだけど、こちらが10月。

もう1つ、私が所属させて頂いている、滅菌管理研究会のこちらも同じく年2回の集まり...でもって、私は唯一の歯科なので、つい...やります!と12月に発表する事になり...

おまけに某所からもう1本お話の機会を頂いておりまして、これから下半期、3本の講演をこなす事となりました...

チーン...

3回もお産するんかいっノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!

はい、話が長くなりましたが、直近は10月でございます。お申込みはこくちーずからできます。
http://kokucheese.com/event/index/479874/

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先日en-rondのFacebookページにも書いたのですが、歯科衛生士...本当に今踏ん張らないとその地位が危うい職業になっています。

今、日本の医療、介護は、2025年に向けて大きく変化しようとしています。

2025年の日本は、団塊の世代が75歳を超えて後期高齢者となり、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という『超・超高齢社会』を迎えます。これが『2025年問題』です。

シームレスな医療サービス、健康寿命の延長、待った無し様々な施策が実施される中、なんと、歯科衛生士はそのチームに入っていません。

東京都地域医療構想第2章、医療資源の中の医療従事者の数の中に、なんと歯科衛生士は入っていません。

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はい、歯科衛生士さん、終了のお知らせ〜

歯科衛生士向けの書籍に、最近は地域包括ケアシステムとか、オーラルフレイルの予防とかたくさんででますよね。でもね、現実、歯科衛生士にその活躍の場は用意されてないんですけど。自分たちの未来を夢見ているのは、歯科衛生士だけですよ。妄想ですよ。妄想。

前にも言ったかもしれませんが、日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニックに私は勉強に行っていたのですよね、摂食嚥下を勉強しに。

訪問で、病院に診療に行きますよね、口腔ケアは、歯科衛生士がやるのではなくて、言語聴覚士がやるんです。

多摩クリニックにも言語聴覚士さんがいるのですが、多摩の言語聴覚士さんは、子供の言語の発達や、それに伴う発音障害やコミュニケーションなどを専門としているのです。私からすれば本来の言語聴覚士さんの仕事ですよね。

ところが、多摩の言語聴覚士さんに聞いてみると、言語聴覚士=口腔ケアがで、多摩のような関わり方の方が珍しいというのですよね。

(゚ロ゚;)エェッ!?私にしたら、衝撃の事実。10年ぶりにこの介護の現場に戻って見たら、なんとこの10年の間に言語聴覚士に取られていて、歯科衛生士の出番はなくなっていたのですから...

はっきり言いますけど、歯科医師会、歯科衛生士会の怠慢ですよ、これ。
唯一の職能団体ですからね。

現場では、歯科衛生士がいないのだから、言語聴覚士にやらせる流れになると思うのですけど、そんな現場の話じゃありませんよ、これ。政治的策略です。政治的に歯科医師会、歯科衛生士会の力が弱くて、結果職域を犯されたという事です。

歯科衛生士は、ちまちま現場のちっちゃな話をして反論してきますけど、これはもっとマスな話です。

歯科衛生士の話を聞くと、若い歯科衛生士が勉強しないとか、医療の現場で歯科衛生士の重要性が理解されていない、アウェーだとか言うのです。もちろん、私もそう思います。思いは同感です。

でもね、その責任は誰にあるのかと。若い衛生士も問題だけど、何十年も歯科衛生士は結果を出してこなかったし、その結果を訴えもしなかった。つまり、私たち中堅、年配歯科衛生士の怠慢の結果です。

歯科衛生士は大体皆んな、人のせいにするのですよね。自分は勉強していると思っているし、自分は違うって。でも本当にそうなのでしょうか?

若い衛生士が勉強しないのは、先輩みたいになりたい!と言うモチベーションを持たせる事が出来ないからだし、それだけ歯科衛生士の仕事に魅力や責任を感じないからで、そしてそう言う勉強する文化、組織作りに先輩達が失敗しているからでは?

医療の現場で歯科衛生士が認知されないのは、歯科衛生士はもともと開業医勤務がメインで、病院に入れるようになったのは、ここ15年ぐらいの話です。15年たっても認知されないって事は、それまでの歯科衛生士の活躍に問題があったと言う事で、それは病院に入った歯科衛生士の責任じゃなくて、開業医に勤務して、メインテナンス率を上げて、患者に歯科衛生士の仕事が重要だと思われていれば、病院関係者だって、一個人として歯科医院に行っているのだから、歯科衛生士の職業ぐらい知ってるでしょ?

つまり、開業医だとか、病院だとか、そんなどうでもいい事を論じていて自分たちが国民のメインテナンス率を上げて、歯科衛生士という職業認知度を上げてこなかった結果です。やる事やってこなかったからです。

私が衛生士学校を卒業してから20年。これからは予防の時代と言われてましたよ。でも未だに定期検診率は30%程度。しかも、この定期検診が、疾病の早期発見早期治療を目的とする二次予防なのか、歯科衛生士による疾病そのものの予防を目的とする処置及び保健指導の一次予防の定期検診なのか不明。


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出典 http://www.issei-pub.co.jp/images/koukueiseigaku2012zouhoban.pdf

そもそも、歯科医院に対する歯科衛生士の割合は1人未満で、つまり一次予防は現実行われていないという事になる。

この一次予防、二次予防の概念が理解できない歯科衛生士がいるとするならば、歯科衛生士の行うメインテナンスの意味も理解していないわけで、その理解をさせていない歯科衛生士教育にも問題があるし、歯科衛生士の数を増やさないでいる歯科衛生士業界全体にも問題がある。

そして増やせない理由として業界の収入が数なく、歯科衛生士を雇えないという問題があるとするならばそれは政治的な問題を含んでおり、仕方がないと皆が言うが、じゃあそれが本当に国民の健康のためなのか?と言われれば、さてどうなのかなあと。

これは目先のことではなく、もっと大きな視野で考えていかないといけない問題であり、そう言う視野がかけているのがこの業界で、その視野の狭さにつけ込まれて、どんどん保険点数を奪いとられているのが歯科です...そしてそれとは逆に、自分達の必要性そをきちんとアピールして保険点数に結びつけているのが医科です。

そもそも組織作りが歯科は下手!

