顕微鏡歯科 Advanced Care Dental Office リップデザイナー☆naomi

はじめまして。Advenced Care dentai Office マイクロスコープ顕微鏡歯科☆歯科衛生士naomiこと戸田奈緒美です。歯を綺麗にする事が私の「仕事」です。良い「仕事」をするために歯科衛生士道まっしぐら。日々精進。

☆☆☆オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証☆☆☆


【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは今日はmicro scalingR歯科衛生士naomiです

*********************************** 

今週も始まりましたね。めっきり寒くなりましたが皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?

私は昨日、急にお腹が痛くなって...胃が締め付けられるように痛くなって、寝ても立ってもいられず、休日診療に行こうかと思いましたが、たまたま近医の内科が診療していたので、時間まで待って診察に行ってきました。

触診されて血液検査数分で結果が出て、炎症はないとの事で、一過性の胃腸炎かなという事でお薬もらってきました。なので昨日はおとなしく寝てました 

健康って大切ですねさて皆様は歯の健康はどうやって守っていらっしゃいますか?なんと厚労省のデーターでは、日本人の2人に1人が歯科医院に定期検診に行っているという事で本当かな〜と私は半信半疑なんですけど

日本人の寿命が延びて人生が100歳時代と言われるようになって、ますます健康、特に口の健康が注目されていますだって食べる事は命の源ですからね。食べる事は生きる事、生きる事は食べる事です

確かに昔よりも歯のクリーニングという言葉がメジャーになってきた感じはあります。私たち歯科衛生士の知名度もだいぶ上がりました。何しろ私が学校を出た当時は、歯科衛生士とは?というパンフレットが医院に置いてありましたし、歯科衛生士をご存知無い方もたくさんおられました

歯科衛生士さんにも勤務先によって様々に仕事の内容が違うと思うのですが、私は、歯科衛生士とは、口腔を通して心と体の健康の維持・増進をする仕事と定義しています。そして歯科衛生士の私の専門は口腔ですから、虫歯と歯周病の予防がもちろんベースです。

8020運動って聞いた事ありますか?80歳で20本の歯を残そうという国の目標値ですが、だいぶ歯が残っている方が増えてきているんですよそしてそのうちに、人生が100年になったので、歯だけがあっても機能(噛むとか飲み込むとか)が備わってないと歯だけあってもダメだーとなって口腔機能検査なんてものも今は行われています。

舌やほっぺたがちゃんと動くかとか、舌の圧力はどうかとか、飲み込みの回数は衰えてないかとか、飲み込む時にむせないか、とか。

私が歯科衛生士の学校を卒業してからこの25年間、歯科衛生士のテーマは歯科疾患の予防だったわけです。具体的には口腔の二代疾患である虫歯と歯周病の予防...

そして、今。虫歯と歯周病の予防はできているのでしょうか子供の虫歯は確かに減ってきています。だからこれからの歯医者さんは虫歯が減るから削ってばかりじゃダメだ、機能だって...単純な発想な方も多いのですけど...

歯科衛生士も長年この解決しない虫歯と歯周病の予防に飽きが来たのか、機能という言葉に飛びついて、今では、噛み合わせ、とか、姿勢、とか、筋肉の緊張、とか...あたかも視野を広げているように見えるのですが...

あのね、皆さんの患者さんの口腔は本当にそれで維持できるの?

その処置に科学的根拠はあるの? 

それ、本当に医療従事者がする事なの?

もしそれが本当に学術的に根拠があって、万人に良いものならば、厚労省と掛け合って、保険収載目指して下さいよ。。。

と言いたいのです。

歯科衛生士さんて、やってる事の学術的根拠が乏しいし、その事に触れるとそれは数値化できないものだからと平気でおっしゃって、しかも保険収載されていない処置を保険を標榜している歯科医院で、無料で行なっていたり、保険とは別?にお金を頂いているのかもしれないのですが、破格に安いお金で提供しているのですよね...そしてそれが正しいと思っていらっしゃる。

まあこの辺りの話は何度言っても理解してもらえないので辞めます。

でも私が危惧しているのは、客観的に歯科衛生士って職業を他人から見られた時に、医療職として尊敬される職業であるのかどうか?って話です。

例えば、医師に噛み合わせの話とか、口腔内のマッサージの話したって、それで歯が良くなるのか?って話ですよ。具体的に結果を示せって。。私だって思いますよ。

さて、最近は歯科のセミナーもスケーリングやルートプレーニングを標榜しているセミナーは少なくて、口腔機能とか筋機能療法とか、長期メインテナンスと称して、歯科衛生士のクリーニングの時に歯肉のマッサージとか、口腔筋のマッサージとかオプションでつける話とかが流行ってますね。

歯科衛生士どこへ向かうのか?

あのね、その前に、歯石ちゃんととってもらえます?って話です

きちんとした初期治療、スケーリング、ルートプレーニング、口腔衛生士指導、これができていないのに、歯科衛生士やってます感だけで歯科衛生士やっている人が多すぎる。なんか。患者さんの口の見ていると腹立つんですよねー

先週歯石とりましたとか。歯磨き指導受けましたとか。

つまりね、歯科疾患の予防って未だ解明できないものなのですよ。歯科衛生士がサボっているわけじゃなくて、それだけ複雑な病態だって事です。それなのに、その追求を忘れてエステシャン見たいな事をやって、それがこれからの歯科衛生士の姿ですみたいに言うから腹が立つのです

長くなりました。先日、メインテナンス中の患者さんの歯石の除去を行いました。もう10年以上通っていらっしゃいますが、歯肉縁下の歯石です。右上の親知らずの歯石。私が取り残していた歯石ですが、親知らずは何かあれば抜歯すれば良いからという事で歯石の除去は行わずにきた歯です。

しかし、ここへ来て、人生が100年時代となり、親知らずを抜く抜かないという考え方も様々に変化して来ました。それから口腔内の状況に刻々と変化しますし、医療技術だって、もちろん私の手技だって変わって来ます。

そして今回歯石の除去を行ったわけです。当初いらしていた時は当医院にマイクロスコープはありませんでした。その時代からの患者様です。





*動画をご覧になる時は全画面モードでご覧ください。ポケット幅は2mm程度、深さ4mm、歯肉滲出液もありますし、出血もあります。注視して見ないと見えません。

右上8番の遠心です。ポケットは4mmあります。根面に面になってぐるっと帯のように歯石が付着しています。これが全周に広がり感染期間が長くなると根面が変性して、体が異物として反応するようになります。この歯を避けるように歯肉が引いていき、骨吸収が起こっていきます。

でも...こんな歯石ははっきり言って除去できません。
つまり歯科衛生士が本腰入れるべきは、口腔衛生士指導です。健康な時からの。そして確かな縁下のプラークのコントロールです。

そこを外して機能と言ったところで、歯、残せないし。残っていると言っても歯周病でポケットがあるとか、P急発するような状況で、クルクルPMCTとか、取れてもいない超音波スケーリングの一筆書きとか、マッサージとか、そんな事やって立って患者さんの信頼得られるわけないでしょ。

しかもそれ結果何も出ませんよ。

先日、歯科衛生士の同級生にスケーリングを頼まれたのですが、naomちゃんのところは何使ってるの?といいう話になって。。。私、ほとんど超音波スケーラー使わないんですそしたら、絵?まさかハンド? って言われて...いやあ、ハンドって事もないんだけど...そもそもスケーラー使う必要ある?初回の人ならともかく、メインテナンス入った人に超音波っていらなくない?

