顕微鏡歯科 Advanced Care Dental Office リップデザイナー☆naomi

はじめまして。Advenced Care dentai Office マイクロスコープ顕微鏡歯科☆歯科衛生士naomiこと戸田奈緒美です。歯を綺麗にする事が私の「仕事」です。良い「仕事」をするために歯科衛生士道まっしぐら。日々精進。

☆☆☆オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証☆☆☆

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちはmicro scalingR歯科衛生士naomiです 

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去る10月29日から11月4日まで、オランダハーグで行われたWorld Federation for Hospital Sterilization Sciences(WFHSS 2019)に参加して参りました   
 
今回は私が幹事をさせていただいている首都圏滅菌管理研究会のメンバー10名と。
WFHSS e-poters

今回は首都圏のメンバーを含む4名の先生方がポスター発表しました...私は応援組
以下4題が先生方のご発表です。

e-poster

Kazuhiko FUKATSU Surgical Center,The University of Tokyo Hospital,Tokyo,Japan
Challenge of Metropolitan Sterilization Society in Japan for providing better central sterile supply(CSS)
 
Satoshi MURAKOSHI Surgical Center,The University of Tokyo Hospital,Tokyo,Japan
Efforts to reduce scalpel blade contamination in used surgical instruments

Hiroshi OHKAWA NIHON STERY CO.,LTD Contractor for CSSD,The University of Tokyo Hospital,Tokyo,Japan 
Importance of communication between hospital staffs and contractors

Taishi SAKAI Department of Central Sterilization ,Koshigaya Municipal Hospital
Influences of Residual Moisture remaining in instruments on Vapozaized Hydrogen Peroxide Sterilization Process

今回の国際学会への参加は、首都圏滅菌管理研究会ののリーダーである東京大学手術部教授の深柄和彦先生が日本で滅菌を担う滅菌技士(師)を応援して下さるために(とあくまで私の私信ですが^^;)ご同行させて頂いたのだと思っています。先生は首都圏滅菌管理研究会の取り組みについてご発表して下さいました。

metropolitan sterilization society
 
滅菌技士(師)の事をいつも考えて下さる、現場の私たちにとってはとても有難い先生です 

openning

さて、先生方がお膳立てして下さって、さて私たちは何をお返しできるのか?という事です。
ただただご同行させて頂いているのでは、ただの観光旅行になってしまいます。自分なりの学びをきちんとまとめなければなりませんね

海外の歯科医院や病院見学は今までにもありましたが、海外の学会への参加は今回が初めてでした。
まずは英語力の無さにがっかり...ですけれど、やはり普段そういう環境に身を置いていないので、できないのも当然ですね一番の反省とともに、今後どうやって...頭の痛い問題です。

さてそして、私はもともとクリニック勤務なので、なかなか病院の中材業務を学んでもそのままそれをシフトというわけにはいかないのですが、この数年間で少しづつ理解できてきました。

基本的には医科も歯科もないのですが、私が現場を通じて何かをお返しできる事は何なのか?ともっと考えたいと思います。

やはり世界でも話題となっていたのは、内視鏡の洗浄です。それから常に進化を続ける医療機器。
内視鏡の形態もそうですが、もっと体内に置いて自由自在に動く医療機器の洗浄、消毒...機器が複雑になればなるほど、手術の手技は進歩するかもしれませんが、洗浄が困難な事による感染症の問題もあります。

この業界の未来はいかに?

そうですね...私も若い頃はすごく海外に追いつけ、追い越せで憧れて、海外の病院に見学に行ったり、海外の先生の講演に行ったりしましたけど、でも日本も捨てたもんじゃないんですよね。日本にいても原理原則に従って研究していけば、海外に負ける事はないのですよね。

海外に行ったから凄いのではなくて自分が知らない事、経験した事を自分の中に落とし込み、アウトプットして患者様の役に立つよう日々過ごしていきたいと思います 
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19時から始まります(^^)
本日は耳鼻科の先生の嚥下障害のお話を聴講させて頂きます!

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supply


始まります!
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先日の台風は凄かったですね。皆さまご無事でお過ごしでしょうか?
浸水や家屋の倒壊で大変な思いの方もいらっしゃるかと思います...

震災の時もそうでしたが、こんな時に私には何ができるのか?と考えます。

震災の時はボランティア活動も考えました。でも...

結局私の結論は

1.いち個人として毎日と変わらない生活を行う
2.歯科衛生士として、もし私の担当する患者さまが被災された時にお口の事では困らないようなお口作りをする
という事を決めました。

ボランティアに出向いて被災地の方の力仕事をお手伝いする事だってともて立派な事だと思います。
でももしも日本中の人全員がボランティアに行ってしまったら?