キリがないのでこの辺でやめます。

結論を申し上げますが、歯科衛生士が活躍しないことは、国民の不幸だと私は考えています。

なぜならば、先日も唯一の小学生から私が見ている患者さんが来ましたが、歯科に対するか考え方や、歯科医院との関わり方、口腔衛生士に対する考え方が、きちんと育っているのを目の当たりに見ているからです。

きちんとした歯科衛生士に出会えば、口腔の一生はガラリと変わる。

私の話を聞きたい方はぜひ、セミナーに参加して下さい。

セミナーでは課題をこなさないといけないので、時間が取れないけれど、ちょっぴり早く参加したい人だけ30分雑談会でも企画しようかと思っています。

皆さんにお会いできるのを楽しみにしてまーす

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摂食嚥下障害になっても、住み慣れた地域で過ごせる。

そんな地域づくりを目指して。

Tokyo Eat第一回に参加です。

今日はosamu先生と衛生士のyuさんと日本歯科大学多摩クリニックの研修会に参加(*´꒳`*)

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「摂食嚥下機能の発達と減退」
 講師:菊谷 武 先生
(日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック院長)

 講師:田村文誉 先生
(日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 口腔リハビリテーション科科長)


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皆様、こんばんは。naomiです。

今週末の日本医療機器学会で歯科の講演があります

2017-06-27iryoukikigakkai


医療機器学会は、産学連携による医療技術、機器の改良並びに医療の安全の発展に寄与する事により、医学・医療の質の向上を目指し、人類の健康と福祉に貢献することを目的とする学会です。

2017-06-27meiyu

今期、興味深い内容が開催されています。
ご興味ある方はぜひご来場下さい
 


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P80905392

今日もせっせとメインテナンス中でーす

昨日は、カリソルブ、ペリソルブのお話を聞き、久しぶりに海外からの刺激を受けたわたくしです。

医療は日進月歩。先生方のお知恵があったからこそ私たちの今がある事にまずは感謝。

そし私たちはそのお知恵に更に知恵を足して進歩させていかなければならない。

ヨーロッパから導入されたPMTC。今や日本の歯科医療従事者では知らない人はいないほどにメジャーになりました。

これは1990年代に、ヨーロッパから伝わった技術です。

しかしながら、ヨーロッパ、アメリカから伝わったから、皆が知っているからという理由でそれが良いものか?正しいのか?というのは、私はいつも自分で検証しなければならないと思っています。

例えば、PMTCはざっくり言えば、手技的には、リスクポイントから行う 研磨ですが、しかし、ヨーロッパの歯科疾患の予防は、PMTCだけでなし得ているわけではありません。24歳まで治療費が無料で行われている事や、国内すべてオンラインの医療システム。そういった国の背景があってのPMTCの効果なのです。

ですから日本でPMTCを同じように行ったからといって、その効果はヨーロッパとは違うはずなのです。

ヨーロッパは歯科医療が国策によって行われているのです。日本は決して国策とは言えません。それは、日本の首相をはじめ、政治家、経済学者やその他マスメディアに出ている人たちの口元を見ればわかります。日本の口腔に対する認識が、その程度だからです。

日本の歯科衛生士は、海外の手技を真似るだけではなく、予防医療の本質はなにか?を常に問い続けなければなりません。

皆さんはPMTCに疑問を持った事はないのでしょうか?

そして、皆さんは患者さんのメインテナンスで何をゴールにしていますでしょうか?
私は先日も申し上げましたように、出血しない歯肉作りを心がけています。

よくゴールにPCR20%以下を目標にしている方がいますが、といっても私もそれが正しいのではないかと思っていた時もあります。

つまり、臨床とは、常に疑問を持つ事だと私は思っています。

教科書に書いてある事、演者が語っている事、それは本当にそうなのか?臨床的効果は本当にあるのか?それは本当に患者のベネフィットにつながっているのか?臨床家として常に考える事、それがとても大切だと思っています。

さて、話を戻しますが、PCR20%以下でないといけない理由は何でしょうか?

1965年代にLoeが、歯肉炎の原因はプラークであるとおっしゃいました(非特異的プラーク仮説)
(J Periodontol. 1965 May-Jun;36:177-87.EXPERIMENTAL GINGIVITIS IN MAN.LOE H, THEILADE E, JENSEN SB.)だからプラークは除去するもの、PMTCによって除去されるものであります。

しかし、臨床家の皆さんが必ず経験していると思うのですが、プラークが付着していても、歯肉に炎症がない場合があります。その場合、皆さんはどう解釈しますか?

またプラークがなくても、歯肉に炎症がある場合があります。こちらはどう解釈しますか?

そして、歯肉炎に対してはプラークが原因かもしれませんが、カリエスについては、プラークは重要なのでしょうか?カエスの3つの輪、細菌、宿主、砂糖の重なりによってカリエスはできる。そしてニューブラン先生によって時間が足されました。しかし、ある資料では時間ではなく唾液である事を皆さんはご存知でしょうか?

つまり、カリエスは複合型の疾患であり、はっきり申し上げて未だにそのメカニズムは解明されていないわけです。

プラークを除去すれば虫歯が防げるとは誰もいっていないわけですね。

さて臨床家のあなたの意見はどうですか?