はあ、まあ、巷の歯科衛生士さんとは話が合わないわけです

あの言って来ますけど、縁下の歯石って超音波で取れませんよ。超音派使うと歯石をツルツルに形成するだけで何の意味もありませんし、ツルツルになった歯石なんて絶対に引っかかりません。だいたい動画のように歯石を確認して超音波を当てても粉砕しないんですから。ハンドの方が意外にあっさり取れる事もあります。歯石の除去は奥が深い。歯石の根面への付着は、ハンドスケーリングで練習した人しか体得できませんから、超音波使わない方々は歯石の付着についても理解が浅いという事になります。

だから、超音波しか使わないとか、ハンドスケーラーが古いとかおっしゃる歯科衛生士さんがいらっしゃいますけど、その発言だけで、すでにその方は歯石除去の事わかってないなって、私は思います。

それに、メインテナンスでするべき事は、歯石の除去じゃないと私は思っていますので。

というわけで、なんだか歯科衛生士への不満みたいになってしまいましたが(笑)

まずは歯石を確実に除去し、除去できないのであれば、除去できる日が来るのを待ちながら、歯肉の炎症んコントロールをしていく、つまり口腔衛生士指導をしつつ、メインテナンスに通っていただく、もちろんその意味を十二分に理解して頂いて。

この辺の口腔衛生士指導の指導法とか、モチベーションのセミナーとか最近減ったなー 若い衛生士サンテどうしてるんだろ。

そうそう、今日言いたかった事は、一般の方が100歳まで歯を残したいと思うのであれば、まずは信頼できる歯科医院を探す事、そして、信頼できる歯科医師、歯科衛生士を見つける事。そしてその歯科衛生士さんが、どのぐらいあなたの100歳を想像してケアしてくれるか?につきます。

私は最近患者さんに言ってます。

自分の歯を最後まで全部残せるなんて思わないで下さいね。今や人生100年ですからね、体が衰えていくのに口だけ元気なんて事ありませんから。でもだからと言って心配しないで下さい。歯が無くなったとしても全体で噛める噛み合わせならいいんですよ。人生の最後に困らない噛み合わせになるように予想してますから、大丈夫です 

例えば、7番なんて極端に言えば無くなっても問題ありません。それはもちろん年齢的な事もあります。人生の終末に6番目まででしっかり噛めていればなんら問題がありません。では、大臼歯がなくなりそうなら?それなら最後は入れ歯で歯を足していけば問題がありません。

全体のバランスが崩れなければさして問題ないのです。それが安定した噛み合わせというものです。
いくら筋機能療法で筋肉の緊張をほぐしたところで、歯は破折しますし、咬耗、磨耗は止められません。それが老化だからです。その干渉を取るのが歯科医師の役目であり咬合調整です。

しかも、姿勢とか噛み合わせって言いますけど、歯って変化していきますよ。磨耗するし、咬耗するし、正しい噛み合わせなんてありませんよ。メインテナンスで見て入れば生体が変化していく事が理解できます。人間の体は常に変化していくのです。

根管治療の歯もいくら完璧でも、体ん免疫力が低下すると一気に嚢胞が現れてきて、根治している歯が急に全部混尖病巣なんて事も人間の体には起こります。

 だからその変化に対してどう患者さんの苦痛を取り除いて快適な口腔内を作るか、またそう導くかが歯科衛生士の大切な役割なのです。

ぜひ皆様、そういう目で長期おつきあいできる歯科衛生士さんを探して下さいね 

 
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

☆☆☆オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証☆☆☆


【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは今日はmicro scalingR歯科衛生士naomiです

*********************************** 

先週の首都圏滅菌管理研究会から早いもので1週間が経ちました。 
余興で歌を唄うと言う大役が無事に終了たら、翌日からドッと疲れが出てしまって翌日はぐったり。

平日に観劇のチケットを頂いたので見に行ったり、外科のオペ日があり、学会があり、そして口腔リハの同期と同窓会...

日本歯科大学東京短期大学 口腔リハビリテーション学専攻 同期

と盛りだくさんな1週間で、やっと今日がお休み。雨で山ほど溜まった洗濯を片付けて
と。


先日の学会の報告がてらブログを書きたいと思います。
11月の28日、29日と東京新宿で行われた、第46回 マイクロサージャリー学会に参加してまいりました

チームメンバー

 
残念ながら木曜日はオペ日だったので、オペ終了後からの参加となりました。↑オペの様子。
最高のチームメンバー、受付担当で滅菌技士Aki(左)と顕微鏡歯科衛生士で滅菌技士の資格も持っているYu(中央)♡手前味噌ですがこうやって紹介するとうちのスタッフはレベルが高い