日本の経済活動はストップしてしまいます。
つまり誰かが働いていてくれるから、ボランティアに行ける人がいる...だとすれば、私が日々と変わらない経済活動をすることだって立派に役に立つ事なのではないかと思うのです。

何も特別な事をしなくたって、一生懸命働く事が回り回って誰かの助けになっている...そう思うのです。

そして私は歯科衛生士です。私にできる事は何か?と考えると予約を頂いている患者様を誰かに任せてボランティアに出かけるというのも、何か偽善行為のような気がしてならなくて...
つまりは「私にしかできない事」ってこれしかないのです(笑)
というわけで、今日もせっせとメインテナンスしてます。お陰様で私の年内のメインテナンス枠は全てご予約を頂いております。
私にしかできない仕事。それは歯科用顕微鏡を用いた歯石の除去。

こうやって今日もお仕事ができる事に感謝し来院して下さる患者様に感謝しつつ...

メインテナンスの患者様。もう初回のクリーニングから数年経過するかと思います。現在御年74歳。初診当初は全顎に歯肉縁上・縁下歯石が付着しており歯肉炎で多量の出血...よく数回のクリーニングに耐えて下さったと思います。
今日拝見すると右上の一番の口蓋側の歯頸部から膿が出ているのが確認できます。

右上1番排膿

ここです↓

右上1番排膿2

ある文献によると90日に1回、歯周ポケットの中をお掃除すると重篤な歯周病にならなくて済むと言われています。もちろん個人差はありますが私の患者さんは3ヶ月から6ヶ月の間で来院されます。

排膿、つまり膿が出ているという事は、歯周ポケット内部で何かが起こっている、何が起こっているのか?膿という事は炎症か?炎症だとすれば何が原因だろうか?

歯周病治療のスタンダードに従えば歯周ポケットからの出血と深さを確認する必要があります。

 
右上1番プロービング

歯周ポケット5mm。ポケット測定後にポケット内部からドクドクと出血してきました。
右上1番 歯肉縁下歯石

歯周ポケット内部を覗くと歯肉縁下歯石があります。上と下の写真を見比べて見て下さい。白丸の中の部分を上の写真で確認して頂くと少しはわかるかな...^^;深度が深いので光が入らずやや暗いので良く良く観察して見て下さい。

右上1番 歯肉縁下歯石2


 ポケット5mm...歯周ポケットが4mmを超えると歯石の除去は失敗する可能性が高いと文献にはあります。しかも皆様見えると申しましても歯面から歯周ポケットの内面までの距離は1.5mm程度^^;歯石の厚みは0.3mm程度。歯周ポケットの内面に器具を当てずに...粘膜に器具が当たれば当然内面が傷つき出血します。それでなくても炎症が起きていますから。器具の風圧や水圧だけでも出血の可能性があります。
しかも患者様は74歳。咽頭機能が低下していて長時間咽頭に水を貯めて置くのが難しい...とは言え、通常の手用スケーラーはブレード幅(刃部の幅)が2mmはあり、器具を入れる事すら難しい...
そして歯科用顕微鏡で覗いていますから、ポケット幅1.5mm、深さ5mmを覗ける角度が限られ、更に使用できる器具が制限され、器具の使用範囲が制限されて、不必要なむせ防ぎために使用する水の量が制限される...

制限だらけの条件で、そして私の手はマクロの手でありません。女性にしてはやや大きめのこの手で繊細な動きをしなければなりません...

 
右上1番 歯肉縁下歯石除去後

そして除去できるわけですが...いえ除去するわけですが^^;

私、失敗しないので(笑)言って見た〜い。いえいえ、元々私が初診時から取り残してきたであろう歯石です。

なかなかここを理解して頂くのは難しいのですが、本来歯周ポケットの入り口はキュッと閉まっていて、中に細菌が侵入しないようになっているのが本来です。ですから、中に歯石があっても外からのお手入れが良ければ中に歯石が着いたままキュッと閉まっている事もあります。

その歯肉を切ってまで歯石を除去した方が良いか?と言えば、答えはNO!と私は思いますが、そもそもキュッと閉まって入ればプローブと呼ばれる深さを測る器具も入りませんし、歯石を見つける事も出来ません。歯周ポケットの深さはレントゲンの骨の吸収量を見ればおおよその予測は出来ますが、 1mmもない大きさの歯石をレントゲンで確認する事は出来ません。