私の臨床的な解釈は、現段階ではこうです。

プラークは歯肉炎の原因になり得るため、確実にメインテナンスの時に除去しなければならない。しかしながら、世の中でバイオフィルムの除去と言われているが、私自身、どれがバイオフィルムか臨床の中で確実に答える事は出来ない。そもそもバイオフィルムが目で見えるのか?と思う。

そして、歯肉縁上のプラークを除去すれば縁下の細菌構成に影響があると言われるが、私の認識はちょと違う。確かに付着していく過程においては、縁上のコントロールにより縁下に影響があるかもしれないが、すでに出来上がってしまったプラーク層においては、縁上だけPMTCでコントロールしても意味がなく、縁下のプラークも別のものとして物理的除去で破壊しなければならない。

2017-06-26 plaquefreezone


生体にはプラークフリーゾーンがあり、組織が不用意に破壊されない限り、根尖にプラークが侵入するのを防御している。私はポケット内にプロフィーカップの辺縁を挿入して研摩するというPMTCには賛成しかねる。カップ辺縁が歯肉に当たる事によってポケット辺縁の歯肉が損傷する恐れがあるから。

生体にはそれぞれ役割があり、それは神様が創造したものでとても良くできているのである。

私が行うべきは、生体を破壊する事なく、その生体の防御機構が炎症で破壊されないように、炎症の原因となるプラークを除去し、生体の防御機能の手助けをする事である。

20170620plaque1

右上6番口蓋側。歯肉縁上にプラークを認めます。さて皆さんはこの歯のメインテナンスとしてどうしますか?PMTCのラバーカップで、このプラークを研摩しますか?さて、まずは想像してください。

この部分、

ポケットデプスは?深さはありそうでしょうか?

いえ、浅そうです。実際ありません。

プロービング時の出血は?

ありそうです。かなり出血しそう。実際出血します。

そう、まずはよく観察する事が大切です。

でも先入観にとらわれてはいけません。それから、やみくもに検査する前にきちんと何もしない状況でよく観察する事が大切です。下の写真をご覧ください。

エアーかけたらどうだろう?


20170620plaque2

プロービングも、プラークの除去もまだしていません。観察でわかる事がたくさんあります。
エアーをかけたら、ご覧の通り、1mm程度のポケットの中に完全に埋もれた縁下プラークがあります。

縁下歯石ってどうできていくかご存知ですか?このプラークがそのまま石灰化していくのです。

つまり、私たち歯科衛生士が行うメインテナンスは、歯肉縁上のプラークコントロールのみならず、ポケットが浅くても縁下内に付着しているプラークを除去する事。

つまり、縁上、縁下、歯面、隣接面、ありとあらゆる口腔内のプラークを完璧に除去する事。それが私たちのメインテナンスで行う処置です。

すると不思議な事が起こってきます。

全顎的な縁下プラークのコントロールをしていると、出血しない歯肉になってくるのです。もちろん合わせてご自身のプラークコントロールが重要ですが、出血量は大幅に減少してきます。

20170620plaque3

メインテナンスにお越し頂いたら、やみくもにプロービングする、PMTCするでは、意味がありません。

まずは観察からはじまる診査、診断が重要になります。

歯肉の観察が大切です。

いつものように書きなぐりですが。。。

様々に歯肉に関してお聞きになりたい方は、ぜひ私たちのセミナーにご参加ください。

私が皆様とお会いできる直接お話できる機会がそういう時しかありませんので

今秋10月22日の日曜日に、第6回セミナーを行います。詳細はまたUPします。
日程は決まっていますのでぜひご予定を空けておいて下さいね 

またその前に、9月30日の土曜日に多摩クリニックでお話させていただきます。
こちらは感染の話を絡めたリハと臨床の話です。定員60名ですが、現在40名程度お申し込み頂いております。是非お時間ある方は参加費無料ですのでご参加下さい。

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http://dent-hosp.ndu.ac.jp/nduhosp/tama-clinic/event/upload/20170509-095055-7908.pdf 

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なにはともあれ、歯科衛生士の私は、直接見て、歯石を「確実に」除去しようと、心新たに思った1日でした。

歯石…異物の除去なくして、組織の再生はありえない。

ペリソルブの注入よりも、正確なデブライドメントが治療の成否を決める。

憧れのヨーロッパがセピア色に見えた今日…

【シンポジウム】
歯科の感染対策を考える
全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団主催
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歯科の感染対策を考えるシンポジウム
〜より安全・安心な医療を目指して〜

お昼を食べて、お腹いっぱい…
ですが、頑張って勉強します^ - ^

話を聞いた結果…

かなりガッカリ…

どころか、その域を通り越して怒りが湧いてきて、途中で帰りたくなった!

スダンダードプリコーションは、タービンヘッドを滅菌する事じゃないし、滅菌の意味も、なんで滅菌するかもわかってないトンチンカンな発言の連発。

厚労省も含めてこんな人達が歯科の感染対策の施策を作っているのかと思うと、はぁ?を通り越して、真面目にやってもらえます?そんなんじゃ、患者死にますけど?って世界だし、なんだかな…です。

しかも、感染に相対する費用は全く見合ってないのに、経営が苦しいとかいって、だからやれないところもあるとかいっちゃって、それより教育だとか、周知だとか理想論と話のすり替えで、全く答えになってない。

深刻。

1番被害を被るのは、患者さんだけど。

どうするんだろうなぁ…歯科の深刻さは底なしです(´;ω;`)


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P80905392

今日もせっせとメインテナンス中でーすしばらくこの写真で行きますか

画像の選択や編集に時間がかかり・・・

あまりUPしたくないのですが、でも、ご紹介しないとわからないですよね、歯科用顕微鏡の歯石除去の世界

先日ポケットクロージャーのお話を書きましたけど、何年もメインテナンスしている人でも、ある時突歯肉縁下歯石が見えることもありますし、生活環境が変わって数年いらっしゃらなかった患者さんに縁下歯石がついて来たり。