滅菌技士(師)とは医療施設に関連した滅菌供給の知識と実践に優れた人材です。別の機会に滅菌技士についても詳しく書きたいと思います今日は学会報告を♡

第46回 マイクロサージャリー学会

以下に拝聴した内容を記録します

28日

【新時代シンポジウム2】16:00-17:30 Microsurgery における Fusion Imaging

マイクロサージャリーに応用可能な術中医療情報の取得および可視化技術の展開
正宗 賢 先生 東京女子医科大学先端生命医科学研究所

Augmented reality(AR)技術のマイクロサージャリーへの応用
塗 隆志 先生 大阪医科大学形成外科

AR(Augmented Reality)技術を用いた術中血管走行確認の取り組み
此枝 央人 先生 東京女子医科大学形成外科

光超音波トモグラフィを用いて大腿皮下の 3 次元血管地図フィルムを作成し、安全 な薄層化皮弁手術を行う
津下 到 先生 京都大学大学院医学研究科形成外科学

Microvascular Surgery における顕微鏡下 OCT の有用性と要改善点について
長西 裕樹 先生 済生会横浜市南部病院形成外科

リンパ管造影ナビゲーション下血管柄付きリンパ節移植:輸出リンパ管吻合 (ELVA)有 vs 無
山本 匠 先生 国立国際医療研究センター形成外科

光超音波イメージング画像のリンパ管・細静脈マッピングにおける Augmented Reality 技術の適用
梶田 大樹 先生 慶應義塾大学医学部形成外科

【イブニングセミナー 3】 17:40-18:40

マイクロ機器の世界情勢と将来展望~8K が拓く新しい医療~
光嶋 勲 先生 広島大学病院国際リンパ浮腫治療センター

29日

【ビデオセッション 2】8:30-9:10

1 人でもできる! ドナーサイトもきれいな PAP 皮弁挙上
棚倉 健太 先生 三井記念病院形成外科・再建外科/がん研究会有明病院形成外科

シンプルで助手いらず“1 人”で挙げる DIEP flap
矢野 智之 先生 がん研有明病院形成外科

安全な広背筋挙上のための外科的区分の提案
笠井 時雄 先生 高松赤十字病院整形外科

Short pedicle により行った足趾からの組織移植による指尖再建
五谷 寛之 先生 大阪掖済会病院手外科外傷マイクロサージャリーセンター

【特別講演 2】9:20-10:20 先行領域における Robotic Surgery の現況

1 消化器外科領域におけるロボット支援手術の現状と展望  
   宇山 一朗 先生 藤田医科大学総合消化器外科学講座

2 頭頸部外科領域におけるロボット支援手術の現状と今後の展望  
   楯谷 一郎 先生 藤田医科大学耳鼻咽喉科学教室

【新時代シンポジウム 3 】10:20-11:50 Robotic Microsurgery の近未来像

近未来の機器は外科医に易しい方向に進化すべきである
黒島 永嗣 先生 松本手の外科塾

ロボット援助下手術の現状と未来に向けたトレーニング
上村 哲司 先生 佐賀大学医学部形成外科

手外科・マイクロサージャリー分野での Robotic microsurgery の現状
市原 理司 先生 順天堂大学医学部付属順天堂浦安病院手外科センター

日本発 Microsurgery 専用ロボットの開発に向けて
門田 英輝 先生 九州大学病院形成外科

Robotic microsurgery 近未来像
光嶋 勲 先生 広島大学医学部国際リンパ浮腫治療センター

形成外科領域における Robot-Assisted Microsurgery の現状と展望
高成 啓介 先生 名古屋大学医学部形成外科

【ランチョンセミナー 7】12:00-13:00 手術用顕微鏡下 LVA の最前線

LVA に必要な Tips
山田 潔 先生 岡山大学形成再建外科学臨床リンパ学講座

KINEVO900 を使用したリンパ管吻合術の経験
前川 二郎 先生 横浜市立大学形成外科学

【一般演題:顎骨再建(1)】13:10-13:40

CAD/CAM モデルを利用した腓骨ダブルバレルによる下顎再建の工夫
黒沢 是之 先生 東北大学医学部形成外科

CAD/CAM モデルを利用した腓骨皮弁による上顎再建の 1 例
黒沢 是之 先生 東北大学医学部形成外科

下顎再建プレートを用いた下顎再建におけるプレート被覆法の工夫
姜 成樹 先生 愛知県がんセンター形成外科

腓骨皮弁を使用した double flap 下顎再建と肩甲骨弁を使用した下顎再建の比較
東野 琢也 先生 国立がん研究センター東病院形成外科

【一般演題:顎骨再建(2)】13:40-14:10

下顎区域切除後のプレート単独再建における合併症に関する検討
森 裕晃 先生 静岡県立静岡がんセンター再建・形成外科

下顎再建プレートと遊離前外惻大腿皮弁を用いた下顎硬性再建症例の検討~下顎 再建プレートを用いる意義~
安倍 吉郎 先生 徳島大学医学部形成外科

腸骨穿通枝骨弁による下顎再建の 1 例
北村 成紀 先生 福島県立医科大学医学部形成外科学講座

広範な軟部組織欠損を伴う下顎欠損に対する再建方法の比較
中村 亮太 先生 愛知県がんセンター形成外科

【一般演題:神経(2)】13:50-14:24

歩行困難であった再発性足根管症候群に対して後脛骨動脈穿通枝皮弁を用いて治 療した 1 例
萩原 祐介 先生 湧水方円会稲田病院整形外科/奈良県立医科大学整形外科

顕微鏡視下 Morton 神経腫切除術の治療成績
村松 慶一 先生 ながと総合病院整形外科/山口大学整形外科

腓骨神経麻痺に対する有茎腓腹筋穿通枝脂肪弁の有用性
森本 友紀子 先生 淀川キリスト教病院整形外科

陳旧性末梢神経損傷に対して人工神経移植術を行った 2 例
岡 邦彦 先生 香川大学医学部整形外科

コラーゲン使用吸収性神経再生誘導材(リナーブ)の使用経験
武田 真輔 先生 豊橋市民病院整形外科

【パネルディスカッション 4】14:50-16:20 リンパ浮腫治療の長期成績

下肢リンパ浮腫に対する外科治療の検討
山下 修二 先生 東京大学大学院医学系研究科形成外科学分野

リンパ管細静脈吻合術の蜂窩織炎治療成績
大西 文夫 先生 埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科

LVA の長期治療成績と、次なる改善点~術者バイアスを避け、第 3 者スタッフに よる評価徹底する~
三原 誠 先生 東京総合病院リンパ外科・再建外科

LVA における、静脈形成を活用した静脈逆流予防戦略の長期成績
秋田 新介 先生 千葉大学医学部形成外科

スーパーマイクロサージャリー確立後の LVA 長期成績
関 征央 先生 聖マリアンナ医科大学形成外科

集学的治療、集約治療を必要としたリンパ浮腫症例の長期経過
浜田 裕一 先生 福岡赤十字病院形成外科

下肢リンパ浮腫術後 10 年以上経過観察:手術効果に基づいたリンパ浮腫重症度分類
光嶋 勲 先生 広島大学医学部国際リンパ浮腫治療センター

以上が今回学会で拝聴したテーマです
改めて振り返ると結構たくさんの演題を拝聴したなと思います 

 初日は夕方からでしたが、オペの写真がたくさんあって、実は私は血を見るのが苦手だから看護師さんにはならずに歯科衛生士になったのに...結局なってみれば歯科にもインプラント手術もあるし、口腔ガンの手術もあるし、結局同じなのでした

それにしても、今回は皮弁症例が多くて、肉の塊を移植するのですから、初日は気持ち悪くなるかと思いました結果的には大丈夫でしたけど 

いやあそれにしても、先生方の手術の上手さと医療機器の進歩に驚きました、本当凄かった
もう少し拝聴した内容をまとめたいと思いますが、今回は長くなりましたで備忘録という事で 

*******************************************

後日、ARについて調べて見ましたので、引き続きご興味ある方はnaomiのお勉強ブログへどうぞ
 
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

☆☆☆オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証☆☆☆


【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちはmicro scalingR歯科衛生士naomiですいつもこんな感じで診療してます♡

2019 naomi

★ちなみに当院では院長やスタッフのメインテナンスもnaomiがしています写真は院長先生です

*********************************** 

一昨日、私も幹事をさせて頂いています首都圏滅菌管理研究会第17回首都圏滅菌管理研究会が開催されました。

今回は国立台湾大学病院 外科教授のLin先生、看護部長のLin先生、看護師長のWang先生をお迎えして特別講演としてご発表頂きましたそして歯科関連では「耳鼻科・歯科器材の中央処理」というテーマで東北大学病院 材料部の金澤 悦子 先生にお話し頂きました。

そして第2部は初の試み特別企画として会場を移動しての全国中材研の皆さまをお迎えしてのディスカッション。名付けて、どんと来い中材

以下内容を掲載しますが、最近は歯科関係の参加者もたいへん増えており、歯科器材の再生処理に関する関心の高まりを感じます。研究会に名ばかりですが唯一歯科職の幹事として参加させて頂いている私としては非常に嬉しく思います。

歯科は閉鎖的で、なかなか正しい情報が入ってこない...
医科、歯科の垣根を超えて学べる場がある事は非常に意味のある事だと考えています

さて以下内容を記載します。そして最後に私には大役が(笑)

【特別講演】 「台湾大学病院における医療機器管理の方針」
Policy of medical equipment management in Taiwan National University Hospital. Ming-Tsan Lin 先生(国立台湾大学病院 外科教授)
Dr.Lin

「台湾大学病院における手術器械・器材のマネジメント」
Management of surgical instruments and medical devices- Sharing the experience of National Taiwan University Hospital. Hui-Ling Lin 先生(国立台湾大学病院 看護部長)
Ns.Lin

「台湾大学病院手術部、材料管理部の運営」
Sharing of the practical operation of the operating room and center supply department of National Taiwan University Hospital. Fang Wang 先生(国立台湾大学病院 看護師長)
Ns.Wang

ちなみに、ナースのWangさんには2年前に台湾大学病院視察の時に手術部を案内して頂きました。
向かって右がWangさん、左から2番目がnaomiです

台湾手術部視察

【ポスター演題発表】
(1701) 「滅菌ラップの包装時間に関する調査 連続包装、2重包装、スマートフォールドの比較」
(1702) 「A病院における第1滅菌技師の活動報告」 【教育講演1】「手術器械管理の”今” 〜トレーサビリティって何?〜」 久保田 英雄 先生(東京医科歯科大学 医学部附属病院 材料部 副部長)

【教育講演2】
「耳鼻科・歯科器材の中央処理」 金澤 悦子 先生(東北大学病院 材料部)

【ディスカッション】 第2部(特別企画 水上音楽堂にて 17:15開場 17:30開始)
どんと来い中材!〜日本中に正しい再生処理を広めよう〜

〈ディスカッサント〉
北海道中材業務研究会
旭川感染管理ネットワーク
宮城県滅菌技法研究会
茨城県滅菌業務研究会
首都圏滅菌管理研究会
新潟県中材業務研究会
京滋滅菌業務研究会
北摂セントラルサプライ研究会
広島感染防止及び滅菌業務研究会
熊本県滅菌業務研究会
鹿児島滅菌供給を考える会 ICCSネットワーク研究会

【全員懇親会】

最後に懇親会の首都圏滅菌管理研究会の出し物として...余興。お歌を熱唱
最高の仲間と最高のパフォーマンスをしました♡

konshinkai

気がつけば、研究会の中でも年配の方になり...50前のおばちゃんがまさか舞台に立つなんて思いませんでしたけどご来場頂いた皆さまが少しでも楽しく過ごせて頂いておりましたら幸いでございます

私、いつも思うのですけれど、やっぱり歯科衛生士最高おそらくなんでも専門職ってあると思うのですが、専門職同士の結束ってあると思うのですよね。職業人だから初めて会っても仲良くなれるみたいな。

今までも歯科衛生士というだけで広がってきたご縁がたくさんあります

そして今は歯科衛生士という職業を通じて、医科や医療機器の皆様と繋がるきっかけとなり専門職って楽しいと共感できる仲間がいるって最高です♡

最近は若い人たちが大人とのコミュニケーションをとりたがらない傾向がありますが、コンピューターの中でたくさんの情報や知識があって頭は良くなるかもしれないけれど、心の成長、人間としての成長は人との中で磨かれて行くのもです。結局煩わしいけど人間は人の中でしか生きられないものなのですから。

だとすれば、様々な人間中でその関係性を楽しんだ方が人生お得(徳)です
私たち大人だって今の若い人のように大人との関係を疎んだり嫌がったりしたものです。それは時代に関係なく人間関係とは煩わしいものなのです。それをどう考えてどう社会と繋がって行くのか。それは個人の自由ですが、考え方次第で世界が広がります。