つまり、外から何の予兆もなくても歯肉を全て切開して確認するのか?という事になります。

そもそも1mmに満たない歯石が直ぐに悪さをする事はありません。だいたい欧米でも歯科用顕微鏡を用いての歯科衛生士による歯石の除去は行われていません。それでも80歳で20本以上の歯を残しています。

つまり、大切なのは歯石の除去ではなく、細菌のコントロールが大切という事です。歯石が悪いと言われる理由は細菌の温床となるからです。たとえ歯石が着いていても、歯周ポケット内のプラークを器具で除去したり洗い流したりすれば炎症が抑えられるという事です。

今回のケースも何度もメインテナンスしていますが、歯肉がキュッと閉まっていて、歯石が見えませんでした。

しかしながら、中に歯石があれば今回のように炎症が起きて歯肉が緩む事が必ずあります。それがいわば歯石の取りどきです。

これは1回の歯のクリーニングでは行えません。しかも歯石は一度除去してもまた付着する事だってあります。

つまり文献にもあるように定期的なクリーニングが重要という事なのです。

某データーによると、日本人の2人に1人が歯科の定期検診を受けていると言われています。

え?そんなに?実感的にはそんな感じはしませんが、このデーターには歯科医師の検診も含まれているのじゃ無いか?と私は疑っています。歯科医師の行う検診はチェックです。歯科衛生士が行うのは歯のクリーニングです。プラークを除去する事が大切です。

さて皆様、最近歯のお掃除してますか?

ぜひマイハイジ二スト、担当の歯科衛生士さんをお持ちくださいね☆

ちなみに北欧では担当の歯科衛生士さんが医院を移ると患者さんも転院するほど歯科衛生士さんて信頼されているんですよ^^

そういう信頼の元に歯の健康が守られているのですね!

 
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先週末、金曜日から2019.10.04-06 セミナー29 The 5th annual meeting of International Academy for Digital Dental Medicine 第5回国際デジタル歯科学会に参加してきました

さて、最初にDigital Dentistryとは下の動画は今回の学界とは関係ないのですが、まずはDigital Dentistry を理解して頂くためにご参考までに、ボストン大学の動画を紹介します。




デジタル機器による診査、診断(例えば歯科用顕微鏡 dental microscopeや光学印象 Intra Oral Scaneer、コンビームCT cone-beam CT) これらのデータを融合し、治療計画を立て、画像で治療後のプレゼンテーションができますし、硬組織(歯や顔面の骨など)や軟組織(歯肉や唇、顔の皮膚など)すべてを立体画像として画面の中に再現できます。

見えない骨の中まで見る事ができ、例えばインプラントの時には内部の血管や骨の欠損状態などが事前にわかり、インプラントの埋入方向、深さ、角度などを事前に確認する事ができます。

事前にガイドを作成する事でインプラント手術の際にも予知性の高い手術ができます。

また3Dプリンタ0ーやCAD/CAMによる削り出しの技術により、インプラントのサージカルガイドやテンポラリーの歯や義歯などの補綴物を数時間で作成する事ができます。 

画像を見ると近未来的で素晴らしい世界のような気がしますが、学界でも佐藤逐次先生がおっしゃるように、手術は極めてアナログなものなのです 。

まだまだデジタル機器はその進化の途中です。人間の手に叶わないものだってたくさんある。

人間が手を抜くための機器の進化ではなく、その優れた優位性を利用し、人間の役に立つ方向にデジタル機器が進化すればなと思いました

にしてもボストン大学の動画を見ても思いますし、最近肌身に感じるのですが、世界における日本のポジンションが低下しているのをとても感じますし、この国の未来に不安を感じます。

日本が輝いていた時は夢か幻か...

若い頃にアメリカやヨーロッパに憧れて、夢に向かった若い日。そういう若いエネルギーが今の日本からは感じられない。

それは欧米に追いついたからと思っていたけれど実はそうではなかった。

追いつこうとしていた人は極わずかで、日本人は欧米で見聞ききした事を自慢するにとどまり、自慢した人が偉いと評価され、その見聞きした事は実践されていかなった事の結果今にいたるのだと思う。

欧米に行ってきた、見てきた、そんな自慢はどうでもよくて、それを日本人として消化して新しい日本の文化を生み出してこそ先進国の仲間入りができたはずなのである。

失った20年は大きい。

私が今感じるのは、これからまた日本が世界に追いつけ、追い越せと思っていたあの当時のように、心を更にして世界にどう食い込むかと努力する時代がこれから始まるのだと思う。

つまり、振り出しに戻っただけの話 

本当に日本は息苦しい。個性もないし、新しい発想もない。発想もないというより発想する教育をしていない。新しい発送は古い人間を脅かす。若い才能を育てる事なく、管理しやすい人間を育てる国には新しい未来は来ない。