歯科用顕微鏡を使用したメインテナンスはいつも気が抜けません。

今日は、初回クリーニングの患者様をご紹介します。

右上5番の遠心。ポケット8mm。

20170621_1

6番はカリエスで残根です。遠心のポケットがエア(空気)をかけると開きます。

20170621_あ2

最大倍率。ポケットの中に歯石の頭がチョコンと見えます。ポケット幅は開くといえども2mm程度

20170621_3

プローブで深さを測るとともに、歯肉を圧排して歯石の全貌と確認します。

でも...流石にポケット幅2mmで、 深さ8mmとなれば、顕微鏡の鏡筒の覗ける角度には限界があり、歯石の底部を見るのは困難を極めます。

写真や文字だけを見ているととても簡単そうに見えると思いますが、実際にこの症例のレベルの歯石を除去している方なら、この処置がどんなに難しい処置がご理解いただけるかと思います。

そもそも、静止画のアップは、見やすいところだけをカットしていますから

実際にはこれだけ炎症があるわけですから出血はものすごいし、肉芽は寄ってくるし、超音波の水がかかるし、ミラーは曇るし見えないし

だいたい、ポケット8mmあったら抜歯するかどうか迷うレベルですよね。

20170621_4
 
そんな症例でも患者さんが望むならできるだけの事はするそれがnomi流です
これまだ途中ですが。底部ギリギリにちょっぴり歯石が残ってますものね 

私も臨床経験が長くなり、今までに歯周外科を行う先生のところにも勤務し、フラップオペレーションと言って、麻酔をして歯肉を開いて歯石を除去する処置も何度もみていますが。。。

その時だけではありませんが、外科処置では「不良肉芽」と呼ばれるものがあって、歯肉内面の不良肉芽をスケーラーで削ぎとるというのがあります

ですが、私が顕微鏡の世界で見ている中で思う事は、「不良肉芽」は不良肉芽になる由縁があるのではないかと思うのです。つまり、本来歯肉は根面に付着もしくは吸着してポケット内に細菌が侵入しない構造になっている...そのピッタリ付着したい相手が歯石でデコボコしていたら

寄り添いたいこっち側もデコボコせざるおえない。しかもそのデコボコの表面にはプラーク(細菌)が付着していて、毒素も存在する。歯肉は当然炎症が起こるし、正常な形態ではいられない。

でも...

付着したい先が平らに変化したら?歯肉は歯(硬組織)と違って軟組織。その組織は変化していく、つまり治癒...治癒という言葉もあまりしっくりこないけど、正常化していくと思うのです。いえ実際正常化するのです。再付着はしませんが、吸着はします。

それは体験済みで、私は歯肉内面を不必要に削ぎません。削げば傷になり、治癒の過程を利用して再生を図る目的で行うのでしたらそれも良いのかもしれませんが、私は歯石の除去が下手なので完全に歯石を除去できているとは思えないし、完全な歯石の除去はできないと考えています。

感染な汚染部の除去ができなければ、組織の再生はありえない

だから再生を図る目的は私にはない。炎症をおさえる事が目的なので、歯肉は切らない。

人間の体はよくできていて、体に無駄なものはないし、私たちが考えている以上に巧妙な働きをしている。私たちが理解していないだけかもしれないと私は思うのです

というわけで。昨日も画像をカットしたのですが。。。

連日歯石の除去に追われています。

というと、また誤解を生みそうなのですが、もちろん、問題ない患者さん、問題ない部位もたくさんあります。

皆さんはどこをゴールに患者さんのメインテナンスをしていますか

ポケットデプスが浅くなる事ですか

私は、出血しない歯肉作りを心がけています。

だって、出血って、歯肉炎、つまり歯周病の始まりでしょう

でも、口腔全体で、歯の全周のどこも出血しない人ってかなり少ないです。でもしない口腔も作れます。

それは私だけの力じゃ無理だけど。きちんとしたクリーニングと患者さんの手入れ、つまり協働でなせる技です

でも、その方向に導くのは担当する歯科衛生士です。

マイハイジニストあなたのお口をお任せできる歯科衛生士をぜひ見つけてください

さて。明日もがんばっぺ

 


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【歯科衛生士の自分史を紐解く】  naomiです

訳あって、今歯科衛生士の歴史...いえ、自分が歯科衛生士になってからの歴史なので、結果自分史という事になりますが、振り返っています。

私が歯科衛生士になった1993年、平成5年。
当時はまだ歯科衛生士という職業は社会的に認知されておらず、勤務した医院に「歯科衛生士とは?」というパンフレットがあったほど

まだまだ予防という概念は世間にはなかった 

仕事に必要な知識から...という事で、横浜むしば予防研究会 丸森賢二先生の書籍を参考に予防の概念やブラッシング指導を学んだ。毛先磨き。鉛筆で歯を塗り落としていく実習が懐かしい。

1996年熊谷崇先生のクリニカルカリオロジーが発刊となり、当事お金がなかった私は、休日に院長室のその書籍を近くのコンビニで全てコピーした 

歯磨きだけでは虫歯は防げないという事で、食事指導(生活習慣)も重要だという事で、当事栄養指導は勤務先では行っていなかったけれど、「栄養」を学ぶために、女子栄養大学の通信教育を受けた。

1988年からスウェーデンのペール・アクセルソン教授の来日によって北欧の予防の概念やシステムが日本に紹介された。 初めて日本にPMTCが紹介された。

1992年ダグラス・ブラッタール教授(故人)が初来日。う蝕発症と進行を防ぐ予防プログラムが紹介された。ブラッタール先生は、個々人で異なる“将来むし歯になるリスク”を数値化し、発症と進行を防ぐ予防プログラムを構築する方法を確立。

WHOが採用した世界標準のだ液検査キット「Dentocult」、カリエスリスク評価ソフト「Cariogram」を開発された先生である。 当事、曖昧な記憶ではあるがおそらくブラッタール先生の講演ではなかったかと思うが、「唾液」というタイトルのセミナーが開催されて、そのタイトルに衝撃を受けたのを覚えている