高度なコミュニケーションの能力って人間にしかないものですよね

さて、この企画も約10日前に役が決まり、当日は雨風で気温も低く、野外での開催でしたのでどうなる事かと思いましたが、研究会のテーマのごとく「どんと来い」終わって見れば楽しい思い出となりました首都圏滅菌管理研究会の会長である東京大学手術部教授の深柄和彦先生はじめ、メンバー皆さまのお陰で楽しい時間を過ごす事ができました(この10日間密かに毎日練習してました(笑))

特に共に歌った2人は心の友ですっ
ここに感謝を申しげまして、本日のブログは終了したいと思います

次回研究会は6ヶ月後になります。また詳細が決まりましたらUPしたいと思います
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

☆☆☆オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証☆☆☆


【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちはmicro scalingR歯科衛生士naomiですいつもこんな感じで診療してます♡

2019 naomi

★ちなみに当院では院長やスタッフのメインテナンスもnaomiがしています写真は院長先生です

*********************************** 

さて、先日オランダのWFHSSに(滅菌供給業務世界会議) に参加したお話は簡単ですが前回ご報告させて頂きました。久しぶりの海外...あそうでもありませんでした^^;昨年は台湾で台湾大学の病院を見学させて頂いたのでした。

海外に行くとだいたいスーパーマーケットでお買い物したりするのですが、その時に歯磨きコーナーをチェックするのがnaomi流今回もオランダのメジャーなスーパーマーケットで歯磨きコーナーをチェックしてみました

いつも海外にヨーロッパに行くと思うのですが、普通のスーパーの歯磨きコーナーに電動歯ブラシの替えブラシが掛かっているのですよね。以前2007年にフィンランドに行った時に歯科衛生士のMariaさんに口腔衛生指導をどうやっているかお話を伺った事があるのですが、電動歯ブラシを指導してました(オーラルB)
IMG_5388

下の写真はオランダのHEMAというスーパーマーケットの口腔ケアグッズのコーナーです。 
今回も替えブラシを発見私は海外のセミナーの受講も有効な情報源だと思うのですが、その国の真実を知るのは地元のスーパーマーケットだと思っています。だって暮らしの中で実際に使われているものが置いてありますからね見栄のないその国が見えてくるというものです。
oralcare


歯ブラシ、電動歯ブラシの替えブラシ、歯間ブラシ、フロス、トゥースピック...トゥースピックがやわらか歯間ブラシというのが笑えますがこれって、日本発祥かなぁヨーロッパには古くからトゥースピックはありましたが、歯肉形態を整える目的だったような。小林製薬さんのやわらか歯間ブラシみたいな形状って見た事なかったけどなぁどういう目的だろ。不思議。

というのは、歯間ブラシはブラシですから、ブラシの効果によってプラーク(歯垢)が落とせます。同じ形態でもゴムはブラシと違いプラークを落とす事はできません。間いに詰まった物を取り除く楊枝の代わりにはなりますが、プラークの除去の目的では不十分です。

よくこの辺りを勘違いして、歯に優しいと言って歯間ブラシの代わりに使っていらっしゃる方がいますが、理にかなっていません。歯に優しいのは感覚的な問題であって、歯周病を予防するとい意味の歯に優しいというのは全くありません。むしろブラシの代わりで使っているとすれば、プラークは取れませんから、歯には毒という事になります

まあヨーロッパにはトゥースピックが昔からありますからね、その代わりには良いのかもしれませんね。

そして、最近はだいぶ認識が変わってきましたが、フッ素です。(写真の赤線をご覧ください)

世界的に虫歯の予防効果が文献的に認められているフッ素。日本では毒とおっしゃる方もいて、なかなか普及が難しいところではありますが、アメリカでは水道水にフッ素を添加していますし、また、ヨーロッパではフッ素の錠剤(サプリメントのような感じ)を薬局で売っていますし、日本の状況とはかなり違います。

やっと日本でも欧米のフッ素の効果が認められて(1,500ppm)、歯磨き粉の中のフッ素濃度が欧米並みになりましたけど、それまではフッ素が虫歯を予防するという認識は日本人にはなくて、それでも欧米並みに虫歯を予防しているのだから、日本の虫歯予防政策が世界に類を見ないものだと発表すればいいのにと私は思っていますがただし、これは日本のデーターが正しいというのが前提ですけど。

聞くところによるとこういった虫歯の調査って日本でもある一部のデーターを取って、全国と言っている場合もあるようで...信頼性にかけます。嘘ではないにしても母集団の構成要因がどうなっているかなど、きちんと見ないと騙されてしまいます。

今でも、歯科の予防でスウェーデン式とか、北欧のとかセミナーで見かけますが、この情報化の時代にすでにヨーロッパ式なんてもう古いです。

先ほども言ったように、日本の子供の虫歯有病率は激減しているのですから。
欧米を見習うどころか数字で見れば、日本が虫歯予防をリードする立場にあるぐらいです。

いつまでたっても、これからは予防の時代という日本の歯科衛生士さんもどうかと思いますけどね。。。

虫歯有病率
う蝕罹患の現状 平成30年9月12日 第1回 歯科口腔保健の推進に係る う蝕対策ワーキンググループ
医政局歯科保健科 歯科口腔保健推進室

 

私も若い頃は欧米に憧れて欧米ってすごいなぁと思ってましたけど、自分でヨーロッパに行って見たら、社会保証制度は全く違うし、口腔衛生に対する教育制度も、教育内容も違っていて、社会背景が全く違うのに、口腔衛生の物品や器材だけ真似しても意味がないという事に気がついてから、海外には興味がなくなりました。

それよりも、日本にいながらにしても、学術を追求する事こそが正しい道であると気がつきました。もちろん、学術を追求するためには欧米の知識を得る事も大切です。ですが単純にその方法を真似るというのは意味がないと気がついたのです。

海外に行った事を自慢している講師の話を聞いても何の役にも立ちません。その知識を目の前の患者さんに、いえ本来ならば日本の歯科医療に役立てなければそれは自己満足の世界です。

私は自分なりに学んだ事を消化しながら今の診療スタイルを築きました。
診査(唾液検査、口腔機能検査など) 、歯科衛生士診断、ケアプロセスの構築、ケアの実施、再評価、メインテナンスそうやって現在長い患者さんとは15年以上のお付き合いとなりました。

外に出るととかく、診療室の歯科衛生士は馬鹿にされますが、私は患者さんの生活の質を歯科の即位面から支えているのは私たち、歯科診療所の歯科衛生士であると自信と誇りと持っています

それはまさしく予防だからです。

病院歯科は、結局のところ病気になってからの処置であって、誤解を恐れず言えば、手遅れです。
病院歯科に回る前に、例えば入院になってもその方が口腔の事で困る事が内容に万全にして置くのが私たち診療所の歯科衛生士の役割です。

痛くも痒くもない人のモチベーションを上げる事ほど難しい事はありません。

だからもっと世の中の開業医勤務の歯科衛生士さんに自信と誇りを持ってもらいたいと思います

そして患者さん方には、一生おつきあいできるマイハイジニストを持って頂きたいです

視野を広げる事は刺激になって良いですねでは皆さま、よい休日をお過ごしください。 
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

☆☆☆オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証☆☆☆

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちはmicro scalingR歯科衛生士naomiです 

*********************************** 

去る10月29日から11月4日まで、オランダハーグで行われたWorld Federation for Hospital Sterilization Sciences(WFHSS 2019)に参加して参りました

もうちょっと詳しい内容はnaomiお勉強ブログにも書いてます♡

  
 
今回は私が幹事をさせていただいている首都圏滅菌管理研究会のメンバー10名と。
WFHS e-pos


今回は首都圏のメンバーを含む4名の先生方がポスター発表しました...私は応援組
以下4題が先生方のご発表です。

e-poster

Kazuhiko FUKATSU Surgical Center,The University of Tokyo Hospital,Tokyo,Japan
Challenge of Metropolitan Sterilization Society in Japan for providing better central sterile supply(CSS)
 
Satoshi MURAKOSHI Surgical Center,The University of Tokyo Hospital,Tokyo,Japan
Efforts to reduce scalpel blade contamination in used surgical instruments