大人の発想が変わらなければ世界ではずっと通用しないでしょうね 
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3日間、第10回 日本デジタル歯科学会 第5回国際デジタル歯科学会に参してます(^^)

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昨日、私が専攻科でお世話になりました、日本歯科大学多摩クリニック主催の第3回食べるを支える研修会に参加してきました

1部
食形態の調性〜嚥下調整分類2013、発達期摂食嚥下障害(者)のための嚥下調整食分類2018〜
管理栄養士 尾関 麻衣子 先生

2部
さまざまな代償法
摂食嚥下専門クリニックにおけるICT(MCS:Medial Care Station)を用いた多職種連携
戸原 雄 先生

そして最後に教授である菊谷 武 先生 から締めのお言葉がありました。 

第3回 食べるを支えるセミナー

尾関先生...学生の時には在宅に一緒に訪問させて頂いて食事指導を見学させて頂きました。
いつもメジャーを持ち歩いていらして、上腕周囲長を測定したりして在宅では難しい筋肉量の把握をしていらっしゃいました

今回は日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食学会分類2013を解説して下さいました。 

学会分類2013

は日本歯科大学多摩クリニックが協力している一般社団法人 食べるを支える会食分類から引用しました。 

健康長寿ネットによると嚥下食とは、飲み込みや咀嚼といった嚥下機能の低下がみられる場合に、嚥下機能のレベルに合わせて、飲み込みやすいように形態やとろみ、食塊のまとまりやすさなどを調整した食事のことを言います。嚥下訓練に使用される嚥下訓練食品も含まれます。

この食べる機能と食形態をわかりやすくしたものがこの表です。

この嚥下調整食の分類が理解できていると、例えば、病院で退院する時に病院では嚥下調整食2-2だったと言えばその機能と照らし合わせて食形態を調整できます。また病院と病院や介護施設全ての共通言語となり、美味しく安全に食べる事が継続して支援できます。

切れ目のない支援
こちらも日本歯科大学多摩クリニックが協力している一般社団法人 食べるを支える会からの引用。

ブログを書いていて思いますが、摂食嚥下の事を説明するのって結構難しいですねつまりは自分の中で整理できていないという事ですね

健康な皆さんにとっては毎日美味しく口から食事をする事は当たり前かもしれません。しかし病気や加齢が原因で噛んだり飲み込んだりする食べる機能が低下することによって、美味しい食事が口からとれなくなる事があります。
食べ物が認知できない、食べ物が上手く口に取り込めない、噛み砕けない、唾液と混ぜる事ができない、食べ物をひと塊りにできない、飲み込めない、誤嚥するなどが摂食嚥下障害です。

これは認知機能に問題がある事もありますし、唇や舌などの口腔機能に問題がある場合もあります。

そんな時、どう食事をとるか。食事とは楽しみでもありますが、栄養を摂るという生命維持に不可欠な要素でもあります。食事ができないという事は生命維持に関わる大事件です

だからどうやって栄養を摂るかどうやって食べるかというのはとても重要になります。

ざっくり言えば、その使えない口腔機能の部分を調理で補っている食事が嚥下調整食です。

次に飲み込みが上手く行かない場合の代償法、顔を傾けて飲み込む、主食と飲み物を交互に嚥下する、顎を引く、一口量を調整するなど。
戸原先生が具体的に紹介して下さいました。

最後に菊谷教授が生活の場における支援の難しさについてお話しされました

生活のための食を支えるために、本人の意思を尊重しなければならない自立尊重原則と医療者として誤嚥や窒息のリスクを減らすことに努めなければならない善行原則このはざまで私たちは悩む
先日ご紹介した小山珠美先生は病院の看護師さんなので、どちらかといえば急性期を担当し後者の善行原則が優先されます。

しかし、病院を退院し在宅医療になり、余命が限られた人であればリスクはあっても自立尊厳の原則を尊重するべきかもしれない。
その時々、また個人によって選択する道は違う...

菊谷先生曰く
万策尽きたのか。最後まで食べたという記憶は残された家族の記憶の中にもとどまり続ける。一方、なぜ食べてはいけなかったのか、他に方法はなかったのかと思い悩みながら送ってしまった家族にとって、この思いは悲嘆からの回復の妨げになる

人生の最終段階における摂食嚥下リハビリテーションは、「長寿を享受した人の人生の総仕上げに立ち会う」という意味を持つ。人生の大先輩に対してわたしたちは何ができるだろうか...