また同年、世界で初めてPMTCを提唱したアクセルソン博士のもとで、PMTCを実践していたブリギッタ・ニーストレン女史が来日した。

また1977年には日本フィンランド虫歯予防研究会が設立され1975年にキシリトールのう蝕予防効果を発見したフィンランド、トゥルク大学のカウコ・マキネン教授の公演が開催されフィンランドの予防が日本に紹介された。 

このような時代背景の中、予防に関する情報を集めつつ、当事からご活躍だった、土屋和子先生や、安生朝子先生、山岸貴美恵先生より、スケーリングなどの臨床の技を学び、モチベーシンアップに関しては、両先生はもちろん、中野智美先生(現在は小泉智美先生)渡辺麻里先生、水木さとみ先生、池田京子先生などからカウンセリングのテクニックを学ばせて頂いた。

その予防の概念をどう自分の臨床に生かすかと考え、まずは熊谷先生の歯の健康ノートを購入し、カリオグラムも参考にしながら唾液検査のプレゼンを作成し、唾液検査を導入し予防教育を行い始めた。 一般の診療所で歯科衛生士科を作った。各先生の治療が終わった患者さんを歯科衛生士の枠で予約をとり、自分で予防プログラムを進めたり、P処置を行なった。

また人間の一生を見るのが歯科衛生士だという思いから、外来歯科から訪問歯科に転職。白田チヨ先生の書籍で在宅の口腔ケアを学び、植田耕一郎先生や岸本 裕充先生、鎌倉やよい先生の本で病院での口腔ケアや口腔リハを学んだ。

その当事は口腔ケアと言ってもガーゼで清拭するのが普通という時代であった。 訪問歯科に従事したものの、まだまだ治療がメインで、口腔ケアとまでは行かなかったので、勉強のため、現在新宿でご開業の後藤朋幸先生にお願いし月に一度口腔ケアのボランティア活動に参加させて頂いた。

当事は施設に歯科衛生士として採用されるのは非常に珍しく、千葉県立衛生短大の教員をご退職され、一から歯科衛生士として介護施設に就職された境信先生にもお願いして施設を見学させて頂いた。  

今は口腔ケアが当たり前で、歯科衛生士の活躍の場も相当広がっているが、思い出せば、当事は口腔ケアなんて認知されていなかったし、病院や施設には歯科衛生士はいなかったし、それこそ必要とされていなかったし、常勤では雇えないとパートでしかな介入できな時代であった。

ひとえに境先生をはじめとする先輩方がこの道を切り開いて下さったのである。 

また卒後3年ぐらいから、小学校での歯磨き指導を頼まれて公衆衛生にも携わってきたが、訪問で施設に出入りする中で老人保険施設でも頼まれ、大阪の和田美登里先生率いる、南京玉すだれを得意とするなにわ歯ッピー劇団に追いつけばかりに寸劇で炭坑節に合わせた舌のトレーニングを行ったのも記憶に新しい...

と行ってももう10年前の事ですけど。。。

その後、歯科用顕微鏡と出会い、様々にも顕微鏡の分野で歯科医師の先生や歯科衛生士さん達と出会いがあったが残念ながらこの分野では現在はご縁がなく...

その後は矯正を学ばせて頂き、そのご縁でまた秋に発表の機会を頂いております。

その後、感染制御学を学ばせて頂き、現在は滅菌管理研究会に所属させて頂いて、様々な方々とのお付き合いの日々があります。

そして昨年は口腔リハビリテーションを学び、そのご縁で秋に発表の機会を頂いております...

有難や、有難や。

なぜ自分史を振り返っているかと申しますと、今度の秋の発表で、「なぜ開業医なのに、口腔リハなのか?」という答えをお話ししたいと考えおりまして、私にとってみたら、途中お話ししたように、歯科衛生士は人の一生を見る仕事だと思っているので、人が衰えていくリハだって私が見る患者さんの人生の一部なのですけれど、一般的には分野で分けたがる傾向があるようで。

確かに、歯科衛生士さんも言いますもんね。

「私ペリオが好きなんです。」

「私カリエスの予防を中心にやってます。」

「私、リハが専門なんです。」

確かに分野を細分化する事は、その道のプロとしては良いと思います、ですが、人間の人生は細分化できません。

私が開業医にいる意味は、生まれた時から死ぬまで関われるチャンスが開業医にはあるからです。

そして、開業医の歯科衛生士に求められる知識はジェネラルなので半端なく多く、専門よりもはるかに多くの事を浅くはなりますが、知っていなければならないのです。

だから学びに終わりはなく、一生かかってもジェネラルのプロにはなれないのです。

だから面白いつまり、開業医の私がみているのは、歯科疾患、口腔疾患ではなくて、人間なのです。人間の人生そのものなのです。

もっと歯科衛生士教育の中で、開業医の歯科衛生士の面白さや、重要性を教えてくれたらいいのにと私は思っています。

開業医って馬鹿にされがちですものね。。。

でも、私、思いますけど、開業医のメインテナンスで一生患者と付き合う事の方が病院勤務やリハの歯科衛生士よりもっと難しいと思いますけどね。

それは何もない未病の時にモチベーションをあげながら患者を一生先導していく仕事だからです。
人間の器の大きさと、技術、知識がなければ、何のメリットも価値もあるかどうかわからない予防のメインテナンスに人間はついてこないからです。

予防とは2度と病気になりたくないとか、病気になるのが怖いとか、そういう何かと引き換えのものではなくて、真に心から健康になりたい、健康でいたい、自分の人生を楽しみたい、そういう前向きなものだと私は思うのです。健康の維持、増進が予防をうたう歯科衛生士の本業です。

病気を現状維持する歯周病のメインテナンスは、実は予防ではありません。

治療と予防は違います。

この予防を真に担うのは、歯科衛生士しか実はいません。

でも、歯科衛生士でもこの本質に気がついている人は少なく、病気のある人に歯科疾患の説明をしてメインテナンスにきてもらうのは簡単だけど、現在何も病気がなくて、歯磨きもよくて、食生活もちゃんとしてて、言う事ない優等生の人をメインテナンスに乗せてみてって話です。

それが予防の本質です。

かなり長くなりました...