Hiroshi OHKAWA NIHON STERY CO.,LTD Contractor for CSSD,The University of Tokyo Hospital,Tokyo,Japan 
Importance of communication between hospital staffs and contractors

Taishi SAKAI Department of Central Sterilization ,Koshigaya Municipal Hospital
Influences of Residual Moisture remaining in instruments on Vapozaized Hydrogen Peroxide Sterilization Process

今回の国際学会への参加は、首都圏滅菌管理研究会ののリーダーである東京大学手術部教授の深柄和彦先生が日本で滅菌を担う滅菌技士(師)を応援して下さるために(とあくまで私の私信ですが^^;)ご同行させて頂いたのだと思っています。先生は首都圏滅菌管理研究会の取り組みについてご発表して下さいました。

metropolitan sterilization society
 
滅菌技士(師)の事をいつも考えて下さる、現場の私たちにとってはとても有難い先生です 

WFHS
 
さて、先生方がお膳立てして下さって、さて私たちは何をお返しできるのか?という事です。
ただただご同行させて頂いているのでは、ただの観光旅行になってしまいます。自分なりの学びをきちんとまとめなければなりませんね

海外の歯科医院や病院見学は今までにもありましたが、海外の学会への参加は今回が初めてでした。
まずは英語力の無さにがっかり...ですけれど、やはり普段そういう環境に身を置いていないので、できないのも当然ですね一番の反省とともに、今後どうやって...頭の痛い問題です。

さてそして、私はもともとクリニック勤務なので、なかなか病院の中材業務を学んでもそのままそれをシフトというわけにはいかないのですが、この数年間で少しづつ理解できてきました。

基本的には医科も歯科もないのですが、私が現場を通じて何かをお返しできる事は何なのか?ともっと考えたいと思います。

やはり世界でも話題となっていたのは、内視鏡の洗浄です。それから常に進化を続ける医療機器。
内視鏡の形態もそうですが、もっと体内に置いて自由自在に動く医療機器の洗浄、消毒...機器が複雑になればなるほど、手術の手技は進歩するかもしれませんが、洗浄が困難な事による感染症の問題もあります。

この業界の未来はいかに?

そうですね...私も若い頃はすごく海外に追いつけ、追い越せで憧れて、海外の病院に見学に行ったり、海外の先生の講演に行ったりしましたけど、でも日本も捨てたもんじゃないんですよね。日本にいても原理原則に従って研究していけば、海外に負ける事はないのですよね。

海外に行ったから凄いのではなくて自分が知らない事、経験した事を自分の中に落とし込み、アウトプットして患者様の役に立つよう日々過ごしていきたいと思います 
 
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

19時から始まります(^^)
本日は耳鼻科の先生の嚥下障害のお話を聴講させて頂きます!

IMG_5131

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

supply


始まります!
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

☆☆☆オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証☆☆☆

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちはmicro scalingR歯科衛生士naomiです 

***********************************

先日の台風は凄かったですね。皆さまご無事でお過ごしでしょうか?
浸水や家屋の倒壊で大変な思いの方もいらっしゃるかと思います...

震災の時もそうでしたが、こんな時に私には何ができるのか?と考えます。

震災の時はボランティア活動も考えました。でも...

結局私の結論は

1.いち個人として毎日と変わらない生活を行う
2.歯科衛生士として、もし私の担当する患者さまが被災された時にお口の事では困らないようなお口作りをする
という事を決めました。

ボランティアに出向いて被災地の方の力仕事をお手伝いする事だってともて立派な事だと思います。
でももしも日本中の人全員がボランティアに行ってしまったら?

日本の経済活動はストップしてしまいます。
つまり誰かが働いていてくれるから、ボランティアに行ける人がいる...だとすれば、私が日々と変わらない経済活動をすることだって立派に役に立つ事なのではないかと思うのです。

何も特別な事をしなくたって、一生懸命働く事が回り回って誰かの助けになっている...そう思うのです。

そして私は歯科衛生士です。私にできる事は何か?と考えると予約を頂いている患者様を誰かに任せてボランティアに出かけるというのも、何か偽善行為のような気がしてならなくて...
つまりは「私にしかできない事」ってこれしかないのです(笑)
というわけで、今日もせっせとメインテナンスしてます。お陰様で私の年内のメインテナンス枠は全てご予約を頂いております。
私にしかできない仕事。それは歯科用顕微鏡を用いた歯石の除去。

こうやって今日もお仕事ができる事に感謝し来院して下さる患者様に感謝しつつ...

メインテナンスの患者様。もう初回のクリーニングから数年経過するかと思います。現在御年74歳。初診当初は全顎に歯肉縁上・縁下歯石が付着しており歯肉炎で多量の出血...よく数回のクリーニングに耐えて下さったと思います。
今日拝見すると右上の一番の口蓋側の歯頸部から膿が出ているのが確認できます。

右上1番排膿

ここです↓

右上1番排膿2

ある文献によると90日に1回、歯周ポケットの中をお掃除すると重篤な歯周病にならなくて済むと言われています。もちろん個人差はありますが私の患者さんは3ヶ月から6ヶ月の間で来院されます。

排膿、つまり膿が出ているという事は、歯周ポケット内部で何かが起こっている、何が起こっているのか?膿という事は炎症か?炎症だとすれば何が原因だろうか?

歯周病治療のスタンダードに従えば歯周ポケットからの出血と深さを確認する必要があります。

 
右上1番プロービング

歯周ポケット5mm。ポケット測定後にポケット内部からドクドクと出血してきました。
右上1番 歯肉縁下歯石

歯周ポケット内部を覗くと歯肉縁下歯石があります。上と下の写真を見比べて見て下さい。白丸の中の部分を上の写真で確認して頂くと少しはわかるかな...^^;深度が深いので光が入らずやや暗いので良く良く観察して見て下さい。

右上1番 歯肉縁下歯石2


 ポケット5mm...歯周ポケットが4mmを超えると歯石の除去は失敗する可能性が高いと文献にはあります。しかも皆様見えると申しましても歯面から歯周ポケットの内面までの距離は1.5mm程度^^;歯石の厚みは0.3mm程度。歯周ポケットの内面に器具を当てずに...粘膜に器具が当たれば当然内面が傷つき出血します。それでなくても炎症が起きていますから。器具の風圧や水圧だけでも出血の可能性があります。
しかも患者様は74歳。咽頭機能が低下していて長時間咽頭に水を貯めて置くのが難しい...とは言え、通常の手用スケーラーはブレード幅(刃部の幅)が2mmはあり、器具を入れる事すら難しい...
そして歯科用顕微鏡で覗いていますから、ポケット幅1.5mm、深さ5mmを覗ける角度が限られ、更に使用できる器具が制限され、器具の使用範囲が制限されて、不必要なむせ防ぎために使用する水の量が制限される...

制限だらけの条件で、そして私の手はマクロの手でありません。女性にしてはやや大きめのこの手で繊細な動きをしなければなりません...

 
右上1番 歯肉縁下歯石除去後

そして除去できるわけですが...いえ除去するわけですが^^;

私、失敗しないので(笑)言って見た〜い。いえいえ、元々私が初診時から取り残してきたであろう歯石です。

なかなかここを理解して頂くのは難しいのですが、本来歯周ポケットの入り口はキュッと閉まっていて、中に細菌が侵入しないようになっているのが本来です。ですから、中に歯石があっても外からのお手入れが良ければ中に歯石が着いたままキュッと閉まっている事もあります。

その歯肉を切ってまで歯石を除去した方が良いか?と言えば、答えはNO!と私は思いますが、そもそもキュッと閉まって入ればプローブと呼ばれる深さを測る器具も入りませんし、歯石を見つける事も出来ません。歯周ポケットの深さはレントゲンの骨の吸収量を見ればおおよその予測は出来ますが、 1mmもない大きさの歯石をレントゲンで確認する事は出来ません。

つまり、外から何の予兆もなくても歯肉を全て切開して確認するのか?という事になります。

そもそも1mmに満たない歯石が直ぐに悪さをする事はありません。だいたい欧米でも歯科用顕微鏡を用いての歯科衛生士による歯石の除去は行われていません。それでも80歳で20本以上の歯を残しています。

つまり、大切なのは歯石の除去ではなく、細菌のコントロールが大切という事です。歯石が悪いと言われる理由は細菌の温床となるからです。たとえ歯石が着いていても、歯周ポケット内のプラークを器具で除去したり洗い流したりすれば炎症が抑えられるという事です。

今回のケースも何度もメインテナンスしていますが、歯肉がキュッと閉まっていて、歯石が見えませんでした。

しかしながら、中に歯石があれば今回のように炎症が起きて歯肉が緩む事が必ずあります。それがいわば歯石の取りどきです。

これは1回の歯のクリーニングでは行えません。しかも歯石は一度除去してもまた付着する事だってあります。

つまり文献にもあるように定期的なクリーニングが重要という事なのです。

某データーによると、日本人の2人に1人が歯科の定期検診を受けていると言われています。

え?そんなに?実感的にはそんな感じはしませんが、このデーターには歯科医師の検診も含まれているのじゃ無いか?と私は疑っています。歯科医師の行う検診はチェックです。歯科衛生士が行うのは歯のクリーニングです。プラークを除去する事が大切です。

さて皆様、最近歯のお掃除してますか?