人生の最期を支える医療職として考えさせられますね 
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今日は日本歯科大学多摩クリニックの食べるを支える研修会に参加します。

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先日、お江戸日本橋歯科医師会が主催する、要介護者歯科保健講演会に参加して来ました

すっごく楽しみにしていた講演会

それは、小山珠美先生がご登壇されたからです。
小山珠美先生はNPO法人口から食べる幸せを守る会の理事長でいらっしゃいます。

私はNHKのプロフェッショナル仕事の流儀という番組が大好きなのですが、その2016年5月16日の放送で小山珠美先生が紹介されました。珠美先生のスプーン1本で口から食べる事を取り戻していく患者さんの姿にとても感激しました。

時を同じくして、私は2016年に日本歯科大学付属病院 口腔リハビリテーション多摩クリニックで、日本歯科大学東京短期大学口腔リハビリテーション専攻科生として1年間摂食嚥下を学ばせて頂いておりましたのでその感激はひとしおでした。

そして珠美先生は看護師さんですが、人生の最後まで口を使って食べる事をサポートする事は私たち歯科職がやるべき事でもあるという気持ちがフツフツと湧きました。

ただし私は開業医勤務です。専攻科では毎日摂食嚥下障害の患者様を拝見していましたが、現在は元の診療所に戻りましたので、ほとんどが健康な患者様です。そこで私が得た知識と毎日の業務にギャップを感じますが、しかしながら私、歯科衛生士の本当の仕事は「予防」です。
ですから、患者様が最後まで口を使って食べ続けられるように、若い時からの予防を担うのが本来の重要な役目。当然最後まで食べ続けるには、噛む(咀嚼)事が大切ですし、粉砕した食物を唾液と混ぜてひと塊りにする(食塊形成)ためには、舌や頬の機能が大切ですし、もちろん飲み込む機能の維持(嚥下)も大切です。
これらの口腔機能の低下を早期に発見して元の状態に戻す事は非常に重要な役割です。

そして、それは健康な時より歯科医院に定期的に来院して頂き、接する機会が日常の一部となっているからこそ気が付ける事であり、一生関われる場でもあります。つまり定期的な健康予防教育の場が確実にあるという事です。
これは歯科のメインテナンスシステムでしかなし得ない事です。

先日私のもう10数年のお付き合いのある患者様が3ヶ月に一度のメインテナンスで来院されました。何度かブログに登場していますが、元々はその患者様のお母様の往診に行ったのがきっかけでのご縁です。お母様が亡くなり、そして娘さんである患者様も高齢者になりました。
そんな患者様に、ふと、ほっぺたに空気を入れられますか?冗談のような話ですが、できないのです何度かやって頂くと感が戻って来たようで頬を膨らます事ができました。ほっぺたに空気を入れてご自分でも家で動かして下さいねと伝えました。

何気ない一言。これが歯科衛生士にしかできない関わりです。

そして私の役目は歯を守る事ですが、この歯を守るためには、今となっては歯科用顕微鏡が手放せません。病院に勤務して摂食嚥下に関わる事はとても興味があるし楽しいと思うけど、でも歯科用顕微鏡を使用した世界にも例がないメインテナンスを手放すのは私には無理楽しくて仕方ないですもの。誰も取れない歯石を除去するの

だから私は開業医でしかできない歯科衛生士の役割をこなしたいと思います。

一生口から食べる続けるためには、かかりつけの信頼できる歯科衛生士を持つ事です。若い時には歯を守りながら将来の事を教えてくれて、人生の最後にお口の事での困りごとがないようにきっと導いてくれると思います。

私もそんな歯科衛生士でありたいと思っています

ちなみにお口から食べる事(経口摂取)の重要性は、私が首都圏滅菌管理研究会でお世話になっている深柄和彦先生が論文を出されています。簡単に私が皆さんに知って欲しい論文の内容を説明しますと手術後の回復には免疫力が大切ですが、静脈点滴など腸を使わない栄養療法を行なっていると栄養は補填できても腸管免疫が低下して感染防御機能が低下するというものです。

つまり腸管免疫を低下させないためにも(感染防御機能を低下させないためにも)口から食べ物を入れる事が大切だという事です。
栄養摂取の術後早期自立 外科と代謝・栄養47巻6号 2013年12月 

腸の飢餓「Gut starvation」用語についての説明は
Gut starvation 外科と代謝・栄養48巻5号 2014年10月

余談ですがGut starvationという用語があるのなら、ぜひOral starvationという用語が広まらないかなぁーと個人的意見です。   

この論文では最後に、長期間,食事摂取量回復が見込めない場合は,在宅経腸・静脈栄養も考 慮しなければならないケースもある...とあります。

この経腸栄養には違った問題があり、在宅でいかに家族やチームで食べる事を支えるか...そういう事も大きな課題ではありますが、その事についてはまた別の機会に考えたいと思います。

最後まで口から食べ続ける事は人間が生きる尊厳。
さて今週もまた患者さんのお口のサポート頑張ります
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口から食べる幸せを守る

食べることが困難になったらどうしてほしい?