文章だらけでまとまりがありませんが、もうタイムリミットなので、今日はこの辺で

最後に一言。自分史をまとめていて何が一番今言いたいかと言いますと。

若い歯科衛生士さんに言いたいのは、いいえ若い衛生士さんだけじゃないんですけど、最近はフリーランスという言葉も当たり前になって(この言葉やフリーランスという地位を確立したのは、歯科衛生士の土屋和子先生ですけれど)ちょっと数年勉強したり、臨床経験を積むと、すぐフリーになって人に教えたがる、自分自慢をする人が増えているのですけれど。

私は思うのです。今あなたたちがフリーで仕事ができる、そのポジションに居られるのは、全て、先輩歯科衛生士のお陰です。

まずはその歴史は先輩の歩いてきた道に感謝をして欲しいのです。

そして、歯科衛生士の仕事はそんな数年やったからといって、人に教えられるほど簡単な仕事ではありません。

20年やっている私ですら、学ぶ事が多すぎて、時間が足りないのです。

もし、歯科衛生士がそんな簡単な仕事であると、歯科衛生士が自分たちで思っているのだとすれば、歯科衛生士という一般人からする価値はもっと低いものであると思います。

業界の中で、たった数件の歯科医院で、数年臨床経験を積んんで、先輩になったからといって高慢にならず、感謝と謙虚な気持ちで歯科衛生士という職業を後世に引き継いて頂きたいと思うのです。

医療の進歩は目覚ましく、口腔ケアが認知されていなかったあの日から、気がついたら、口腔ケアは他職種、言語聴覚士のものになって居ました・・・

歯科衛生士が狭い業界の中で、天狗になっている間に、外の世界はすっかり景色が変わりました。

プロとして、人間の器を大きく。

そんな歯科衛生士が増える事を切に願って。人として尊敬される歯科衛生士さんになって下さい。

さてそんな私ですが、今日もこんなに好き勝手言えることに感謝 です


オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】
歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 
初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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今日もせっせとメインテナンス中でーすあ、いつもと同じ写真か(笑)

先日久しぶりに書きましたけど大学卒業した4月から、診療日が2倍近くに増えまして...
とにかく余計な事をする余裕な時間がないのです...

メインテナンスの患者だから余裕かと思ったら大間違いで、リスクが少ない患者さんだからこそ、集中してみないと見逃す事も多いのです。だから反対に時間がかかったりします。

さて、メインテナンスの患者様です。6ヶ月に1度ぐらい来てたかな。
最初の頃はメインテナンスに来たり来なかったりだったのですけれど、最近は毎回次回の予約を受付でとってくださいます

こんな隙間の異常にも気がつかないといけないのです、しかも風をかけてうっすら黒いという代物を...右上4番近心。
 
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見るからに覗きたくないでしょ。。。だって、ポケット幅どのくらいだと思いますか?

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歯石の全体像はこんな感じ必ず可能なら歯石の底部を確認します。↓

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まずは、鎌形スケーラーで除去してみようかな

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ハンドスケーラー、超音波スケーラー、互いに短所、長所がありますけど、必ずしもパワーの強い超音波スケーラーの方が除去効果が高いと思ったら大間違いです。結構歯医者さんでも歯石除去と言えば、キーンみたいな歯医者さんもありますよね私はあんまり好きじゃないんですけど。。。

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ポロリほんの一部ですが除去できました1目盛1mm
でもね、これはほんの一欠片。もっと見て

歯石の底部が完全に見えていてポケット幅がある程度あって、根面とスケーラーの角度が理想的な角度になるのであれば第一選択はハンドスケーラーです
なぜなら、歯石は縁下と言えどもはじいて除去するものだからです

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 ↑でもこんな境界が不明瞭だったり、ポケット幅が狭くて、両刃の鎌形スケーラーを挿入して反対側の歯肉内面を傷つけるようなら、超音波スケーラーを選択します

でもね、超音波スケーラーだからと言って簡単に除去できるわけではなく、根面なので、パワーをあげれば痛みが出るし弱すぎると歯石が粉砕できない。ましてや先端が丸いチップは削るパワーが弱い

そして、超音波スケーラーでも、歯肉は焼けます。つまり根面に対して斜めにチップを挿入して、歯肉を圧排しながらというのは無理。触れてるだけでも焼けて来ますから、確実に排除しないといけません 

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今日はちょっと焦点があってないけど...こんなもんで
ポケット幅2mmの処置でした

でも、これ、写真がはっきりしていないから説明しづらいのですけど、根面にほんのちょっと窪みがあるのです。。。安全ピンの先でしか触れないような窪みが

そんなところ歯石はなんとか取れても、滑沢になんかできないっつーの
そんなケースは山ほどあるのです。

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つまり皆さんが思っているよりも、根面というのは複雑な形態をしていて、そんな根面をストレートのチップで盲目的に歯石除去を行っている事自体、根面を滑沢にしているのではなく、今回の症例のように、うっすらとした歯石の壁を作っているにしか過ぎないのです

つまり、歯石の除去はほとんどできていないと思っていい
歯石が完全に除去できていないのだから、組織の再生は起こらないと私は思う。

根面の無菌化?無理無理。お口の中で出血すごいし、歯肉溝浸出液が溢れてくるし、隔離できないもの。

私がいつも目指しているものは、運よく組織や骨の再生が起これば良いけど、それよりも歯石をできるだけ除去する、そこに焦点を当てています

これは数日前の症例ですけど、今日も同じような症例をみています...また後日UPするとします

私たち歯科衛生士の役割は、歯石を完全に除去する事ではなく、メインテナンスの時間は健康教育の時間、モチベーションを上げるための時間と考えた方が良さそうです。いえそう考えるべきです。