ぜひマイハイジ二スト、担当の歯科衛生士さんをお持ちくださいね☆

ちなみに北欧では担当の歯科衛生士さんが医院を移ると患者さんも転院するほど歯科衛生士さんて信頼されているんですよ^^

そういう信頼の元に歯の健康が守られているのですね!

 
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

☆☆☆オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証☆☆☆

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは micro scalingR歯科衛生士naomiです 

***********************************

先週末、金曜日から2019.10.04-06 セミナー29 The 5th annual meeting of International Academy for Digital Dental Medicine 第5回国際デジタル歯科学会に参加してきました

さて、最初にDigital Dentistryとは下の動画は今回の学界とは関係ないのですが、まずはDigital Dentistry を理解して頂くためにご参考までに、ボストン大学の動画を紹介します。




デジタル機器による診査、診断(例えば歯科用顕微鏡 dental microscopeや光学印象 Intra Oral Scaneer、コンビームCT cone-beam CT) これらのデータを融合し、治療計画を立て、画像で治療後のプレゼンテーションができますし、硬組織(歯や顔面の骨など)や軟組織(歯肉や唇、顔の皮膚など)すべてを立体画像として画面の中に再現できます。

見えない骨の中まで見る事ができ、例えばインプラントの時には内部の血管や骨の欠損状態などが事前にわかり、インプラントの埋入方向、深さ、角度などを事前に確認する事ができます。

事前にガイドを作成する事でインプラント手術の際にも予知性の高い手術ができます。

また3Dプリンタ0ーやCAD/CAMによる削り出しの技術により、インプラントのサージカルガイドやテンポラリーの歯や義歯などの補綴物を数時間で作成する事ができます。 

画像を見ると近未来的で素晴らしい世界のような気がしますが、学界でも佐藤逐次先生がおっしゃるように、手術は極めてアナログなものなのです 。

まだまだデジタル機器はその進化の途中です。人間の手に叶わないものだってたくさんある。

人間が手を抜くための機器の進化ではなく、その優れた優位性を利用し、人間の役に立つ方向にデジタル機器が進化すればなと思いました

にしてもボストン大学の動画を見ても思いますし、最近肌身に感じるのですが、世界における日本のポジンションが低下しているのをとても感じますし、この国の未来に不安を感じます。

日本が輝いていた時は夢か幻か...

若い頃にアメリカやヨーロッパに憧れて、夢に向かった若い日。そういう若いエネルギーが今の日本からは感じられない。

それは欧米に追いついたからと思っていたけれど実はそうではなかった。

追いつこうとしていた人は極わずかで、日本人は欧米で見聞ききした事を自慢するにとどまり、自慢した人が偉いと評価され、その見聞きした事は実践されていかなった事の結果今にいたるのだと思う。

欧米に行ってきた、見てきた、そんな自慢はどうでもよくて、それを日本人として消化して新しい日本の文化を生み出してこそ先進国の仲間入りができたはずなのである。

失った20年は大きい。

私が今感じるのは、これからまた日本が世界に追いつけ、追い越せと思っていたあの当時のように、心を更にして世界にどう食い込むかと努力する時代がこれから始まるのだと思う。

つまり、振り出しに戻っただけの話 

本当に日本は息苦しい。個性もないし、新しい発想もない。発想もないというより発想する教育をしていない。新しい発送は古い人間を脅かす。若い才能を育てる事なく、管理しやすい人間を育てる国には新しい未来は来ない。

大人の発想が変わらなければ世界ではずっと通用しないでしょうね 
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

3日間、第10回 日本デジタル歯科学会 第5回国際デジタル歯科学会に参してます(^^)

IMG_4208

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

☆☆☆オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証☆☆☆

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは micro scalingR歯科衛生士naomiです 

***********************************

昨日、私が専攻科でお世話になりました、日本歯科大学多摩クリニック主催の第3回食べるを支える研修会に参加してきました

1部
食形態の調性〜嚥下調整分類2013、発達期摂食嚥下障害(者)のための嚥下調整食分類2018〜
管理栄養士 尾関 麻衣子 先生

2部
さまざまな代償法
摂食嚥下専門クリニックにおけるICT(MCS:Medial Care Station)を用いた多職種連携
戸原 雄 先生

そして最後に教授である菊谷 武 先生 から締めのお言葉がありました。 

第3回 食べるを支えるセミナー

尾関先生...学生の時には在宅に一緒に訪問させて頂いて食事指導を見学させて頂きました。
いつもメジャーを持ち歩いていらして、上腕周囲長を測定したりして在宅では難しい筋肉量の把握をしていらっしゃいました

今回は日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食学会分類2013を解説して下さいました。 

学会分類2013

は日本歯科大学多摩クリニックが協力している一般社団法人 食べるを支える会食分類から引用しました。 

健康長寿ネットによると嚥下食とは、飲み込みや咀嚼といった嚥下機能の低下がみられる場合に、嚥下機能のレベルに合わせて、飲み込みやすいように形態やとろみ、食塊のまとまりやすさなどを調整した食事のことを言います。嚥下訓練に使用される嚥下訓練食品も含まれます。

この食べる機能と食形態をわかりやすくしたものがこの表です。

この嚥下調整食の分類が理解できていると、例えば、病院で退院する時に病院では嚥下調整食2-2だったと言えばその機能と照らし合わせて食形態を調整できます。また病院と病院や介護施設全ての共通言語となり、美味しく安全に食べる事が継続して支援できます。

切れ目のない支援
こちらも日本歯科大学多摩クリニックが協力している一般社団法人 食べるを支える会からの引用。

ブログを書いていて思いますが、摂食嚥下の事を説明するのって結構難しいですねつまりは自分の中で整理できていないという事ですね

健康な皆さんにとっては毎日美味しく口から食事をする事は当たり前かもしれません。しかし病気や加齢が原因で噛んだり飲み込んだりする食べる機能が低下することによって、美味しい食事が口からとれなくなる事があります。
食べ物が認知できない、食べ物が上手く口に取り込めない、噛み砕けない、唾液と混ぜる事ができない、食べ物をひと塊りにできない、飲み込めない、誤嚥するなどが摂食嚥下障害です。

これは認知機能に問題がある事もありますし、唇や舌などの口腔機能に問題がある場合もあります。

そんな時、どう食事をとるか。食事とは楽しみでもありますが、栄養を摂るという生命維持に不可欠な要素でもあります。食事ができないという事は生命維持に関わる大事件です

だからどうやって栄養を摂るかどうやって食べるかというのはとても重要になります。

ざっくり言えば、その使えない口腔機能の部分を調理で補っている食事が嚥下調整食です。

次に飲み込みが上手く行かない場合の代償法、顔を傾けて飲み込む、主食と飲み物を交互に嚥下する、顎を引く、一口量を調整するなど。
戸原先生が具体的に紹介して下さいました。

最後に菊谷教授が生活の場における支援の難しさについてお話しされました

生活のための食を支えるために、本人の意思を尊重しなければならない自立尊重原則と医療者として誤嚥や窒息のリスクを減らすことに努めなければならない善行原則このはざまで私たちは悩む
先日ご紹介した小山珠美先生は病院の看護師さんなので、どちらかといえば急性期を担当し後者の善行原則が優先されます。

しかし、病院を退院し在宅医療になり、余命が限られた人であればリスクはあっても自立尊厳の原則を尊重するべきかもしれない。
その時々、また個人によって選択する道は違う...