今日はNPO法人 口から食べる幸せを守る会 理事長 小山珠美先生のお話を拝聴させて頂きました(^^)


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今日は診療の後に健康情報について学んできましたのでそのご報告です

内容
1. ヘルスリテラシーとは
2. 情報源の特徴を知ろう
3. 健康情報を入手する際のポイント
4. 本とインターネットの「いなかもち」


PCC People Centerd Care
市民が主体となり、個人や地域社会の健康課題の改善に向け保健医療従事者とパートナーシップを組んで行う取り組み。

1. ヘルスリテラシーとは(以下の4つの力をいう)
   a. 健康情報を入手する力
   b. 理解する力
   c. 評価する力
   d. 利用する力 

 *健康情報を鵜呑みにせず、自分自身が納得して利用する事が大切。

2. 健康情報の特徴を知ろう

本:長所:整理されまとまった情報を得る事ができる。情報の出典が明確。
  短所:情報が古くなる。

インターネット:長所:新しい古い情報も多く得る事ができる。検索のやり方で効率が良くなる。
         短所:情報が無くなる。信頼性。妥当性。

3. 健康情報の入手する際のポイント

い:いつの情報か
な:何のために
か:書いた人は誰か
も:もとネタは何なのか
ち:違う情報と比べたか 

4. 本とインターネットの「いなかもち」を確認 (実習)

更に詳しくヘルスリテラシーについてお知りになりたい方は
ヘルスリテラシーのサイトをご覧下さい。中山和弘先生のページです。(聖路加国際大学 看護情報学)

情報が溢れている現代において、情報を収集し、理解し、それが自分に合った情報であるか評価し利用する事はとても大切な事です。

...とは思うのですが、私は一般の方が医療について全てたを正しく理解するのは非常に難しい事だと思いました。

一般の患者さんが情報を求めるのは、その根底に「不安」があり、その不安を打ち消したいがための情報収集なのではないかと思いました。この不安が解決さえすれば情報を集めなくなるというのが現実じゃぁないかぁなー

つまり患者さんが前向きに健康作りや治療に取り組むためには、安心感が重要であり、医療従事者として安心感を与える事が非常に重要であり、信頼できる人物であるという事がとても大切なのだと思いました。

ちゃんちゃん

おしまい 
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今日はドライマウスでご高名な斎藤一郎先生のお話を拝聴します。
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今日は診療後に栄養のセミナーに参加します(^^)

いつも首都圏滅菌管理研究会でお世話になっている深柄和彦先生もご登壇されます♡

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昨日、久しぶりに歯周外科のセミナーに参加しまして、先週、院内研修会のペリオ担当になりました

そこで、久しぶりに1から歯周病を復習しています。今更って感じですが

1から文献も探して...

時間がかかって仕方がありません。何でもそうですが物を作る、スライド作るとか、発表するとか...それは一瞬の出来事で、それまでの準備には膨大な時間がかかります。でも、それが勉強という事なのでしょうね。

口腔衛生指導の重要性

で、ついでなので、スライドに加えながら資料を整理しています。

私たち歯科衛生士は、学校で習ったから、当たり前のように歯磨きの指導をしたり、歯石の除去(スケーリング)をしたりしますが、たかが歯磨き指導、たかが歯石の除去と言っても、きちんとした根拠があって確立した処置である事を忘れてはいけません。

もし、歯科衛生士が、口腔衛生指導や歯石の除去以外に処置を行うとするならば、きちんとした根拠を示すべきです。
口腔機能への対応だってそうです。闇雲なマッサージとか、体操とか、根拠のない指導は医療とは言えません。そして根拠のない指導は歯科衛生士じゃなくたってできます。

そういう自覚が歯科衛生士には大切。

私たちが、歯肉炎の患者さんに日常的にしている口腔衛生指導(歯磨き指導)。きちんとした根拠があるのをご存知でしょうか?