なぜなら、直視できても、歯石は確実に除去できないのだから


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こんばんは!naomiです真面目にブログを書くのはかなり久しぶりな気がします。
なんだか最近、時間が経つのが早すぎて...昨年一年大学に行っていた事もあって、医院の仕事も滞りいえいえそんな事ありません。

よくよく考えれば、大学に行く前よりも、私の診療日数が倍になっているのです。 3日余裕があったから、大学に行ったのに。大学から帰ってきたら知らない間にブラック歯科医院に 今は連日患者さんを拝見していて、他に仕事をする時間が取れない。雑務が溜まる一方です 日々診療で忙殺。

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ですが、日々診療で忙殺という事は患者さんのお役には立っているわけで さて。先週から今週にかけては、歯肉縁下歯石除去のオンパレード。なかなかブログを書く時間はないけれど、毎日の診療はこんな感じです。

メインテナンスの患者様です初回クリーニングも合わせて、何回か拝見させて頂いているのですが今回は左下の7番に歯肉縁下歯石を認めました。 つまりは、私が取り残していた歯石です。 しかしながら、皆様にお尋ねしたいのですが、歯石って完璧に除去できるのでしょうか?

私の答えはNOそれは文献でも言われています。

★Waerhaug J:Healing of the dento-epithelial junction following subgingival plaque control. . As observed on extracted teeth. J Periodontol,49:119,1978.によれば

The chances of removing all of the subgingival plaque from all four surfaces are fairly good if the pocket depth is less than 3mm. If the pocket depth ranges from 3 to 5mm the chances of failure are greater than the chances of success, and if the pocket depth surpasses 5mm, the chances of failure dominate.

要約させて頂きますと
ポケットの深さが3mm以下はfairly good
(goodでもvery goodという表現でもない。まぁまぁ良い?という意味?厳密には除去出来ていない?)
3mm-5mmはthe chances of failure are greater than the chances of success
(要するにかなり怪しいということ)
5mm以上はthe chances of failure dominate
(明らかに実際は歯石除去できていないということ)


★Stambaugh RV, Dragoo M, Smith DM, Carasali L.The limits of subgingival scaling. Int J Periodontics Restorative Dent. 1981;1(5):30-41.によると

ポケットの深さが平均3.73mm以上になると取り残しが多くなる 

これは3.73mm以下では確実に取れるとは言っておらず、3.73mm以下でも取れない事が隠れた文章です。専門医でも歯石は完全に除去するのが難しい??のかもしれません。

これは、歯周病の専門医のデーターですから、専門家ではない私などがやれば、もちろん成功率は低くなるわけです

ただし、これは時代的に顕微鏡を使用していない盲目的作業のデーターと思われますから、一概に比較できない側面もあります。  そうです、時代は変わったのです。欧米や欧州に憧れたけど、顕微鏡を使って、歯石除去を、歯科衛生士が行なっている私がいるのは日本なのです。

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皆さんご存知ですか?歯肉はお手入れが良いとキュッと閉まり、お手入れが悪くて炎症があるとゆるくなるのです。 私が今回拝見した患者様も、この部位は前回までキュッとしまった歯肉でした。
しかし、前回いらした時に、今日はもう何でもないけど、先日ここが腫れたとおっしゃっていたのでした。 

原因はこれ
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前回はポケットクローズしていたポケットがオープンになっています。
そして中には歯肉縁下歯石が見えますまずは超音波で除去して行きましょう。
 
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顕微鏡ってすごいですよね。スケーラーの先が歯石に当たっているのがスローモーションのように見えるのです。集中していると。顕微鏡もすごいけど、人間の目の凄さもひしひしと感じます。

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パラパラ漫画みたいやってん 

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基本的に歯肉縁下歯石を除去する時は、垂直的に縁から根尖に向かって行います。これまでの写真は結構上から見ていたアングル。 

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これはほんの少しですが、角度をつけたもの。一番最初に歯石を確認した時に近いアングルですね。
斜めに見るのは、歯石の底部を知りたいから。歯石を追って行くと自然に見たい角度が変わって行きます。

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そしてポケットクローズしていた歯肉も処置とともに少し緩んだりします。でも、この辺縁を切らない限り、またキュッとしまってきます さて、皆さんはここで歯石が取れたと思いましたか?私は...性格が悪くて、ひねくれ者。疑ぐり深い性格なので...

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 ポケットの中にマイクロミラーを入れて、側面を直接見ます。すると、げっでしょ垂直的には除去できたように見えても、直視するとまだまだついてるのです。 ただ、この場合は、歯石もありますが、歯石だけではありません。これがまた不思議なんですけど、セメント質の添加根面がささくれ立ったようになっている事があります。

さて、これをどこまで除去すれば良いのか?

わからない私の臨床的な感覚で言えば、削りすぎちゃいけないけど、滑沢にプレーニングしなければいけないと思うのです。じゃないと、歯肉がぴったりくっつけない。つまりポケットクロージャーできない。

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だから、こんな感じに仕上げて見ましたこれ、簡単に見えますけど、もの凄い技を使っているのです。
先日、来院された院長のお知り合いの先生に「イリタニオフィスはチームワークが良いね」って言われました。

そう、私は常にチームを大切にしています

それは顕微鏡の治療は私1人ではできないからです。この歯石の除去を可能にしたのは、私ではなく、アシスタントのAkiさんです 左下7番。ここには、下顎の骨があって、頬粘膜が近接してくるので、粘膜を抑えながら、マイクロミラーをポケット内に挿入するのは不可能です。