菊谷先生曰く
万策尽きたのか。最後まで食べたという記憶は残された家族の記憶の中にもとどまり続ける。一方、なぜ食べてはいけなかったのか、他に方法はなかったのかと思い悩みながら送ってしまった家族にとって、この思いは悲嘆からの回復の妨げになる

人生の最終段階における摂食嚥下リハビリテーションは、「長寿を享受した人の人生の総仕上げに立ち会う」という意味を持つ。人生の大先輩に対してわたしたちは何ができるだろうか...

人生の最期を支える医療職として考えさせられますね 
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

今日は日本歯科大学多摩クリニックの食べるを支える研修会に参加します。

IMG_4063
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは micro scalingR歯科衛生士naomiです 

****************************************

先日、お江戸日本橋歯科医師会が主催する、要介護者歯科保健講演会に参加して来ました

すっごく楽しみにしていた講演会

それは、小山珠美先生がご登壇されたからです。
小山珠美先生はNPO法人口から食べる幸せを守る会の理事長でいらっしゃいます。

私はNHKのプロフェッショナル仕事の流儀という番組が大好きなのですが、その2016年5月16日の放送で小山珠美先生が紹介されました。珠美先生のスプーン1本で口から食べる事を取り戻していく患者さんの姿にとても感激しました。

時を同じくして、私は2016年に日本歯科大学付属病院 口腔リハビリテーション多摩クリニックで、日本歯科大学東京短期大学口腔リハビリテーション専攻科生として1年間摂食嚥下を学ばせて頂いておりましたのでその感激はひとしおでした。

そして珠美先生は看護師さんですが、人生の最後まで口を使って食べる事をサポートする事は私たち歯科職がやるべき事でもあるという気持ちがフツフツと湧きました。

ただし私は開業医勤務です。専攻科では毎日摂食嚥下障害の患者様を拝見していましたが、現在は元の診療所に戻りましたので、ほとんどが健康な患者様です。そこで私が得た知識と毎日の業務にギャップを感じますが、しかしながら私、歯科衛生士の本当の仕事は「予防」です。
ですから、患者様が最後まで口を使って食べ続けられるように、若い時からの予防を担うのが本来の重要な役目。当然最後まで食べ続けるには、噛む(咀嚼)事が大切ですし、粉砕した食物を唾液と混ぜてひと塊りにする(食塊形成)ためには、舌や頬の機能が大切ですし、もちろん飲み込む機能の維持(嚥下)も大切です。
これらの口腔機能の低下を早期に発見して元の状態に戻す事は非常に重要な役割です。

そして、それは健康な時より歯科医院に定期的に来院して頂き、接する機会が日常の一部となっているからこそ気が付ける事であり、一生関われる場でもあります。つまり定期的な健康予防教育の場が確実にあるという事です。
これは歯科のメインテナンスシステムでしかなし得ない事です。

先日私のもう10数年のお付き合いのある患者様が3ヶ月に一度のメインテナンスで来院されました。何度かブログに登場していますが、元々はその患者様のお母様の往診に行ったのがきっかけでのご縁です。お母様が亡くなり、そして娘さんである患者様も高齢者になりました。
そんな患者様に、ふと、ほっぺたに空気を入れられますか?冗談のような話ですが、できないのです何度かやって頂くと感が戻って来たようで頬を膨らます事ができました。ほっぺたに空気を入れてご自分でも家で動かして下さいねと伝えました。

何気ない一言。これが歯科衛生士にしかできない関わりです。

そして私の役目は歯を守る事ですが、この歯を守るためには、今となっては歯科用顕微鏡が手放せません。病院に勤務して摂食嚥下に関わる事はとても興味があるし楽しいと思うけど、でも歯科用顕微鏡を使用した世界にも例がないメインテナンスを手放すのは私には無理楽しくて仕方ないですもの。誰も取れない歯石を除去するの

だから私は開業医でしかできない歯科衛生士の役割をこなしたいと思います。

一生口から食べる続けるためには、かかりつけの信頼できる歯科衛生士を持つ事です。若い時には歯を守りながら将来の事を教えてくれて、人生の最後にお口の事での困りごとがないようにきっと導いてくれると思います。

私もそんな歯科衛生士でありたいと思っています

ちなみにお口から食べる事(経口摂取)の重要性は、私が首都圏滅菌管理研究会でお世話になっている深柄和彦先生が論文を出されています。簡単に私が皆さんに知って欲しい論文の内容を説明しますと手術後の回復には免疫力が大切ですが、静脈点滴など腸を使わない栄養療法を行なっていると栄養は補填できても腸管免疫が低下して感染防御機能が低下するというものです。

つまり腸管免疫を低下させないためにも(感染防御機能を低下させないためにも)口から食べ物を入れる事が大切だという事です。
栄養摂取の術後早期自立 外科と代謝・栄養47巻6号 2013年12月 

腸の飢餓「Gut starvation」用語についての説明は
Gut starvation 外科と代謝・栄養48巻5号 2014年10月

余談ですがGut starvationという用語があるのなら、ぜひOral starvationという用語が広まらないかなぁーと個人的意見です。   

この論文では最後に、長期間,食事摂取量回復が見込めない場合は,在宅経腸・静脈栄養も考 慮しなければならないケースもある...とあります。

この経腸栄養には違った問題があり、在宅でいかに家族やチームで食べる事を支えるか...そういう事も大きな課題ではありますが、その事についてはまた別の機会に考えたいと思います。

最後まで口から食べ続ける事は人間が生きる尊厳。
さて今週もまた患者さんのお口のサポート頑張ります
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

口から食べる幸せを守る

食べることが困難になったらどうしてほしい?


今日はNPO法人 口から食べる幸せを守る会 理事長 小山珠美先生のお話を拝聴させて頂きました(^^)


IMG_4040

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは micro scalingR歯科衛生士naomiです 

****************************************


今日は診療の後に健康情報について学んできましたのでそのご報告です

内容
1. ヘルスリテラシーとは
2. 情報源の特徴を知ろう
3. 健康情報を入手する際のポイント
4. 本とインターネットの「いなかもち」


PCC People Centerd Care
市民が主体となり、個人や地域社会の健康課題の改善に向け保健医療従事者とパートナーシップを組んで行う取り組み。

1. ヘルスリテラシーとは(以下の4つの力をいう)
   a. 健康情報を入手する力
   b. 理解する力
   c. 評価する力
   d. 利用する力 

 *健康情報を鵜呑みにせず、自分自身が納得して利用する事が大切。

2. 健康情報の特徴を知ろう

本:長所:整理されまとまった情報を得る事ができる。情報の出典が明確。
  短所:情報が古くなる。

インターネット:長所:新しい古い情報も多く得る事ができる。検索のやり方で効率が良くなる。
         短所:情報が無くなる。信頼性。妥当性。

3. 健康情報の入手する際のポイント

い:いつの情報か
な:何のために
か:書いた人は誰か
も:もとネタは何なのか
ち:違う情報と比べたか 

4. 本とインターネットの「いなかもち」を確認 (実習)

更に詳しくヘルスリテラシーについてお知りになりたい方は
ヘルスリテラシーのサイトをご覧下さい。中山和弘先生のページです。(聖路加国際大学 看護情報学)

情報が溢れている現代において、情報を収集し、理解し、それが自分に合った情報であるか評価し利用する事はとても大切な事です。

...とは思うのですが、私は一般の方が医療について全てたを正しく理解するのは非常に難しい事だと思いました。

一般の患者さんが情報を求めるのは、その根底に「不安」があり、その不安を打ち消したいがための情報収集なのではないかと思いました。この不安が解決さえすれば情報を集めなくなるというのが現実じゃぁないかぁなー

つまり患者さんが前向きに健康作りや治療に取り組むためには、安心感が重要であり、医療従事者として安心感を与える事が非常に重要であり、信頼できる人物であるという事がとても大切なのだと思いました。

ちゃんちゃん

おしまい 
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

今日はドライマウスでご高名な斎藤一郎先生のお話を拝聴します。
FullSizeRender



    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

今日は診療後に栄養のセミナーに参加します(^^)

いつも首都圏滅菌管理研究会でお世話になっている深柄和彦先生もご登壇されます♡

FullSizeRender


    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは micro scalingR歯科衛生士naomiです 

****************************************

昨日、久しぶりに歯周外科のセミナーに参加しまして、先週、院内研修会のペリオ担当になりました

そこで、久しぶりに1から歯周病を復習しています。今更って感じですが

1から文献も探して...