きちんと研究した先生がいらっしゃるのです
Harald Loe, Else Theilade and S. Borglum Jensen.  Experimental Gingivitis in Man. Journal of Periodontology May-June 1965, Vol. 36, No. 3: 177-187

私が臨床に出たのが1993年。プラークコントロール絶盛期
当時はTBIのセミナーがたくさんありました。

そして予防のセミナーにもたくさん参加しました。あの頃、北欧の予防の大家アクセルソン先生とかブラッタール先生(故人)、マキネン先生、ブリギッタ・ニーストレン先生など北欧の予防の情報を求めて彷徨いましたからね

そして日本で予防をいち早く実践していらっしゃった熊谷祟先生。
当時はお金がなかったから、休みの日に院長先生の本を近くのコンビニで全部コピーして読んでました。

今の若い衛生士さんは、研修会の費用も病院負担で、有給で研修会に参加して...すごく恵まれていると思います。
まあ私はこの時の苦労があったからこそ今があると思っていますけどねハングリー精神旺盛♡

さて、今週も患者さんをスイッチ歯磨きが自分からやりたくなるように、患者さんのスイッチONいたしましょう♡

今週も暑い日が続きそうですがボチボチ行きましょう〜


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昨日は久しぶりに歯周病のセミナーに参加してきました。

といっても、歯周再生療法の話でしたので、歯石の除去やルートプレーニングの話ではありません。
歯周組織再生誘導材料や骨補填材を用いた再生療法の今です

歯科医師とともに目指す歯周病のゴールは歯周病で喪失してしまった骨の再生です。 

歯肉模型


↑こんな感じで歯科医師は模型実習もありました。

さて、実際には私たち歯科衛生士は歯周再生療法はできないので、その前の初期治療でどのような歯肉を作り上げて行くかが重要です。

講師の先生の医院では、最初の診断で再生療法をすると決まれば、ポケット底部までの歯石は完全に取らず、 歯周組織再生誘導材料を入れるスペースを残すそうです。

初期治療=何がなんでも歯石を除去する では無いわけです。
先日、 歯科衛生プランのセミナーにも参加しましたが、やはり最初に歯科医師の治療方針を良く理解しておく事が前提として大切です。
歯科医師の治療方針に沿って、歯科衛生士としての役割をこなす事、それがとても大切な事です。

当医院では歯周再生療法のケースは少ないので、私がガッツリ歯石を除去してます

それはそれで、私は責任重大ですよね〜 私の後に歯科医師が歯周再生療法のために歯肉を開いてくれるのならば、歯石を除去するのは適当で良いんですもの。

確かに再生療法のメカニズムも大切なんですけど、私、歯科衛生士の役割で最も需要なのが、炎症のコントロール。

なので最近は再度、炎症について復習しています。

復習になりますが、

炎症や免疫反応はストレスから体を守るための重要な生体防御反応です。

そして炎症の経過は5徴候というのがあり

発赤腫脹(局所)発熱疼痛機能障害 と経過します。

歯周病の時に私たちが一番遭遇するのが、発赤と腫脹です。

良く、患者さんに

歯肉を見てもらってここ歯茎が赤く腫れてますね。ここが歯肉炎です。なんて説明したりします。

これ歯科衛生士さんに質問すると面白いんですよ。歯科衛生士、良く勉強してますからね

歯周病になるとなんで歯肉が赤いの?って質問すると
炎症が起きているからです。

炎症があるとなんで赤いの?
炎症の5徴候に、発赤...があるからです。

炎症って何?
発赤、腫脹、疼痛、発熱、機能障害です

堂々巡りなんです

炎症について復習して見ましょう

炎症は原則的に
後毛細管細静脈(静脈性毛細血管が集合した後)で起こります。
秒単位の反応:感染や外傷が起きた組織では、血管から漏出した血漿成分(凝固因子、キニノーゲン、補体など)が発赤・腫脹、発熱、疼痛などの即時反応を引き起こします。
ブラジキニン(キニノーゲンの分解により生成される)は発赤や腫脹の原因となる血管拡張血管透過性を亢進する主要な因子。強力な疼痛因子。

分単位の反応:
血小板活性化因子、ロイコトリエンなどの脂質因子ヒスタミンセロトニンニューロペプチドなどが関与更に血管拡張血管透過性を亢進

時間単位の反応:
サイトカインケモカインなどタンパク質性生理活性物質など。
好中球の組織浸潤が起こった後、数日単位の慢性反応期に移行するとともにマクロファージリンパ球浸潤が主。


今日は図左の血管図だけを見て下さい。

好中球の働き:
炎症が起きるといつもは血管内を泳いでいる好中球のL-セレクチンが血管内皮細胞のシアロムチンと弱く結合して内皮細胞を転がるようなローリングと呼ばれる現象が起きます。→リンパ球の流速減速