だから、どうしているかというと、アシスタントがミラーで頬粘膜を引きながら、エアー(風)を吹き、私がマイクロミラーで歯肉を圧排しながら超音波スケーラーで根面を滑沢にするというおそらく誰もきっとやった事が無いだろう技を使っています そして、こんな技が可能になるのは、チームワークの良さそれしかありません。本当、いつも感謝、感謝です。

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そして、もう一度上から。最初にショットを撮ったアングルでで。ポケット底部まで確認。結合組織性付着の付着ぶまでしっかり確認しますブヒッ 先週、今週はこんなんばっかりだったな〜と言っても、私が取り残している歯石だから仕方無いけど... 歯石には取りどきがあります。

これは患者さんにもいつもお話する事ですが、私は悪さをしていない1mm足らずの歯石を歯肉をめくって傷つけてまで取る必要は無いと思っています。歯石がついて入ればいつか必ずポケットが緩む時がくる。 その時が取りどきです。

でもそれは、いつも私を信じてメインテナンスに通ってくださる患者様だけにもたらされる福音です 患者さんの頬粘膜...引っ張りすぎて御免なさいだったけど、除去できたので良かったです。まあ良いわけにはなりませんけど、無理なものは無理な時があると思うと同時に、自分の技の未熟さを大いに反省するわけです さて。

ブログ書いてないけど、毎日こんな処置をしています

余談ですが、オフィスでは土曜日に歯科衛生士のアシスタントをしてくれる、歯科衛生士の学生アルバイトさんを募集しています(学生に限ります) メリットとしては、歯科衛生士の実際の処置を見て勉強できる...とか、おばちゃん歯科衛生士の愚痴が聞けるとか ご興味ある方はオフィスまで御連絡ください。


ではまた明日も頑張りましょう

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診療後のお勉強です(*´ω`*)

か強診療の診療所が条件ですが、エナメル質初期う蝕管理加算がついたのは歯科衛生士として喜ぶべき。

ところで、誰が点数化して下さったのか?歯科衛生士が自分達で働きかけけたなら素晴らしい。

歯科医師だとしたら、やっぱり。

ですが、点数化して頂いたのなら、歯科衛生士は有難く活用するべき。

殆どの歯科衛生士が興味ないと思いますけど。

そういう事なのですよね…

社会経済…医療経済や政治に興味がない。

医療を変えるにはここの仕組みを知らないと、やってます!とか患者見てます!だけでは何も始まらないのにね…

だから話す気にもなれない。

先日、某職能団体に入会しようと思ったけど、女性がこんなに社会に参画しているにも関わらず、融通きかない対応に、またもや怒りを通り越してがっかりし、意見書でも送ってやろうかと思ったけど、やっぱり相手にしたくないと思って放置。

社会的に地位向上したいと言っているのに、やってる事は全く社会に適応してない対応に、ごめんなさい!やっぱり私無理かも(笑)

後の世代に誇れるような歯科衛生士業界にしないと、20年間何も変わらなかった今と同じ、口だけと言われそうだけど、だからこそ自分達でセミナーを始めたわけなのです。

実際1から自分の手で作り動いているのですよ。だからもうそれだけでいいかなと思うのです。

マスは動かせないけど、1人でも私たちの思いを繋いでくれたら良いかなと。

話しがかなり脱線しましたが…

予防に点数がついたも同然。

さて、歯科衛生士の皆さん、この点数をどう生かしますか?

生かさなければ点数はなくなります。

そもそも、自分がやってる事が患者のためになって、国の医療費が削減できるなら、自分達で点数とってこいや!なんですけどね。

すっかり愚痴ですが。

久しぶりにフッ素の話しが興味深かったです♡(*´ω`*)


オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

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医療の質は安全に比例いたします。

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皆様今晩は。日々時が過ぎるのが早く、最近は今日が何曜日かわからなくなります

リハ科を卒業してからまだ2ヶ月なのですが、もう遠い昔見たい...なのですが、日々やる事に追われて気が焦るばかりです。

さて、先日9月のリハ科の研修会のお知らせをしましたが、その前に。もう1つ皆様にお知らせがあります

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こちらですこれは私が幹事をさせて頂いている、滅菌管理研究会の、第12回滅菌管理研究会のお知らせです

医科では中材さんが、病院全ての器具機材を消毒したり滅菌して下さるので、滅菌業務部門が確立しているし、その流れや業務もきちんとエビデンスを持って行っています。

しかしながら、歯科は少ない場合には1人や2人で受付業務から、診療補助、歯科衛生士業務、会計、院内清掃、全てを行わなければならずなかなか中材さんのように部門として確立出来ません。

そして、歯科ではアウトブレイク(集団感染)は起きにくく、患者の命を奪う事もないし、医療費がかかる事もない...だから感染制御に対するモチベーションも上がりません。

さて、そこで数年前から研究会でも歯科の事を取り上げて下さってまして、開業医の私がなぜか幹事という形で参加させて頂いているのですが、所詮開業医という事もあり、なかなか歯科業界に浸透するまでにはなりません。

全く研究会のお役に立っていないのですが、この度、業界でも有名な歯科衛生士さんをお招きして、お話し頂く事になりました

歯科衛生士の柏井伸子さんです。今回は洗浄についてお話しして下さいます。
私が座長を務めます 

診療も大切ですけど、歯科でも感染制御学を学ぶ事はとても大切です。
洗浄、消毒、滅菌は感染制御学の極一部ですけど、医院を切り盛りする歯科衛生士さんにはぜひ知っておいて頂きたい分野です。

また、先日のリハ科に通っていた私から。

今回は軟性内視鏡の洗浄の話もあります。摂食嚥下の診査、診断のツールとして内視鏡はとても役立ちます。その洗浄や滅菌、皆様はどうしてますか?

そんな疑問を解決できるかな。私も今回の研究会を楽しみにしています。

ぜひ、お時間ある方はぜひ足をお運び下さい

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