時間がかかって仕方がありません。何でもそうですが物を作る、スライド作るとか、発表するとか...それは一瞬の出来事で、それまでの準備には膨大な時間がかかります。でも、それが勉強という事なのでしょうね。

口腔衛生指導の重要性

で、ついでなので、スライドに加えながら資料を整理しています。

私たち歯科衛生士は、学校で習ったから、当たり前のように歯磨きの指導をしたり、歯石の除去(スケーリング)をしたりしますが、たかが歯磨き指導、たかが歯石の除去と言っても、きちんとした根拠があって確立した処置である事を忘れてはいけません。

もし、歯科衛生士が、口腔衛生指導や歯石の除去以外に処置を行うとするならば、きちんとした根拠を示すべきです。
口腔機能への対応だってそうです。闇雲なマッサージとか、体操とか、根拠のない指導は医療とは言えません。そして根拠のない指導は歯科衛生士じゃなくたってできます。

そういう自覚が歯科衛生士には大切。

私たちが、歯肉炎の患者さんに日常的にしている口腔衛生指導(歯磨き指導)。きちんとした根拠があるのをご存知でしょうか?

きちんと研究した先生がいらっしゃるのです
Harald Loe, Else Theilade and S. Borglum Jensen.  Experimental Gingivitis in Man. Journal of Periodontology May-June 1965, Vol. 36, No. 3: 177-187

私が臨床に出たのが1993年。プラークコントロール絶盛期
当時はTBIのセミナーがたくさんありました。

そして予防のセミナーにもたくさん参加しました。あの頃、北欧の予防の大家アクセルソン先生とかブラッタール先生(故人)、マキネン先生、ブリギッタ・ニーストレン先生など北欧の予防の情報を求めて彷徨いましたからね

そして日本で予防をいち早く実践していらっしゃった熊谷祟先生。
当時はお金がなかったから、休みの日に院長先生の本を近くのコンビニで全部コピーして読んでました。

今の若い衛生士さんは、研修会の費用も病院負担で、有給で研修会に参加して...すごく恵まれていると思います。
まあ私はこの時の苦労があったからこそ今があると思っていますけどねハングリー精神旺盛♡

さて、今週も患者さんをスイッチ歯磨きが自分からやりたくなるように、患者さんのスイッチONいたしましょう♡

今週も暑い日が続きそうですがボチボチ行きましょう〜


    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは micro sailingR歯科衛生士naomiです 

****************************************

昨日は久しぶりに歯周病のセミナーに参加してきました。

といっても、歯周再生療法の話でしたので、歯石の除去やルートプレーニングの話ではありません。
歯周組織再生誘導材料や骨補填材を用いた再生療法の今です

歯科医師とともに目指す歯周病のゴールは歯周病で喪失してしまった骨の再生です。 

歯肉模型


↑こんな感じで歯科医師は模型実習もありました。

さて、実際には私たち歯科衛生士は歯周再生療法はできないので、その前の初期治療でどのような歯肉を作り上げて行くかが重要です。

講師の先生の医院では、最初の診断で再生療法をすると決まれば、ポケット底部までの歯石は完全に取らず、 歯周組織再生誘導材料を入れるスペースを残すそうです。

初期治療=何がなんでも歯石を除去する では無いわけです。
先日、 歯科衛生プランのセミナーにも参加しましたが、やはり最初に歯科医師の治療方針を良く理解しておく事が前提として大切です。
歯科医師の治療方針に沿って、歯科衛生士としての役割をこなす事、それがとても大切な事です。

当医院では歯周再生療法のケースは少ないので、私がガッツリ歯石を除去してます

それはそれで、私は責任重大ですよね〜 私の後に歯科医師が歯周再生療法のために歯肉を開いてくれるのならば、歯石を除去するのは適当で良いんですもの。

確かに再生療法のメカニズムも大切なんですけど、私、歯科衛生士の役割で最も需要なのが、炎症のコントロール。

なので最近は再度、炎症について復習しています。

復習になりますが、

炎症や免疫反応はストレスから体を守るための重要な生体防御反応です。

そして炎症の経過は5徴候というのがあり

発赤腫脹(局所)発熱疼痛機能障害 と経過します。

歯周病の時に私たちが一番遭遇するのが、発赤と腫脹です。

良く、患者さんに

歯肉を見てもらってここ歯茎が赤く腫れてますね。ここが歯肉炎です。なんて説明したりします。

これ歯科衛生士さんに質問すると面白いんですよ。歯科衛生士、良く勉強してますからね

歯周病になるとなんで歯肉が赤いの?って質問すると
炎症が起きているからです。

炎症があるとなんで赤いの?
炎症の5徴候に、発赤...があるからです。

炎症って何?
発赤、腫脹、疼痛、発熱、機能障害です

堂々巡りなんです

炎症について復習して見ましょう

炎症は原則的に
後毛細管細静脈(静脈性毛細血管が集合した後)で起こります。
秒単位の反応:感染や外傷が起きた組織では、血管から漏出した血漿成分(凝固因子、キニノーゲン、補体など)が発赤・腫脹、発熱、疼痛などの即時反応を引き起こします。
ブラジキニン(キニノーゲンの分解により生成される)は発赤や腫脹の原因となる血管拡張血管透過性を亢進する主要な因子。強力な疼痛因子。

分単位の反応:
血小板活性化因子、ロイコトリエンなどの脂質因子ヒスタミンセロトニンニューロペプチドなどが関与更に血管拡張血管透過性を亢進

時間単位の反応:
サイトカインケモカインなどタンパク質性生理活性物質など。
好中球の組織浸潤が起こった後、数日単位の慢性反応期に移行するとともにマクロファージリンパ球浸潤が主。


今日は図左の血管図だけを見て下さい。

好中球の働き:
炎症が起きるといつもは血管内を泳いでいる好中球のL-セレクチンが血管内皮細胞のシアロムチンと弱く結合して内皮細胞を転がるようなローリングと呼ばれる現象が起きます。→リンパ球の流速減速

内皮細胞に提示されたケモカインとローリング細胞上に発現したケモカイン受容体が結合するとローリング細胞上のインテグリンが活性化されて内皮細胞上と強固な接着を引き起こし、最終的に血管外へ遊走し組織内へ移入する。

好中球ローリング
参考文献:
“ホーミングレセプター”L-セレクチンが認識する細胞表面硫酸化糖鎖 内村健治
〔生化学 第85巻 第4号,pp. 244-252,2013〕



血流が増加→血漿成分の滲出と組織内物質の除去が活性化する。

血流速度低下→血管内をパトロールしている白血球の組織浸潤が促進される

つまり簡単にまとめますと。
血管は心臓からの血液を体全体に行き渡らせるためのバイパス。
水や栄養など様々な物を運ぶ道路です。

歯周病(炎症)では細菌の駆除や組織の損傷部位の修復をしなければなりません。炎症を早く抑えるために血管を膨らませて(血管拡張・腫脹)血液の量を増やします。
血液量が増えるため赤く見えます(発赤)。
またブラジキニンなどの産生によって痛みを伴う(疼痛)場合もあります。

細胞と細胞の間に隙間を作り(血管透過性の亢進)炎症を抑えるための血液成分(血漿成分)を漏れ出させます。

血管が膨らむことにより、血液の流れの速度が遅くなり、炎症を抑えるための物質(好中球他)が留まりやすくなり組織の中に入りやすくなる。

と言ったところでしょうかご理解いただけましたか?簡単に伝えるのって難しいー

私たち歯科衛生士にとってはこの炎症のコントロールが非常に重要になってきます。

そしてこの免疫反応というのは体の中で起こる事ですから炎症は局所でも炎症に対する免疫反応は全身的という事です。
続いて、創傷治癒の理解も大切なのですが...

少しづつまとめて行きたいと思います
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2日間、院長と歯科衛生士のYUさんと歯周病のセミナーに参加しています(^^)

IMG_3796
IMG_3814
IMG_3809

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

このページのトップヘ