内皮細胞に提示されたケモカインとローリング細胞上に発現したケモカイン受容体が結合するとローリング細胞上のインテグリンが活性化されて内皮細胞上と強固な接着を引き起こし、最終的に血管外へ遊走し組織内へ移入する。

好中球ローリング
参考文献:
“ホーミングレセプター”L-セレクチンが認識する細胞表面硫酸化糖鎖 内村健治
〔生化学 第85巻 第4号,pp. 244-252,2013〕



血流が増加→血漿成分の滲出と組織内物質の除去が活性化する。

血流速度低下→血管内をパトロールしている白血球の組織浸潤が促進される

つまり簡単にまとめますと。
血管は心臓からの血液を体全体に行き渡らせるためのバイパス。
水や栄養など様々な物を運ぶ道路です。

歯周病(炎症)では細菌の駆除や組織の損傷部位の修復をしなければなりません。炎症を早く抑えるために血管を膨らませて(血管拡張・腫脹)血液の量を増やします。
血液量が増えるため赤く見えます(発赤)。
またブラジキニンなどの産生によって痛みを伴う(疼痛)場合もあります。

細胞と細胞の間に隙間を作り(血管透過性の亢進)炎症を抑えるための血液成分(血漿成分)を漏れ出させます。

血管が膨らむことにより、血液の流れの速度が遅くなり、炎症を抑えるための物質(好中球他)が留まりやすくなり組織の中に入りやすくなる。

と言ったところでしょうかご理解いただけましたか?簡単に伝えるのって難しいー

私たち歯科衛生士にとってはこの炎症のコントロールが非常に重要になってきます。

そしてこの免疫反応というのは体の中で起こる事ですから炎症は局所でも炎症に対する免疫反応は全身的という事です。
続いて、創傷治癒の理解も大切なのですが...

少しづつまとめて行きたいと思います
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2日間、院長と歯科衛生士のYUさんと歯周病のセミナーに参加しています(^^)

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今日は子供の口腔機能低下症について学びます(^^)

日本歯科大学多摩クリニックの専攻生として1年小児も学びました。私の恩師は田村文誉先生ですが、他の大学の先生のお話は聞いたことがないので楽しみです。

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久しぶりの歯科衛生士向けセミナー参加です( ;´Д`)

女子ばっかりで…緊張します(笑)

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毎日、毎日、歯石を除去する毎日(^^)
見えるって凄い!!大変だけど結構好きです。見えない世界の歯石をとるの♡ 

右上第一大臼歯デンタル

右上第一大臼歯と第二大臼歯の間に見えた歯石。歯肉を避けて歯石を確認。

右上第一大臼歯1
 
かけらが取れたと思ったら、水平方向、頬舌側方向に巨大な歯石が現れてきましたΣ(゚д゚l

右上第一大臼歯2


歯と歯が繋がるように歯石が縁下に挟まっています(;ω;)
 
右上第一大臼歯3


そして、反対側の根面にも歯石が(T-T)顕微鏡で見えてる風に加工

右上第二大臼歯1
 

全て除去してこうなります↓

右上第二大臼歯2

なかなか写真や動画を編集できませんが、毎日処置を行っています。

そして、皆さんは、こうやって写真を拡大すると歯科用顕微鏡があれば簡単に歯石が除去できると思われるかも知れません。

が、それは間違いです。

見えといっても、歯周ポケットの幅は健康で締まっていれば1mmあるかないかです。
今日のケースでも、0.8mm程度

1mm無い歯と歯肉の間。そして見える角度は限られて、更に器具の角度、挿入方向も限られる...

歯科用顕微鏡の処置は非常に制限される処置なのです 

拡大した視野でも、その処置を行うのは私の実際の手です。私の手が0コンマ...の処置を行うのです。

シビアとしか言いようがありません

さて明日はどんな歯石との出会いがあるでしょうか明日も頑張ります 
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私の友人です( ;´Д`)
1度全顎で歯石を除去したのですが、3年経ったら咬合に問題があり、上顎7、7のポケットが深くなってしまい…

上顎も根面全てに歯石が付着し、釘抜きのような外傷性咬合。

歯石は除去でき安定しましたが、対合が…

今週はこちらを除去します(;ω;)

左下第二大臼歯1
 
↓ピンクで囲った部分が全て歯石です。

左下第二大臼歯2

下の歯の左の1番奥の下側の、しかも歯肉の中の歯石です。

肉眼では確認さえ不可能。

拡大鏡はポケット底まで光が入らないのでこちらも除去は困難。

まさしく、歯科用顕微鏡の出番と言えるでしょう…

しかしながら、見える=除去できる とは限りません。

頑張ります♡ 

見えても除去不可能な場合ももちろんあります。



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